KOICHI DOMOTO  CONCERT TOUR 2006

mirror

~The Music Mirrors My Feeling~

グランディ21 宮城県総合体育館 2006.10.21・22



グランディ21にはいくつかの行き方があります。1.仙台駅からのシャトルバス、2.JR東北本線で利府駅まで行き、そこからシャトルバス。ちなみに利府駅からは徒歩50分。3.マイカー。マイカーだと駐車場から出るのに1時間半かかるとか聞いたので、仙台駅からのシャトルバスにしてみたんですけど(仙台〜利府間のJRの本数が少なすぎるし、あんな短いのに乗り換えだし)、会場着いてみたら、駐車場に停まってる車の台数はすんげー少なかったですね。極端に女子(が多いからこうなるんだなあ。次があれば車で来ようと思いました。
会場に入ると、蜂の巣のような六角形のフチのビジョンが真ん中(背後からのプロジェクションスクリーン…なんですよね。PIGIでは動画は写せないハズなので)、両脇はLEDのビジョンかな。ドットが非常に粗かったので。さらにその左右にもプロジェクションスクリーン。この2つはライブカメラの映像専用。真ん中の3つは演出によって、ライブカメラの映像がうつったり、CG映像が映ったり、はたまたなにも映らなかったりと様々な使われ方をしてました。
客入れの音楽は太鼓のリズム…和太鼓かと思ったけど違いますね。掛け声が日本語ではなかった。ジャングルの原住民の音楽、みたいなイメージなんでしょうか。「Deep in Your Heart」からのインスパイヤか。通常だと出演者の好きなアーティストの曲とかが流れてることが多いわけですが、もうこの時点からステージが始まっているという感じ。会場の照明もすでに落とされて暗かったりして。しばらくするとステージ上に本物の火がちらほらと点き始めます。開演が迫るに従って数が増えていきました。剛さんの最初のソロコンの時もこういう炎の演出があったな。開演時間ちょい前から会場から手拍子が起こり、光一さんの登場を促します。これも恒例になったなー。


M00 オープニング

「ドーン」という轟音とともにショーの開始。まだステージ上は暗いですが、松明を持ったMAが登場。ジャングルの奥深くに分け入るような動きで、ダンサーさんとともにステージ上を蠢きます。スケールの大きなインストが印象的。


M01 Deep in your heart

ダンサーの密集隊形の真ん中から光一さん登場。あーっ、いきなりの薄着です!姉さん薄着です!←誰だ姉さんって。大体オープニングは厚着覚悟なハズなんですけど、いきなりのノースリーブです。PVのイメージに近いスタイリングなのかな?腰にはチェーン関係ジャラジャラ、アームバンドとか手袋とかディテール凝っててカッコイイー。この曲の振り付けって、身体のラインを見せ付けるような、横からのくねりが多数入ってるんですねー。そういう艶かしさもあいまって、インドの神様みたーい、と一人で思っていました。
ビジョンで顔のアップを見てみると、白くてややコワかったんですが(失礼)、私の双眼鏡の中にいる光一さんはとっても美しい。「ココの中にいる光一さんが美しいですよー!」とか周りの人に言い回りたかったぐらい。←病気。白いのはドーラン塗ってるからなのかな?今回のライブでは光一さんは結構汗をかいていたんですけど(そりゃあれだけ踊ればな)、するとその白―い感じはすぐになくなってさらに素敵でした。
終盤にかけて冬コンの「Arabsuque」のような大きな炎がボォボォ上がる、という演出あり。それから、ステージは奥に一段高くなっているところがあって、さらにその奥に一段高くなっているところがあるんですけども。真ん中の段からメインステージにかけては、階段のほかにそのままつるーっと滑って降りられるような坂が2箇所ほどありまして、MAとかダンサーさんが使ってましたね。


M02 UNBREAKABLE

ハードなギターのイントロ。なんだか懐かしいような。ちょっと「Rocks」みたい。何だっけこの曲…と思ってたら、「Private Hearts」でしたかー。J-Supportかー。←いやNEWSなんだが。実は「Deep in …」の通常盤を聴いていませんで、コンサートの時は知らない曲として聴いてた。わはは。いや、シングルは持ってはいるんですよ3バージョンとも。
この曲はサビの副旋律みたいなコーラスがカッコイイですよね。グループならではのコーラスアレンジ。今回はMAが張り切って歌ってました。ちゃんとしたMA単独の歌コーナーはなかったので、そのかわりという感じなのかな。「Why don't you dance with me?」でも歌ってたけどさ。ダンスもMA寄りというか、ハウスっぽい感じだったんじゃないでしょうか。屋良くんが振り付けしたのかしら、と思ったぐらい。この曲の終わりとともにバーンと爆発がありました。ここは予想できたのでそんな驚かなかったッス。


M03 愛の十字架〜Promise 2U〜

この曲は何度聞いても名イントロだなー。そのイントロに合わせて印象的な腕の振りがありましたね。腕を交互にゆっくり上げるんだったかなあ。イントロも途中でギターが入ってくると結構アップテンポになるので、激しい振りもできるところだと思うんですけど、あえて4カウントでゆっくりなところが「おっ」と思いました。まあ、そんなに激しい振り付けばかりでは光一さんがバテちゃう、ってのもあるのかもしれません。もうこの時点で結構汗をかいていたと思います。会場は山の上だし(オイ)、結構寒かったんですが。間奏部分で「みんなこんばんは!今日は最高の思い出作ろうぜ!」といったようなご挨拶が入りました。
正面引きからのカメラ映像が真ん中のビジョンにうつると、その中のビジョンにまたビジョンが映って…って合わせ鏡みたいになるんですよね。この曲のとき、明るい照明のなか、ダンサーさんがシンメ隊形に並んで、真ん中に光一さんがいてゆっくり動いてるってさまが、無限にビジョンの奥に映りこんでいて、まるで祭壇のような美しさというかスケール感でした。こんな教祖いたらヤバイ。入信する。あとこの曲のとき、下手の花道を移動したんじゃなかったかな。スタンド最前で見ましたよう。いつもながら髪がサラサラ。ハンドマイクはいつもの赤のやつだー。なんか嬉しい。


ここで光一さん一人っきりになりまして、MC(以下、土日公演ごちゃまぜ)。1人っきりでステージを上手下手を周期的に移動しながら、長い間喋ってました。全公演左右のスタンド席でみたもので、光一さんがこっち側に定期的に歩いてくるたび双眼鏡をかざす…という動作を続けた。何の動物観察だ(笑)。話の内容としては、2年前はもっと照れくさそうにしてた印象がありますが。今回は(笑)。

・ みなさんこんばんは!堂本光一です。どうぞお見知りおきを!
    グーグーガンモみたいな声で、「堂本光ちゃんです!…ちょっとかわいくしてみました」ってのもあった。
・ 初めて生で堂本光一を見る、って人はいますか?ああ、いますね。ありがとうございます。…なんで来たんですか?
    この辺が光一さんだなあ。
・ 初めての人も、僕らが16歳ぐらいの時から…4年前になりますけれども(ブーイング)、ずっと応援してくれている人もね。客席を見渡してみると、若い人からそうじゃない人まで(ブーイング)、いろいろといらっしゃって。男性も随分来て下さるようになりましたね。
    ブーイングを全く意に介さない。大変男らしい。つーかおもしろい。

・ 2年前のソロライブは、それまでやってきたことの集大成的なステージだったんでいろいろやりましたけど、今回はアルバムの音楽の世界をどのようにみせるかっていうところから出発しているので、シンプルに感じるかもしれません。
・ 今回のアルバムの曲は、比較的ゆったりしたスケジュールの中で自由に作ったので、皆さんにこれがどのように映るのかなと。そういう意味もこめて「mirror」というタイトルにしました。今回のライブのタイトルも「mirror」ですけど、皆さんに僕はどのように映っているのかなと。
    「どう見えるのか」ってことで、お客さんから「カワイイ!」と言われて。
・ そう、カワイイんだオレは。カワイイのは言われなくてもわかってんだ。
    次に「おじいちゃん!」とか言われて。
・ おじいちゃん!?
    さらに「ハゲ!」とかっても言われたんだ。
・ ハゲ!?…そういうキミはかなりデブだね!
    ざわめきから大ブーイングへ(笑)。当然だ。しかし光一さんはなにかが吹っ切れたようで。
・ まけねーもん!オレ何言われても負けねーもん!だって最初に「ハゲ!」って言われてんで?!女は勝手ですよ。剛君とも話すんですけど、女は勝手。なにかっつーと「男尊女卑―!」とか言うくせに、重い荷物持ってくれない男には「ヒドイー!」とか言うやんか。女は絶対自分が一番カワイイと思ってるし。でも、そこがいいんですよね。
    全然フォローになってませんが(笑)。「オレ負けねー!」って言ってる光一さん…ほんとカワイイ奴。
・ 今日はオープニングから全員を敵に回してしまったな…。でも、それだけ心を許してるってことです。皆とボクは対等なんです。…何言ってんだオレ。今日はちょっと変なテンションですね。
    ハイ、ここで完全に我に返ったようです。いやー、このやり取りが今回のMCで最もオモロかった。

・ 皆さんと一体となって盛り上がって、熱くなったら、ボクもね、脱ぐかもしれません。
    とヅラを取る仕草を。会場からは「キャー!!」という嬌声が。
・ そこ「キャー」言うトコじゃないでしょ(笑)。そんなこと言っててもね、本当にそんなことになったら絶対「ウワアアアァッ!(引)」ってなりますよ。
・ 「光ちゃん脱いでー!」ってボクが話をしている時に。じゃあオマエが脱げ!…えっ、もう脱いでるの?(確か上ビキニの2人組だった)…グッドです!
・ でも寒くない?ここ楽屋が寒くてね、石油ストーブ入れてますもん。
    「あっためてあげるー!」と言った客席の方を見て。
・ ああ、キミは確かにあったかそうだねー(テンション低)。


M04 + MILLION but - LOVE

ハーロック的なエリの立った黒いロングジャケットを上に羽織って。よく見ると金糸で小さい亀甲柄みたいなんがある、和風の渋い柄布がところどころに使われてたようです。今回の衣装テーマは「そこはかとなく、和」ではないだろうか(違うだろうか)。光一さんは首周りが特に華奢なので、こういう襟の立ってる衣装を着ると一見ガタイ良く見えますね。ワタシ的にはツボ。イスを使ったダンスのほか、テレビでもちょっと披露したダンサーのお姉ちゃんに紐でからまれるダンスもやってました。


M05 Take me to...

そうそう、今回はバンドさんがいるんですよねー。バンドさんの名前は「マッキー」って言うんだったか。FIVEでないことはわかってたけど、最初他のジュニアくんかと思ったぐらい結構皆さん若い感じ。キーボードの担当の方のアコーディオンソロからこの曲に入りました。
登場するなり「イヤーン!」と叫びましたよ。黒いシンプルなジャケット(勿論背中にはキラキラした縫い取りがありますが)に、インナーもシンプルな白のノースリーブかな。下はデニム。光一さんにしてはカジュアルな感じ。そしてダンスもすっごいラフな感じで、力の抜け加減がセクシーでした。何度も言うけどステージ奥の雛壇上に登場した時のダンスが特にツボ
しかし階段を降りてくると、歌いながらも男子が女子をナンパするというミュージカルチックな展開になります。ペアで組んでダンスをしたり。しかし光一さんはことごとくMAに女の子を連れて行かれてしまい、最後には一人取り残される…と思ったらアッキーが満面の笑顔で手を取る、というオチでした。光一さんも困惑顔(笑)。この曲でこんなコミカルな芝居が展開されるとは思ってなかったよ。最終日には光一さんからコアラだっこをしていたような記憶もアリ。


M06 Love Me More

これは大体冬コンと一緒かな。しかしこの曲が唯一の未作曲だとは。いまさらながらなんてアイドルだ。仙台ラストの時は、既にこの曲のあたりの時に、光一さんはもうスイッチが入りきってる感じがしましたね。ライブの進行に従って段々演者のテンションってのは上がっていくものだと思うんですけど、光一さんの場合、なんだろう、それが自意識というか客観性が消えるように働いてるのがよくわかる。自分でも「よく覚えていない時がある」とか言ってたことがありますが。とにかくいろんなことが気にならなくなって集中してる感じ。人というのはおおむね客観性がなくなると見苦しいものですが、光一さんは逆だと思う。こういう状態になってる光一さんがすごいツボですね。最後の「愛の十字架」とかは毎回そんな感じでした。


M07 Addicted

さー、このとんでもない曲をどう見せるのか。それが目的で利府くんだりまで足を運んだと言っても過言ではない。「Addicted」のバックトラックをアレンジした音楽が流れるなか、正面のスクリーンに光一さんの目の部分だけがモノクロで大きく映し出されます。「-ISM」のジャケットみたいな感じ?もっとアップですが。その目がギロリと上手下手に動くと、人一人がすっぽり隠れるぐらいの高画質ビジョンがステージに等間隔に4つ並べられておりまして、そこに赤い服を着た光一さんが順に映っていくという演出。このビジョンは前回のソロコンでも大変印象的に使われてました。その後、MA、ダンサーさんの姿なんかもビジョンに映ってましたね。このビジョンは今回独立して動くことはなくて、正面ステージと奥の一段高いところをつなぐ滑り台と同じように、斜めに立てかけられた状態で据え付けられていて、この曲のときは真っ直ぐ前に立ち上がってきたんじゃなかったかな。
これも記憶が非常に曖昧なんですが、その後光一さんの登場とともにさっきのビジョンと同じような大きさの鏡がシャーッと出てきます。何枚だろう。6枚はあった気がします。これは人力なんだよね。一つ一つ後ろで人が動かしてました。
さて光一さんですが、さっきビジョンに映ったのと同じ衣装。真紅のロングジャケットに赤い革パンに赤いハット。インナーは黒に縦の銀のラインストーンが真ん中に太めに入ったノースリーブ。このロングジャケットがねえ、細い糸で編んだレース編みみたいな感じなんですよねえ。赤に金が混じった色の。スタイリング自体はマイケル・ジャクソンなんかを意識した感じのなのは理解できるんだが、このジャケットはちょっとどーなの。レザーとかエナメルとか、光を反射するような滑らかな素材の方が良いのではなかったかしらん。
ステージ上には一人きり。ハットを目深に被ったまま、目を見せないで鏡の壁を背にして踊り続けます。勿論鏡に向かって、ではないんですけど、これだけでもとってもナルシスティック!いいのかこんなナル全開で!とちょっと焦ってしまいました。周囲の自分に対するイメージを増幅させる、みたいな意図があるんだろうなあ。いろんな意味でなかなかスリリング。シャーッと動く鏡の中をすり抜けていくところがあったんですが、こっちの鏡の裏に入ったはずなのに、違う鏡から出てきたりしてました。影武者がいたんですね。だから帽子を目深に被っていたのか。
間奏に入り一転してエジプティシャンな旋律が流れ始めると、ステージ奥の扉が開いてダンサーさんが加わりさらなる盛り上がりへ。このときに光一さんが帽子を奥に投げ捨てるんだけど、その軌道がいつもながらとっても美しかったです。でも最後は再び一人になり、逆Vの字に並んだミラーの前でフィニッシュ。ダンスでは「あまでぃくてっ、あまでぃくてっ」の時の、阿波踊りみたいなアシメトリーな腕の動きが大変ツボでした。未だにたまに家でマネして楽しい気分になります。


M08 追憶の雨

ステージの真上からの映像を映すライブカメラがあって、ちょっとビックリしたんでした。光一さんの足許にあるモニターに歌詞が映っているのがよく見えた。へー、こうなってんだー。ダンサーさんは「Love Me More」からずっと同じ白の衣装だったと思うんですけど、特にこの曲の振り付けがカッコよかったなあ。ジャズでもなくコンテンポラリーな感じで。


ここでちょっくらMC。

・ 今歌った「追憶の雨」という曲は、「Endless SHOCK」の中でBGMとして使われていた曲です。
・ 次に聞いていただく曲も、「Why don't you dance with me?」という曲で、「Endless SHOCK」の中で歌ってる曲なんですけど。秋山がね、「僕このシーン出てないんですよね…」って寂しそうに言うんですよ。だから、「じゃあ別に出なくていいじゃね?」って。
    「かわいそー!」という声が。
・ 良かったな秋山(笑)。じゃあいっそ、ってことで、秋山に向けて歌うことにします。「Why do you dance with me?」って。「なんで踊るの?」って(笑)。今日は初めて「かわいそう」なんて言ってもらえたのでね、きっと「Show me your step!」ってところでは、秋山くんはもう相当張り切って、ものすごいステップを見せてくれると思いますので、期待して見てて下さい。


M09 Why don't you dance with me?

「Endless SHOCK」からの曲を聴けるってことに、すごいテンション上がった。やっぱワタシ、「Endless…」好きなんだなあ。光一さんは、流石に感情入りまくりのミュージカルの時よりはクールな感じで、ダンスもちょっと抑制的にみえましたが、それが逆にたまんなかったりしました。
お約束通り、冒頭のツバサへの挑発のかけあいは「アキヤマ!」「Why do you dance with me?」になってましたね。そして「Show me your step!」のところで秋山さんは、カズダンス風(古っ!)の、なんとも形容しがたいステップを披露。そして2コーラス目のメインボーカルを突然取った時には、光一さん含めMAメンバーみんながドテッとべたに地面にひっくり返ってました。しかし後を引き継いで屋良君、米花君、町田君もボーカルを取っていったんですよねー。町田君の時には光一さんが後ろから抱きしめてあげていましたよ。いや、抱きしめるっていうか後ろから手を伸ばしていろんなところを触っていたというか(笑)。その後の光一さんのボーカルの時は秋山くんがからみまくっていたような。最後の「Just do it!」も秋山くんの絶叫&キメポーズでシメ。


アッキー以外の人も喋ってたんだけど、あまり記憶には残っておらず…ほとんどMA発言は「秋」にしてしまいました。
秋 僕のことを「かわいそう」なんて言ってくださって、ほんとありがとうございました!
光 でもステップは甘かったな。
秋 光一さんが「きっとものすごいステップを見せてくれるでしょう」とかどんどんハードルを上げるから、ドキドキしちゃって。
光 こうみえて意外に小心者なんですよね。ということでMAでーす。今このツアーを回りながら、舞台「FAME」の稽古もやってんだよね。
光 今回は仙台まで新幹線で来たんですけど、結構近いんですね。1時間半くらいかな?着いたら「なんだ!仙台って都会じゃん!」って思って。でもそっから車で40分…どんどんビルがなくなって、緑が多くなってね。「なんだ!やっぱ田舎じゃん!」って思いました。
    以前グランディでキンキコンやったとき、しきりに「仙台は自然がいっぱい」みたいなことを言ってたので、ようやく誤解が解けたようです。
光 会場ここまで皆さん来るの大変だったんでしょう?僕は車に乗ってただけなんですけど。でも、走ればいいんじゃないの?こう見たところでも、あー、走った方がいいなー、って人が多いみたいなので
秋 光一さん失礼ですよ。今日もビックリしましたよ。お客さんにデブとかって。
光 ウチの事務所ってそんなにデカイ人多くないよね。長瀬とか松岡くんぐらいでしょ。でもジュニアはデカイ子いるよね。ちょっと前に番組で藪くんに会ったんだけど、こーんなデカくなっててさ、「もう藪くんじゃない!」って思ったもんね。
秋 僕は舞台で鮎川太陽君と一緒だった時に、衣装合わせで採寸するじゃないですか。僕より背が低いのに股下は長いんですよ。
光 もう昔の人の体型なんだよな。だって、平成生まれの子がもう中学生とかなんでしょ?…高校生!?年取るはずだよねー。こええ。今年のカウントダウンで岡本さんと一緒になったんだけど、「光一何歳になるんだっけ?」って聞かれて、「27です」って言ったら、「オマエそんなにいってたの?!」って驚かれた。
秋 それは見た目若いからじゃないですか。
光 いや、意見が分かれるんだよね。すごい老けてるとも…
    「えーっ!」というお客さんの不賛同の声。確かに生のステージを見る限りオヤジ感はゼロですよ。
光 …みんなヤセててキレイ!
    ほんとカワイイ奴(笑)。
光 今日はなんといってもブラジルGPだからね。ホテルにCS入れてくれたの。どうやらスイートルームにCSついてるってことで。
秋 今日スイートに泊るんですか?スイートで大貧民ですか!?
光 いやわかんないよ。スイートにあるやつを普通の部屋に持ってきてつけてくれるのかもしれへんし。だから今日はCSでF1見ながら、パソコンでデータ見ながら、大貧民やらなきゃなんないから。もう大変。大忙しだよ。あー楽しみ。もう今日のギャラはいらなく…ない(笑)。
光 それではオフショットの写真を撮ってきたので、見てみたいと思います。
    なんか薄汚れているシンクの写真。
光 これはここの楽屋の流し台です。なんかこれ見るとさびしい気持ちになるよね。
    シンクの下の扉を開けて中に収まってしまった屋良君の写真。
光 この中に入っている屋良くん。これがどれくらい狭いかっていうと…
    同じところに入ろうとしている秋山君の写真。
光 秋山だとケツがつかえて入りません。
    ブレててよくわかんないけど、裸の人を上から撮ったとおぼしき写真、2枚。背中のあたりしかよく見えませんが。
光 これなーんだ?これなーんだ?
秋 ?
光 あー、これはヤバイ。
M このパンツ見覚えあるね。
秋 これ僕じゃないですか!いつ撮ったんですか!
光 隣のシャワールームの上から、こう、手を伸ばして。気付かなかった?(満面の笑み
M デジカメって全然音でないですからね。
秋 全然気付かなかったです。…盗撮ですよ!
光 だって隣に秋山いるからさ、「あ、秋山さんじゃない」って声かけたじゃん。思いっきりカメラ見えてるからさ、気付いてるかと思った。全然気付かなかった?(満面の笑み
秋 …犯罪ですよ!
    動揺を隠せない秋山。「喜んでる喜んでる」とでも言いたげに、光一さんは天使のようなドSの笑顔(笑)。なんだこの羞恥プレイは。
光 あともう一つ事件があって…大阪だっけ?名古屋だったかな。楽屋がすごい広かったんだよね。で、シャワールームが皆一緒じゃなくて、楽屋にシャワーがついてたから、全部の楽屋がそうなのかなー、って思って、秋山の楽屋に行ったんだよ。そしたら秋山がすっぱだかで「い"やああああん!」って(笑)。
M 言ったらしいですね。
光 結構うちの事務所の人って、仕事の時さ、周りに人いても構わず着替えちゃうじゃん。
秋 錦戸なんてヒドイですよ。パンツで帝劇うろうろしてたし。
光 だからなんで「い"やあああああん!」なのかなと。
秋 いや、あれはパンツも履いてなかったし、絶対誰もこないだろうと思っていたので…。
    秋山、キミは間違っていない。事務所のスタンダードがおかしいのだ。
光 長瀬なんかさー、家に遊びに行ったとき、ピンポンピンポン鳴らしても全然出てこなくって、しばらくしたら頭にシャンプーの泡つけたまま、すっぱだかで出てきて「今風呂入ってた」って。隠せ隠せ(笑)!家に来た時も、トイレのドア開けっ放しでやるからね。オレを見つめながら。オレも見つめ返した(笑)。
光 それでは昨日の写真を撮ってきたので見てみましょう。(上記のあくる日ですね)
    ホテルの一室。スイートですねこれは。テレビの前のソファーでトランプに興じる光一さんとMAの写真。光一さんはバスローブ。
光 ホテルでブラジルGPをみながら、大貧民をやりました。
M この写真ひでー。光一くん意外誰もF1見てない(笑)。
光 まだ米花とかはね、札配ったりしてるからわかるけど、町田全然見る気なし(笑)。
    テレビに向かって声援を送る屋良君の写真。
光 テスト走行から予選まで、1時間半ぐらいあったんだよね。で、CSの他のチャンネルで時東あみのライブをずっと見てました。
    テレビに向かって声援を送る光一さんの写真。
光 ドルフィンとかしながらね。勉強になったよね。
秋 斬新な振り付けが沢山ありました。
光 普通足と手は逆に動くんだけどね。かえって難しいだろうっていう(笑)。結局最後までこれ見ちゃったなあ。
    秋山君がソファーに座ってる真正面からの写真。ガウンだけなのでパンツが丸見え。それを隠すように秋山君の顔写真が貼り付けてあり。
秋 変なとこに顔を貼らないで下さい!こんなのいつ撮ったんですか。
光 昨日、秋山の正面に米花君が座ってたわけ。で、こんなのずっと見せられてたってのを教えたくて。なあ。
米 ほんと迷惑ですよ。
秋 違います!ちゃんと見えないようにクッションを挟んでたんですよ。で、ちょっとそれを取った隙にこの人たちはわざわざ撮ってるんですからね!
光 あー汚かった。
    ということで、羞恥プレイ第二弾でしたー。
光 オレもう一人で電車とか乗れないよ。なんか電車の音聞くと寂しい気持ちにならない?
米 あー、ちょっとわかりますね。
秋 今もう全部自動改札ですよ。
光 それぐらいは知ってるよ(笑)。前は切符切る人がいたんだよな。
秋 じゃあ切符買わなくても改札が通れるカードの名前は知ってますか?
光 アレだよ…オレンジカード
秋 また懐かしい名前を(笑)。
光 イオカード?
秋 イオカードはなくなったんですよ。スイカです。
そして、今回のツアーで流行りまくりだそうで、仙台では毎回ステージ上で大貧民をやってました。最初は秋山君が遠い楽屋まで全速力でトランプを取りに行ったのですが、結局マネージャーさんがステージ脇まで持ってきてて、無駄足になったそうです。2日目は持ってきてくれてるかと思いきや、「また長くなるんだろう」ってことでステージ裏には誰もいなくなってたそうで、やっぱり楽屋まで取りに行ってきてました。ご苦労様。初日には、光一さんが秋山君に習ったというカードマジックも2つくらい披露してくれましたね。シャッフルしてもカードが必ず一番上にくる、ってやつとか。なかなか上手。
ハンディさんをステージに上げて大貧民開始。手札がビジョンに映される度に様々なリアクションが客席から。何のイベントだコレ(笑)。光一さんは敢えて弱い手札を出さなかったりで、客席からは「えー!」と散々言われていましたが、「ええねんコレで!」と全く自分のやり方は変えません。でも結局最下位とか下から2番目とかばっかりだったような。狙いすぎ。町田君は一番強いみたいでいつも早く上がっていたんですが、その度に光一さんの後ろに移動してきて、座って、手札を覗き込んでふむふむとしてたのがカワイカッタ。そして秋山君はケタ外れに弱かった(笑)。大貧民をしているときは何故か皆カタコトなのが面白かったなあ。そしてジャックのことは「オニサーン」、クイーンのことは「オネサーン」、キングのことは「オジサーン」って呼んでました。「ダブルオニサーン!」とかね。でも2ゲーム立て続けにやった時は流石に呆れた…。ジャニさんいたら絶対怒られたぞ!
最後に、このあとでやる曲の振付を、秋山君がお客さんにレクチャーする、というコーナーがあったのですが。結構その場でテキトーに考えてやっている感じで、おっぱい寄せたりケツ突き出したり。光一さんが「いいよ!いい光景だ!」って言ってたのがオッサンくさくて素敵でした。さらに「思いっきり!」とか言いながら模範演技を光一さんと秋山君でやってたんですけど、秋山君のケツが光一さんの目の前にドーンときて、「みたい!」って言ってた(笑)。
しかし2日目のラストポーズがあまりにベタなウッフンポーズで、流石に客ドン引き。その有様が屋良君のツボに入ったようで、身動きできないくらいに無音で腹を抱えて笑ってました。その様子がまた面白かったらしく、町田君も同様の状態に。…いやー、なんか、秋山君ってやっぱりMAに必要だよね!って思いました(笑)。焦った秋山君は、その代わりのポーズとして、両手でハートを作って「ハイ、こーちゃん!」というポーズを提案。…ひよったな。これは大層客ウケがよろしく、みんな張り切ってやってました。最後通してやった時も、「最後だけ張り切っててあとおざなり!」って怒られたぐらい。


M10 Spica

「今回のアルバムはマイナー系の曲が多くなってしまったので、明るめの、軽く聞ける曲も、ということで作った曲なんですけど。スタッフにね、なんかファンの間でこの曲が評判いいらしいよ、って聞いて『ええっ、そうなん?』ってちょっとビックリしました」。ということで「Spica」。へー、評判いいんだ。それにしても光一さんのスタッフの情報ソースは一体何なんだろう。ネットなんだろうけどネットのどこなんだ。
光一さんだけが残り、イントロとともに客席の天井いっぱいに星空が広がります。これは毎回歓声が起きてましたね。よく見ると網状のケーブルに小さなライトが沢山ついてました。これをアリーナクラスの天井全面に仕込んでしまうなんて…なんて手間のかかることを。しかもこの1曲のためだけに。光一さんは正面ステージのセリ上がりの上で歌ってましたね。セリ上がった時にその真下の空いた空間から光が放たれていたのがとても綺麗だなあと思いました。この時は上手の花道に移動して歌ってたのかな。


M11 メンバー紹介

ここから後半戦ということで、MAのセルフイントロデュース、ダンサーさん、バンドさんの紹介を挟みつつ、衣装換えして出てきた光一さんと共に、さっき振り付けしたダンス大会。客席はあんまりちゃんと踊ってなかったと思うんですけど、確か光一さんは全部「OK!」って言ってたような。2年前は「…ダメ!」とか言ってたのになー。もっと厳しい方が嬉しい。…はっ、ついついM的な発言を(笑)。


M12 Shadows On The Floor

衣装は白と金色の…上はノースリーブなんだけど下はハカマみたいなシルエット。パンツの上にスカートみたいなのを巻いてたのかな。この曲はステッキによるダンスが入っているのですが、冒頭部分の動きは何回見ても殺陣みたいで、刀振り回してるように見えて仕方なかった。「こんなとこまで"和"テイスト?!」とか勘違いしてしまいました。MAによるタップなんかもフィーチャーされてたのかな。


M13 One more XXX...

前曲もそうですけど、割と地味な曲なので見せ方が難しいだろうなー、と思ってたんですが。この曲は完全にスパニッシュな出来上がりになってましたね。次の「Endless SHOCK」でやるのかしらー。確かにアコースティックギターの音色は印象的ですが。それだけっちゃそれだけというか…ムニャムニャ。まあいいや。複数のカルメンとバラと赤。ダンサーのおねーちゃんが花道で踊ると、その方向を向いて光一さんが歌いだす、というところがあるんですけど、毎回花道横のスタンド前列だったもんで、「わ、光一さんがこっち向いて歌った」って妙にドキドキしてしまいました。


M14 SNAKE
M15 ヴェルヴェット・レイン

ちょっとビックリしたんですが、光一さんがギター持ってスタンドマイクで歌ってます。いや「堂本兄弟」で毎週そんなことはしてるんですけどね。「死ぬほど踊る!」と宣言していた前回ソロコンの印象が残っていたもので、ソロコンでこんな姿が見られるとは思いませんでした。今回はバンドさんもいることだしな。この曲の時は照明も暗め、センタービジョンにはあえて何も映されず。ストイックな感じでしたねえ。
「ヴェルヴェット・レイン」のサビの歌詞は全部「〜よ」で終わるんですけど、生歌では急激にフラットするのもあって、「まーつにょ〜」とか「いーるにょ〜」と聞こえてちょっと面白かった。なんかサビだけそうなんだよな。ちゃんとパクでなく歌ってる証拠なんですけども。


M16 -so young blues- 2006

今回バンドさんは招聘されたのは、前2曲というよりも、実はこの曲のためと断言していいでしょう。あのアルバムのテンションを少しでもライブに持ち込むため。普通逆なんですけどね。面白い。その証拠にバンドさんのハジケ具合もかなりなもんでした。
この曲ではステージを飛び出して下手花道から可動ステージに移り、アリーナの真ん中を横断して、上手花道からステージに戻る、という動きを。その間ステージではバンドさんが奮闘してましたねー。光一さんは「ジャンプ!ジャンプ!」と終始客席をアオってました。スタンドの親子席の前を通った時、子供が落ちそうにでもなったか、光一さんがマイクを通して「危ないよ!」って言ってたのが印象に残る。最後は皆でジャンプしてシメでした。


M17 下弦の月

いよいよコンサートもクライマックス!ステージの上手下手から強い黄色の光が斜めに差し込んできて、和服に扇子を持ったダンサー陣がしずしずとステージに登場します。この黄色い照明と中央の真っ白な照明のコントラストが綺麗でした。正面ビジョンにはPVが流れます。
初日、光一さんが登場した時、どよめきが起こったんですよね。何も知らなかったので「?」と思ってたんですけど、どうやらこの曲の衣装が他会場と変わったことにどよめいてたみたいですね。つーかどんだけ他会場回ってきてんだみんな(笑)。ちなみに衣装は紫がかった黒の着物風。ちょっと表面キラキラしてましたけど、割と地味です。どこかで見たことあるようなないような。ゆったりしたこの曲で踊るって大変なことだと思うんですけど、和傘を使ったりして変化を持たせてましたね。帰りのバスで乗り合わせたおねーさまが「和傘の振りすごくよかったー!」と絶賛してました。そ、そんなに良かったスか。
この曲、CDで聞いたときは「ふーん」という感じで。PVで見たときも、殺陣の激しさには瞠目しましたけど、曲の評価としては据え置きだったんですよね。そもそも同様の"和"テイストの曲である「月夜ノ物語」なんかも、「SHOCK」や前回のソロコンで見た時も「へー」という感じだったし。あ、前回の衣装は素晴らしかったが。だから、この曲でこんなに感動するとは思っていなかったのですよ。それは嬉しい誤算でした。知らず知らずのうちに曲の中に引き込まれていって、舞い散る花びらの映像を背景に、光の中で(照明の記憶が曖昧だけど、明るさに感動した覚えがある)最後のフレーズを光一さんが真ん中で歌い、全キャストがステージに横一列に並んで立っているその様がもう。「あれ?オレ劇団☆新感線の芝居見てたんだっけ?」と思うぐらいな、2時間分の感動と充実感がありました。何回見ても鳥肌もの。一人新感線め!


M18 夜の海

イントロを聞いた時点で「ありがとうございました!」と言ってしまいました。それぐらい、この曲を歌い踊る光一さんが見れるってことが、ワタシにとっては大変ありがたいこと。それぐらい好きってことです。でも今回は「下弦の月」で自分的にクライマックスを迎えてしまっていたので、スペシャルなおまけ、という感じで楽しませていただきました。流石に「Endless SHOCK」ほどのテンションはないですが(あっても困るわけで)、やっぱり群舞の整然とした感じ、裏腹に底流にある熱い感じ、それがなんとも感動的だ。ただ月の映像とかがちょっと陳腐だったかなー。最後は一片の桜の花びらが…ではなく、下から沢山の赤い花びらが吹き上げてきて幕引きでした。


M19 愛の十字架〜Promise 2U〜

一旦ひっこんで、白いシャツを羽織って光一さん登場。最後のご挨拶があり、再びこの曲。当初はそうだったというバラードバージョンの「愛の十字架」から入ります。ゆっくりとしたピアノの伴奏に合わせて。Aメロからはアップテンポになりました。
「Love Me More」のとこでも書きましたけど(つーかコンレポの度にワタシは書いてしまうんだが)、ライブ終盤の光一さんのテンションというか表情というか仕草というか、「忘我」な感じがえらくツボなもんで、相乗効果でこの曲がなんか大好きになってしまいました。後奏に合わせて再びメンバー紹介があったんですけど、光一さんの紹介はアッキーから。「こーちゃん!こーちゃん!」とのコール付きでした。


E01 + MILLION but −LOVE

いつからか「こーちゃん!×!×!」(×はクラップ)というアンコールが定着してたようで。「ケリー!×!×!×!」に対抗したのかしら…それにしても何故「こーちゃん!×!×!×!」じゃないんだろう。テンポがノンビリしてるな。とにかく割とすぐアンコールは始まりました。二日間とも上半身裸にタオル…というカッコにはならなかったハズ。雑誌のライブフォトとか見るとなってた会場もあったようですが。微妙にライブの盛り上がり度合いを反映しているのかなあ。やっぱ仙台はちょっと客席が大人しいなあ、という印象を持ちましたし。…でも「ハゲ」とかも言ってたか(笑)。
この曲ではまーMAと光一さん入り乱れてステージをあっち行ったりこっち行ったりするんですが、花道上での町田君とのカラミでは相変わらず「そーやん」の「びーすてぃに、びーうぃずゆ〜」のところの腰グラインドを向かい合わせてやっていました。町田君、光一さんと面と向かうとテンパっちゃって、条件反射的にそれ出てこないのでは…。

ここでちょっとトーク。なんかここでトークすんのも面白いですね。電車の時間が心配だったので途中から抜けちゃったりしましたが。

・ これが恒例になるかはわからないんですが、またこういう機会があったら、ソロもやりたいな、と。必ずやるとは言えないんですけど。
    とりあえず「絶対やる」と言っちゃう剛さんとは対照的に、「絶対やるとはいえない」と慎重すぎる光一さん。
・ とりあえず一番早いのは冬コンですかね。キンキとして冬、お会いしたいと思います。あと、仙台は東京にも近いですから、帝劇の方にも是非足を運んでいただければ、と思います。
・ 実は昨日キンキの新曲のレコーディングをしました。(「歌って〜」という声に)えーと、♪〜(ハミング)、結構歌ったで!キンキの曲は、やっぱり剛君と2人で歌いたいのでね。
・ とにかくこれからも、精進してまいる
    精進してまいる、ってちょっとテレながら言ってた。光一さんらしい言葉だなー、と思いました。


E02 Deep in Your Heart

「盛り上がるような曲ではないんですけど、ソロデビュー曲の「Deep in Your Heart」を皆で歌って終わりたいと思います」ということで。ソロデビュー曲、という言葉を光一さんから改めて言われるとハッとしますね。確かに盛り上がるような曲ではないはずなんですが、もう最後は勢いだけで皆ジャンプしまくりでした。なんだコレ(笑)。
でもなんつーか、この曲だってアレだけ光一さんがテンション上げなければ、割とさーっといっちゃったと思うんですよね。なんつっても最初からそういう曲じゃないわけだし。でもここだけじゃなくて、アンコールの早さとか、いろいろな点で「至れりつくせり」すぎるというか、演者が盛り上げてサービスしてくれすぎな感じもしました。私らこれでいいのか、という感じがした。今年はいろんなライブに行ってるので、なんか客が盛り上げたっていう実感がないと、役割を果たした気になれないんですよねー。これは私見も私見ですけど。
内容としては、とにかく目くるめくエンターテイメントだった前回ソロコンに比べて確かにシブイ作りではありましたが、1曲の世界に感動する(「下弦の月」)という体験は前回のソロコンにはなかった。そういう意味ではやはり深化してる。「Endless SHOCK」などで得たものが大きいのかな。それから大貧民をやっちゃうグダグダ感とは裏腹に、全体的にみれば光一さんのシキリの上手さ、ってのがなんとなく印象に残った。そんなライブでした。今度は仙台市体育館にして(笑)!

以 上