京セラドーム大阪 2008/12/31(Wed)−2009/01/01(Thu)
● KinKi Kids初の単独カウントダウンライブ。開場時間は20時、開演時間は22時です。今までジャニーズカウントダウンに参加してた者としては嬉しすぎるこの開演時間。23時開演とかでしたもんね。カウントダウンまで2時間はみっちりライブをしてくれるということで、否が応でもテンションが上がります。● 今回は東京ドームすぐそばのJCBホールでパブリック・ビューイング(PV)が行われ、カウントダウンライブの様子が生放送されるということで。PVというよりライブ中継としては「クローズド・サーキット」という言葉の方が多く使われてますよね。入場料取って限定された人に見せるんだから「パブリック」でもないだろうしな。いろんなアーティストがやってることですけど、ジャニーズでは初なんでしょうか?商売上手なジャニーズがここに目をつけてなかったのは逆に意外だ。海外公演とか国内でPVしたら見たい人沢山いると思うんだけど。● こないだの東京ドームでは客入れの音楽はTAKE6とかだったと思うんですが。今回はアーティストはよくわかりませんでしたけど、全編ファンキーな感じでしたね。剛さん好みな感じ。ステージセットは当たり前ですけどKinKi youコンと特に変わったところはなかったな。
M01 たよりにしてまっせ● 開場暗転。真っ暗な中に剛さんの「Hooo!!」というアオリが響き渡ります。「We are KinKi Kids!!」というシャウトとともに明転。ステージにはすでにKinKiさんが。大音量のバンド演奏とともに始まったのは、ロックアレンジの「たよりにしてまっせ」でした。意表をつくチョイス。● 衣装はこの日のためだけの白スーツ。ところどころに赤と黒のさし色が入ってます。最後まで衣装替えはありませんでした。やっぱりKinKiは白なんだなあ。剛さんは白いふわふわしたキャップを斜め被り。安全ピンが留まっててカワイイ。首にはカラシがかったイエローのピラピラしたマフラーを巻いてます。っていうか帽子もマフラーも完全にレディースものだ。
M02 硝子の少年
M03 愛されるより愛したい
M04 ジェットコースター・ロマンス
M05 全部だきしめて
● M02、M03はKinKi youコンと同じ流れで、発破の演出や左右展開なんかも一緒。てっきり、「たよりにしてまっせ」のようにところどころはスペシャルとしても、あくまでベースはKinKi youコンのセットリストなのかなあ、なんて思いかけたんですが。M04をフルコーラスで歌うに至って、これは「King of Summer 2000」・・・・もとい、「font de Anniversary」のセットリスト再来だなと。基本的にシングルをリリース順に追っていく構成になっているようだということに気付きました。● M04では早くもムービングステージに乗って客席の近くへ。そのまま後方ステージで真上に上がる1人乗りリフターで上昇。大量の紙吹雪が舞います。M05では再びムービングで正面ステージへ。KinKi youコンではムービングは2回しか使わないわけですが、ここでもう使ってしまうんですねえ。確かに客席の近くに来てくれた回数は多かったような気がします。
光 皆さんこんばんは。29歳の堂本光一です。
剛 皆さんこんばんは。29歳の堂本光一を横に感じながら、あと数時間で30歳となってしまうという複雑な気持ちとともに、初のKinKi Kids単独カウントダウンライブが実現したという嬉しさとともに、大阪はやっぱり気持ちええなあと思うととともに、様々なともにとともに、堂本剛です。
光 わかる、わかるよ。様々な気持ちがともになってるわけやな。
剛 だって、堂本光一が30歳になるんですよ?男にとって30になるというのは大きいですよ。
光 いや、女性の方が大きいと思うけど(笑)。
剛 そんな重要な日ですから、絶対、カウントダウンライブをやりたいと思ってたんです。別に東京のカウントダウンが嫌なわけじゃないんですよ?でも、他のグループには悪いですけども、堂本光一を独り占めしたいと。まあ、お客さんも含めて5万人占めぐらいですけども(笑)。きっと35歳ぐらいになったら、今日のオレの言葉とか思い出して、枕を濡らすと思いますよ。
光 言っとくけど、それは無い(笑)。
剛 寝汗ぐらいですか。後ろだけめっちゃ掻く、みたいな。剛 30かあ・・・・きたなあ。何かやり残したことはないのか?
光 一切無い!10代も20代もやりたいことはやり尽くしましたから。何も変わらずこのままいきますよ。体力も落ちてないし。
剛 でも酒は弱なったんちゃうか?昨日もご飯食べ行ったけど、「もっと飲む?」ってきいたら、一杯だけで「もうええわ」って。
光 実際その後あそこで寝てたからね、オレ。こうやって上着抱えて。なんか最近、舞台とかライブの後に飲みに行くとすぐ寝てまうねん。
剛 トシやなあ。
光 違いますよ。酒の強い時と弱い時と、波があるんです!光 2008年はいつもと違うことをしようということで、全国ツアーをやり、皆さんのおかげで追加になりまして。東京ドーム、そして京セラドームで年末年始にコンサートという形になったもんですから、じゃあこのままカウントダウン大阪でやっちゃう?ってことで。今まで東京まで行ってたって人もいると思いますが・・・・
剛 交通費、宿泊費、食費が浮きましたよね。その分是非グッズを買っていただきたいと思います(笑)。オマエさあ、せっかくのグッズなんですから、もっと笑い?いつも同じ顔して写っとるやないけ。どれだけ刷ってると思てんねん。
光 うちわの撮影の時いつも言ってんだけど。オレ一緒だよ?って(笑)。言っときますけど30歳になっても写真は苦手です。これは治らねえ。
剛 オマエが亡くなったときの遺影もきっと同じやわ。
光 そうやな、アレって笑ってれば笑ってるほど悲しい・・・・ってなんで葬式の話になんねん!
剛 いいねえ。30前でノリツッコミもするようになりましたね(笑)。オレはそれぐらいまでオマエを見守るってことですよ。80何歳になってな。そんで葬式で「硝子の少年」とか歌うねん。
光 ・・・・・・・・ソレええなあ。
剛 (両手で前で)杖持って、こんなん(腰が曲がっている)なって、♪てーすてーててーすてーて、てーすてーててーすてーて(「硝子の少年」の前奏)、ですよ。
光 ソレやろ!
剛 その頃はきっとファンの皆さんもこうなって(腰が曲がって)ますからね。「あの剛の杖、どこで売ってるのかしら?」とか言いながら(笑)。
光 グッズで出すか?
剛 新しいなあ、葬式でグッズ出すて(笑)。でも俺仕様のとグッズとはちょっと変えたいよね。
※ ホントあなたがたはジャニーさんとこで育った人たちだよね。発想が。光 ここまでの流れでおわかりかとは思いますが、今回のライブはシングルをリリース順に歌っていこうと。
剛 えー、何の順かというと、井上順です。・・・・今年最後のギャグがこれですよ。「何の順かというと、井上順です」(笑)。
光 今回はシングルを完全網羅してますのでね。実は以前、他のライブで試みたことがあったんですけど、結局アルバムの曲入れたりしちゃったんですよね。でも今回は完全網羅。
剛 網羅(もうら)ってのは、♪モ〜〜ラ〜、モ〜〜ラ〜、っていうやつですか?
※ アラサー直撃ネタっす。
光 あのオレンジのな(笑)。たぶん10代の人は知らんわ。
剛 知らない人はインターネットで検索してください。
光 あったなあ、シーモンキーとか。
剛 ♪ねるねるね〜るね!とか。・・・・なんでカウントダウンライブのMCが「懐かしいシリーズ」になってるんですか。
光 あのさあ、東京で♪○※△×□〜、ってやっても誰もわかれへんねん。
剛 必ずドラゴンボールの前にやってたCMやんなあ。知らん?
※ 世代ネタはわかりますがローカルネタは流石にわかりません。
剛 だから何で「懐かしいシリーズ」になってるんですか。いやー、グダグダですねえ(笑)。そんなんやからスタッフが打ち合わせの時、MCの時間をすごい聞いてくるんですよ。「あの、1回目のMCどれぐらい喋りますかね?」って。「そんなん言うても前もって内容を打ち合わせしているわけやないからなあ」、「あ、そうですか・・・・・」って帰っていって。で、40分ぐらいしてまた来て、「2回目のMCはどれぐらい・・・・」、「大丈夫やって!そこはうまくやるから!」・・・・・そんなこと言うててコレですからね。剛 良くも悪くも、皆さんがこういうMCを許してくださるので、過去何回か大失敗してますけど(笑)。ホントはね、こうやってMCしてる間に年越してた、みたいなんも面白いかなと思ってたんですけど。いつまでも喋ってて、「あれ?私の時計だけ早いのかしら」ってみんなが気にしてるっていう。
光 後で中継も入りますのでそれはないと思うんですけど。でも、もしそういうことになってもええやん。そっから、こことJCBホールだけでカウントダウンをやればいいんです。ここだけ特別な時間が流れてるってことで。旧正月があるんだから、KinKi正月があったっていい。
剛 オマエうまいこと言うたなあ!井上順よりよっぽどうまいですよ。光 今日はKinKi Kids一色で年を越していただきたいですね。
剛 リハーサルしててもつくづく思ったんですけど、やっぱりいい曲が多いですよね。KinKi Kidsというジャンルの音楽が、確かにここにあるなと、思いました。
光 トークはグダグダですけど(笑)。でも、それもKinKiっぽいというか。気にしないでいきましょうよ。例えズボンのケツがビリって破けたとしても気にしないで。
剛 ケツは割れてますからそのほうがむしろ都合がいい、みたいなね。
光 都合はいいかなあ(笑)?
剛 きっと動きやすいですよ?でも破かれた方は、チラッチラパンツ見せられて気になると思います。※ 剛さんがなんか口に入れてたんですよね。
光 気にしないって言ったけど、それは気にしなさすぎでしょ。
剛 何やねん。のどちんこにプロポリス当てたろか思ったんやないけ。
光 のどちんこ言うな。
剛 じゃあ何て言うたらええねん。のどぶらぶら?なんかノドがいわしとんなあ思ったからやっただけですよ。
※ 「のどちんこ」よりも「のどぶらぶら」のほうが断然NGだと思いまーす。光 ・・・・・・・・・大丈夫ですよ。今、剛が普通にマイク通さないで「(こんなMCで)大丈夫かなあ」って言うから(笑)。
剛 だって、JCBホールとかさあ、どんなふうに見てるのかと思って。大丈夫かな。モーラとか(笑)。こっちはまだ同じ場所にいるからいいけどさ。
光 なんか人の舞台とか見に行くと、見ててなんかこっちが恥ずかしくなるような時あるよな。そうなってないといいんですけども。JBCホールの皆さんも・・・・
※ ハイ残念。
光 また言うてもうた。昨日もやってん。JBC。ジャパン・ボクシング・コミッション(笑)。JCBホールの皆さんも楽しんでくれるといいですね。
※ ちなみに、ダート馬の祭典(ジャパン・ブリーダーズ・カップ)、日本ボウリング協会(ジャパン・ボウリング・コングレス)等もJBCです。
M06 シンデレラ・クリスマス
M07 やめないで、PURE
M08 フラワー
M09 雨のMelody
M10 KinKiのやる気まんまんソング● 「ちょっと時期は過ぎましたけど・・・・」ということで、久々の「シン・クリ」。しかし大変短かったですね。M07はKinKi youコンと同様のアレンジ&ダンスで。M08とM09はあまり記憶がないがステージで歌ってたと思います(当たり前)。そういや京セラドームって、音響があまり良くないなと感じたんでした。8年ぶりくらいに来ましたけど。ドームで比較できるのは東京ドームしかないんですが、音の迫力が全然違うんだよなあ。京セラドームはすごくこじんまりと聴こえる。ステージの前方しか音が出てない感じがアリアリと。だって、ライブ中に自分が歌ってみると、どんなに小さくても自分の声がハッキリ聴こえる。東京ドームでは2階のスタンド席でも自分の声が聴こえなくなりますもんね(多分)。● 「やる気まんまん・・・・」では最後に2人で人差し指で角作って牛のポーズを取ってました。歌詞に牛が出てくるからということなんでしょうが。すごいテレながらやってたけど、一体誰のアイデアなんだろう。とてもカワイかったのは言うまでも無い。
光 いつもは事務所のメンバーが集まって東京ドームでカウントダウンライブをしているわけですが。J-FRIENDSの活動が無くなってからは、なかなか皆が集まることも無くなってしまったので、いい機会なんですよ。
※ ジャニーズ運動会も無くなったもんな・・・・。
光 カウントダウンの時、年が明けた直後に必ず太一君がマイクも通さないで「おめでとう」って言ってくるんです。それが恒例になってて。で、オレが「(誕生日なのか新年なのか)どっちッスか?」ってきくと、「あけまして(笑)」って言うんです。それも恒例なの。こないだMステで太一くんに会ったとき、「キンキ今年は大阪なんだね。先に言っとくわ。光一おめでとう」、「どっちッスか?」、「あけまして(笑)」って言われました。
剛 Mステではリーダーが最後チョケてましたけど。タモさん2人になってましたよね。
光 あのタモリさんの衣装一式、担当しているスタイリストさんの会社にずっと置いてあんだって。で、大掃除のたびに、「これ捨てようかなあ・・・・でもまたリーダーがMステで着るかもしれないし・・・・」って結局取ってあるんだって。
M11 もう君以外愛せない
M12 ボクの背中には羽根がある
M13 情熱● M11はピアノ&ストリングスアレンジで。歌後に再びちょっとMCが入りましたね。続くM12もちょっとアコースティック寄りなアレンジ。M13はアルバムにも収録されているバンマス建さんのアコースティックアレンジということで、ここはかなりアレンジで聴かせるコーナーになりました。ダンスはなし。特に「情熱」の下神さんのラッパがカッコ良すぎでした。ビジョンにはそれぞれのPVを思わせるような抽象的な映像が映し出されてましたね。
M14 Hey!みんな元気かい?
M15 カナシミブルー
M16 solitude〜真実のサヨナラ〜
M17 永遠のBLOODS
M18 ギラ☆ギラ● M14から3曲はギターを持って。「Hey!・・・・」はKinKi youコンと同様にコール&レスポンスあり。ギター持ったままのM15、M16はとても新鮮でしたが、アリなんじゃないかと思いました。ここで思ったのは「solitude」ってつくづくいい曲だなあ、ということ。なんと言っても剛さんの歌いっぷりが素晴らしすぎるんですよ。光一さんが、こんなふうに剛さんの歌がハマるように作った、って事がスゴイなあと。改めて思いました。● M17からはギター置いて左右に広くステージを動いていたと思います。あー、トロッコをどこで使ったかが全然憶えてないが、ここでは乗ってなかったんじゃないかな。特に「ギラ☆ギラ」では客席の沸き方が大きかったです。人気あるなあ。ライブでは多分初登場ですしねえ。どうせ「心に・・・・」が聞きたかったというオレは少数派さー。それに今回のライブはバンマスアレンジ曲中心になってしまうのは仕方ないことでしょう。
光 ここからまったりしますんで、皆さん座っていいですよ。(アリーナの)一番前だから座れませんとかないから。後ろ見ると意外にみんな座ってますからね。そんな時恥ずかしいよな。ふと後ろ見ると(しかも二度見)皆座ってて、「あはっ!やだっ(照)!」ってなりますからね。
※ 上手く表現できないけど、ここの光一さんの「ちょっと恥ずかしい思いをした女性客」の芝居がウマすぎて笑いました。
剛 前やとわからへんもんなあ。皆立ってるもんかと思うよな。※ 光一さんが何か話している間、ビジョンに大写しになっている剛さんは聞いてるふうも無く何かゴソゴソしてまして、客がクスクス笑い始めます。
光 ・・・・・・・・・何やと思ったらオマエか!
剛 これ(マフラー)をさり気なく取ろうと思てんけど、ムリやった。
光 そんなう○こみたいなんつけとるからや!
剛 う○こには見えへんでしょ。逆にう○こつけてたら注意してくださいよ。光 30歳かあ。もう人生の半分以上仕事やってんねんな。親元から離れてからも人生の半分やわ。数日前から大阪でやってますけど、その土地の空気の匂いってあるよな。大阪の空気の匂いって、なんか切なくなる。
剛 何で?
光 それはオレがききたい。
※ 男性は往々にして自分の感情に対して鈍感ですよね。なんかこの発言ツボだった。
剛 いろんな悲しい思い出を断ち切って出てきてるからかな。
光 学校帰りにウンコ踏んでもうたとか(笑)。
剛 そんなんやなくて。オレもあったもん。中学校を転校するときに、全校生徒が窓から顔出して「頑張ってこいよー」って言うてくれたこととかね。
光 オレと正反対やな。
剛 最初、クラスの皆には内緒にしててんけど、ホームルームの時、先生から「堂本君、みんな大事な友達なんやろ?自分から言いなさい」って言われて。皆の前で「僕は本日をもって、転校することになりました」って。
光 中学生が「本日をもって」って言うか?
剛 オレは言いましたよ。ポケットに手を突っ込んでたけども。そしたら涙か鼻水かわからんグスグスいう音がばーっと広まってね。外出たら皆が窓から顔出して「頑張ってこいよー」って言ってくれたんです。
光 ホンマ金八先生みたいや。
剛 オレは正門のところで一礼して。そっから一人で「うぅぇっ、うぅぇっく」って泣きながら家帰りました。剛 光一は?
光 その日はね、スポーツテストだったんです。
剛 なんやそういうのあったなあ。憶えてないけど。
光 遠投とかするやつですよ。それか体育祭かなんかで。だからみんなホームルームの時も体操服ですよ。オレだけ学ランで。そんで「転校することになりました。さよならー」って。特に何もありませんでした。
剛 正反対やな。オレはみんな学ランやったもんな。
光 だからそっちの卒業アルバムにはオレ載ってないんですよ。で、転校したところはもう撮り終わってたから、こっちにも丸で囲まれてた写真すら載ってないんです。どっちにも載ってへんねん。ある意味小卒ですよ。・・・・・・ま、密かに高校も卒業はしたんですけどね。
※ 実際エライよね光一さん・・・・・。
光 でも前の学校の卒業アルバムには、体育祭の時に「へっっ」って走ってる写真がチラっと写ってたので、それはもらいました。
剛 やっぱり思い出は前の学校の方にあるよな。剛 高校の卒業式のときは、僕の隣の子がどうしても寝てしまう子で、オレはそれを起こす係を先生に命じられてました。校長先生が喋ってるときにもう寝とんねん。
※ ここでいきなり中継が入りました。
剛 えっ、ここで?
嵐 大阪は盛り上がってますかー?
剛 大阪は・・・・そんなに盛り上がってはないです。
光 初の単独カウントダウンライブということで、非常にテンション高くやっております!
嵐 よろしくお願いしまーす!
※ 中継終わり。それにしても剛さんがわたわたした後のこの光一さんの応答のソツのなさといったら!
剛 あれで終わり?もっとやりとりがあるかと思ったんですけど。あれじゃほんとに盛り上がってないみたいじゃないですか。もうちょっとこいや(笑)。光 ここ(モニタースピーカーがあるところ)にテレビがあるんですよ。あ、始まった。
※ ビジョンにも東京ドームのライブの様子が音入りで映し出されました。歌ってたのはKAT-TUNで「DON'T U EVER STOP」。
光 こんなんしたらオレら普通にテレビ見てまうで。
剛 ♪ドンチューエーバーストップ!(ここで突然映像打ち切りになりました)・・・・・・・・・・・・・「ストップ!」って裏声で歌ってるところで切られたら恥ずかしいやんか(笑)。レコーディングの時さ、音が流れてるから負けないように大きい声で喋ってると、「もうちょっとベースの音!ミドルを・・・・・・(急に小さい声で)出したいねんけど・・・・」とかなるよな。
光 よくある(笑)。
剛 一番ハズカシかったんが、出前何するって聞かれて、「唐揚げ定食!」「え?何て?」「唐揚げ!・・・・・・定食」ってなったとき。
光 レコーディングの時って、作業中の音にあわせて歌ってたりするやん。でも別にあっちは作業中やから突然止まったりするよな。そういう時、歌うの止めるか、歌い続けるのか微妙やんな。
剛 オレは歌い続けるな。でも「SNOW!SNOW!SNOW!」とかは辛い。
光 サビがバコーンと高いからね。
剛 ♪やまない・・・・・・(急に鼻歌混じりに)フノ〜フノ〜フノ〜〜って。光 (足許のテレビを2人で見てます)東京はすごい盛り上がってるよ。山Pが色紙持ってこんなんなって花道歩いとる。
剛 これ誰やったっけ?縦山?横川?あと高田?小倉?これは錦戸や。関西人のくせにおもんない錦戸(笑)。
光 年明け一発目に中継が入ります。そこでさっき歌った曲を歌うかもしれないんですけれども、皆さん初めて聞く感じで、盛り上がってくださいね(笑)。
※ 剛さんは割と早い段階で取ってたふわふわ帽子は取ってたんですが、このへんで被り直しました。中継対策やな。今回は正面ステージの対面にもビジョンがあって、MC中にはそこに新年までの残り時間がデジタルタイマーでずっと表示されてました。数十秒前からは正面ビジョンにもカウントダウンの数字が大きく表示されます。それにしてもホントにギリギリまでどーでもいい話をし続けているKinKiさん。何回か時計を気にしてしまったワタシです。まんまと術中にハマってしまいました。
M19 Happy Happy Greeting
M20 硝子の少年
M21 愛されるより愛したい
M22 約束● あっというまのカウントダウン。あっという間の年明けでした。新年一発目はやっぱりの「ハピグリ」。山下達郎御大をして「自分の曲にしても全く遜色の無いクオリティ」と言わしめた曲です。っていうかこの曲自体、東京宝塚劇場でのカウントダウンのために、達郎さんがジャニーさんに軟禁状態にされながら作った曲ですからね。一発目はこれ以外ないと思ってました。途中で剛さんから光一さんへ花束が渡されましたが、この光景も東京宝塚のカウントダウンを思わせたなあ。でも当時はハグはなかったよな。愛は深まるばかりなのか。● それから「Wink up」初登場時(多分12歳ぐらい)の頃の光一さんの写真を剛さんが持ってたのにはウケましたね。それにウケてしまったために、光一さんがちょうど「♪古い過去は捨てて・・・・」という歌詞が歌えなかったのがさらに面白かったです。● 「硝子・・・・」からはムービングステージに載って、「約束」の途中で後方ステージに到着してそのまま歌ったのかな。新曲披露は勿論サプライズでしたけれども、年明け直後に3曲ものメドレーが中継になったこともオドロキでした。
光 皆さんあけましておめでとうございます。
剛 お誕生日おめでとう。オマエもう30なんやな。わー、距離を感じるわあ(笑)。ようこそ・・・・じゃなくて、いってらっしゃーい!って感じやな。
光 4ヶ月しか変わらへんやんけ!それよりあのサプライズは何やねん。
剛 ちょっとキザかとは思いましたけど、年の数だけ赤い薔薇を用意しました。高見沢さんばりですよ。
光 あの写真はなんやねん。14歳ぐらいの頃のオレかなあ?
剛 いや、もっと前です。多分映画撮るか撮らへんかとかいってたあたりの宣材写真ですよ。事務所から取り寄せました。
M23 薄荷キャンディー
M24 ね、がんばるよ。
M25 Anniversary
M26 ビロードの闇
M27 SNOW!SNOW!SNOW!● 本編に戻ってからの一発目は「薄荷キャンディー」。この構成も心憎いです。歌いながらムービングで正面ステージに戻ってきます。● 久々に聞くのを楽しみにしてた「ね、がんばるよ」では、冒頭、12月29日、30日、31日、1月1日の日めくりカレンダーの映像がビジョンに映し出されました。なんと言ったらよいのか、写真と手書きのコラージュという感じ。元旦のページには「光ちゃんのバースデー(はあと)」との書き込みアリ。歌が始まると、7月21日の東京ドームから始まった「KinKi you コンサート。」のMC名言が、カレンダーや各会場の周辺写真とともに、これまたギャル風(剛風にもみえたけど・・・・)の手書き文字でビジョンに流れていきます。「YOUのロンダートはキレイだよ」とか、「マジーダンス」とか(笑)。あるファンの日記みたいな感じなのかな。もうこの辺でかなり感動してしまって、後はあんまり憶えてないです。ワタシにとってアレは、自分の2008年の回想そのものでしたね。そして、こういう演出を入れてくれるKinKiさん(スタッフサイド含めて)の、ファンに対する眼差しの優しさというか、そんなものまで感じてしまったのでした。間違いなく2008年の思い出をKinKiと共有しているんだなあと思えましたよ。とにかく泣けました。曲の最後は、キラキラと光る「KinKi・YOU」のペンライトの写真が映りました。● 続いて、大感動した後の「Anniversary」はズルすぎるだろ!とか一人で思いながらじーっと聞いてました。ちなみにここまで光一さんは剛さんにもらった花束をずーっと持ったまま歌ってたんですよね。置くタイミングがなかったんだろうけど、赤い薔薇の花束が似合いすぎててずっと持っていて欲しいぐらいでしたね。ダンスが入る「ビロード・・・」の前にステージ前にそっと置いてました。
M28 夏模様
M29 Harmony of December
M30 Brand New Song
M31 永遠に
M32 Secret Code● 「夏模様」の前あたりで、KinKiさんは左右に分かれてトロッコに乗ったんだと思うんですが、曲自体は歌わず、インストのような感じでワンフレーズだけ演奏されました。でもビジョンに歌詞が出てたもんですから、結局会場のファンが歌ったような形になりましたね。続く「H.D.」は、後方ステージのリフターに載って。大量の羽根が舞い散りました。そういや・・・・余計な話ですが、ライブ全編にわたって2人とも(特に剛さんか)歌詞はかなりボロボロでしたね。剛さんが間違えまくるのは以前は珍しいことだったんですが・・・・。● 「永遠に」はすごくいい歌でした。「もう君・・・・」を歌う前あたりで、光一さんが「当時はわからなかったけど、今にして歌ってみると歌詞の深さを改めて思い知ることがある」というような話をしてまして。「もう君・・・・」なんかもそうだということなんですけど。それから「永遠に」についても、「歌っていると、永遠に、このまま時が止まってくれればいいのにと思うことがある」なんて、すごくオトメなことを言ってたんですよね。でも、あの歌聞いてる時は自分もほんとそんな気持ちになりました。● 今回はリリース順のセットリストなんで、「Secret Code」がオーラスということは明らか。最後は光一さんが剛さんにシメを催促して、剛さんが回転ゲリでシメてたと思います。でもいつもの発破はなく、火柱がボオーッと上がっただけだったのでちょい拍子抜けしたかも。多分中継で発破を使い切ってしまったんでしょうな。これにて本編終了。
光 実はもう一度中継が入る予定だったんですけど・・・・・その時普通に歌ってたみたいですね(笑)。
剛 こっちの方が早く終わるかなって思ってたんですけどね。中継入ったら楽屋でそばでも食うとこかーって言ってたんですけど。
光 この会場は1時を過ぎると条例で絶対音を出しちゃいけないことになってるんですよね。それでも東京ドームは12時半なんで、30分長いんです。ボクらにとってもこの時間にライブをやってるというのは、初めての体験なんですよね。
※ との言葉どおり、アンコールに応えて出てきてくれたのは、もう夜の1時頃だったと思います。
E01 約束
● 先ほどの初披露となった新曲を改めて。「藍色の夜風」みたいな3拍子だけでなく、とんでもない転調が繰り返されるかなりの難曲ですね。すぐに「イイ!」とは言いにくい曲ですけれでも、最初は「何だかなあ」と思っていた「solitude」も、「永遠に」も結局はすごくイイ曲だなあと思うようになったので、これから聴きこんでいきたいです。
剛 やっぱ大阪は、地に足がついてる感じがしますね。アットホームな雰囲気というか。
光 やっぱり地元ですからね。
剛 KinKi Kidsが単独カウントダウンライブやるって言ったときに、派手なことやるんじゃないかとか、皆さん色々想像したと思うんですけど。僕は、この素晴らしい楽曲を、シンプルに、愛を持って歌うだけでいいんじゃないかと思ったんですよね。そして今日、歌を通して、確実に皆さんとの間に「想い」が生まれたなあと感じています。そんなことができるKinKi Kidsというのは、二度と出ることの無い、稀少なユニットだと思ってます。だからまた、シンプルに、愛を持って、皆さんに会いにきたいと思います。
光 ぷふ!「あい」をもって「あい」にきてだって!今年最初のギャグですよ。
剛 真面目に言っとんねん!そんなん言われると恥ずかしくなるやろ!・・・・・・だからただ一つ言えることは・・・・・「愛してます」。・・・・コレ決まったんちゃうん?!
光 ただ一つ言えることは・・・・・・「暗い」(笑)!オレは「みんなありがとう!さいならー!!!!」ってハケたいわ。
剛 名残惜しいんですよ!君は照れ屋さんやからなあ。
※ 「照れ屋さんやからなあ」に対して、光一さんがなにもツッコまなかったのにこっちが照れました。
● 名残惜しそうにハケ口のあたりでいろいろ喋ってた剛さん。「思ってれば、また会える。だから皆、念を飛ばしててよ」と言った後、「おーきにー!!!」と元気にハケていきました。光一さん20代最後の時間、そして30歳になる瞬間を(5万分の1ですが)共有することができた。ファンにとってこれほど貴重なことはないですね。しかもみっちり3時間。さらにKinKiさんも学生時代の思い出を語ってくれたりして。大会場にもかかわらず、30歳を前にして、本当にしみじみとした雰囲気というか、アットホームな雰囲気に自然になっていったことが素敵だったなあと思いました。とにかく、これを体験したあとでは、通常のジャニーズカウントダウンなんてほんとテレビの前だけで十分になっちゃうなあ。・・・・さあ、来年は?
以上。