京セラドーム(2011.01.08-2011.01.10)




上から見ると、正面ステージは中央が客席に向かって(三角に)ちょっと出っ張ってるんですね。 なんでこんな形なんだろうと思ったら、正面ステージ→外周花道→バックステージで、大きなハート型を作ってたんですね。それに気付いた時、光一さんバリの「…んへっ」笑いが出てしまいました。 なんて芸の細かい。







アリーナ中央に出現した花道をまっすぐ歩いていくKinKiさん。最終日は光一さん、またオデコをガーっと出してましたね。確か東京最終も。ちょっとした気合入れなのかな。



M01 Family~ひとつになること
M02 スワンソング
スタンド上方からアームリフトの動きを良く見ると、最初は2人とも前を向いているのですが、それが左右対称にぐるーんと外回りに一周した後、最終的にはアームリフト同士が向かい合わせになり、最後のサビはそのままずっと向い合せのまま歌い続ける、という風になってました。これは「スワンソング」の向かい合わせなんかよりもずっと長い時間だったりする。
「スワンソング」は最終日はリボンテープが出なかったような。在庫切れだったのかしら?あと光一さんがすごいお手振りしてましたね。9日なんて全体的に剛さんよりもお手振りしてたと思う。歌中の光一さんに対してって、若干ファンが遠慮して手振らない感じありますけども、こっちが振ればあっちも振る!と思っていつもめっちゃ手を振ってるワタシです。まあイタイです(笑)。



M03 硝子の少年
大阪では剛さんの空き缶蹴りが復活。8日は普通だったような気がするんですけども、9日・10日とすごい上がってた。…っていうか“上げてた”感じですね。意識してやってるような動きに見えた。変に意識しないでやってくれた方がいいんですけども。でもよくきくと、あそこで「キャー!!!」って歓声上げてる人までいるからなあ。今更意識するなって方が無理か。







MC1はコチラから →   1月8日  /  1月9日  /  1月10日







intermission
M04 フラワー
M05 ジェットコースター・ロマンス
M06 やめないで、PURE

M07 ふらいんぐ・ぴーぷる'99
M08 Happy Happy Greeting
M09 全部だきしめて
M10 FRIENDS
M11 せつない恋に気づいて
大阪でもジャニーズJrがわらわらと登場しました。そうか関西ジャニーズJrか。「フラワー」の出だしでは、斜面ビジョンにガーベラがパア…って花開く映像が写ってすごくきれいでした。背面のビジョンには神殿と花畑のような。ジェロマは海岸の映像。よく見たら「やめないで…」からもうアームステージに移動してましたね。
「FRIENDS」ではセンターの回る円形ステージの上に乗って歌うのですが、そのさまをスタンドからじーっと双眼鏡で見てますと、周りのアリーナのお客さんがよく見えるわけで。♪みどりのかーぜがー、ふいてるおーかでー、のあたりで、頭打ちでペンラを振ってる姿は、ちょっと軍歌風だった…。あれはやべえよ。
「切ない恋に…」ってよくよく聞いてみると、。あまりにも期待値が上がっていたせいもありますが、光一さんの今の声には全然合ってない感じがした。たぶんキーの問題かと。もっと低いとイイと思うんですよ。他の歌はそんな風には思わなかったんですけどもね。やっぱり隔世の感あったなあ。たぶんあまり違和感の無い剛さんの方がおかしいんだよなあ。



M12 キミは泣いてツヨクなる
M13 欲望のレイン
M14 No Control
M15 スッピンGirl
「キミツヨ」の冒頭に、バックステージの背景に上から火花がわーっと降り注ぐんですが、この時KinKiさんは2人ともスタンドの方向いて踊ってるんですよ。それを覆い隠すように花火カーテンがあるから、「一体誰特?」と(笑)。
「欲望のレイン」は、よく見るとあのややこしい振付を、光一さんだけ踊ってないんですね。なんか「♪Broken my heart~」とかフェイクを歌ってて、一方の剛さんは1人で「大忙し!」って感じで踊ってて、その対比がちょっとオモシロかったです。オモシロでいいのか(笑)。それにしてもここに「No Control」入れようって考えた人天才。
剛さんの「スッピンGirl」のフェイクは、回を重ねるたびに本気度増したような感じが嬉しかったな。ここで射出される銀テープはほんと大量で、2階スタンドまで一部いってましたね。
バックステージ脇の花道をはけていくJrにまじって、光一さんが元気いっぱいにはけていくフリをするってのを何回かやってました。あと、そのへんにいるJrの振付のマネをしたりして、後輩くんたちを大いに困らせてました(笑)。



M16 99%Liberty
いつの間にやら大・無礼講タイムに。後方のアームステージに左右に分かれてKinKiさんが立ってて、それぞれMAとMADが3人ずつ配置されて周りを盛り上げているのですが。9日には、松崎君がそのアームステージから光一さんにガチで落とされてた(笑)。後のMCでいわく、「昨日(8日)落とそうとして落ちなかったからリベンジ」とのこと。そして10日は流石に光一さんはそんなことはせず、松崎君の服を脱がす、ぐらいのお遊びをしてたんですけども、逆サイドの剛さんが福ちゃん、こっしー、町田さんを全てステージから落としました。何やってんスか。
「ナイリバ」は、KinKiさんたちのお遊びも含めて、日に日に盛り上がっていった感がありますが、やっぱり10日が一番すごかったんじゃないかなあ。KinKiさん達はアリーナを後ろから前へと移動しながら歌うんですけども、客席の振りあげるコブシ(ペンラ)の中心に常にKinKiさんがいるんですよ。単に皆正面ステージに向かって振ってるんでもなく、中心に向かって振ってるんでもなく。中心が常に移動するっていう。なかなかの壮観でした。







MC2はコチラから →   1月8日  /  1月9日  /  1月10日  







M15 好きになってく愛してく ~ メンバー紹介
M16 Music of Life

intermission
2人とも黒レースのエロいブラウスをベストの下に着てるんですが、剛さんはブラウスから続きで同布の手袋を左手にはめてて、よりエロかったですね。「Music…」では、♪夢とか…希望とか…、という歌詞を、剛さんはことごとく♪夢とか…とか…、って歌ってた。アレはわざとなんだろうか。とにかく「光」を連発してました。



M17 愛のかたまり
M18 銀色 暗号
M19 futari
東京では胸に白いコサージュ(?)をつけてた剛さんですが、大阪ではオレンジのをつけてました。それに合わせて靴下もオレンジにしてましたね。スーツが青なのですごいコントラストでした。「Family」が出るまでは、「銀色 暗号」って2人の合作曲の中では一番好きだったんですよね。すごく大人というか…東京的な感じがして。その中にいる女子をすごく彷彿とさせる。勿論メロディからもそれを感じるわけですけども。まるで恋愛ドラマとか映画のようで、この恋以外、他に頼るものがない感じが切ないっす。
「futari」では、結局光一さんは最後まで♪会いたい…会えないあえない…の出だしのタイミングをつかめなかったような。



M20 恋涙
M21 Tears
M22 me~地球のいろ
こっから双眼鏡ガン見タイム。「恋涙」では、♪誰かのことを…思える心がある…、で光一さんが正面、剛さんが背中合わせて後ろ向いて立ってるんですけど、同じタイミングで、2人が腕を上にあげるのがすごいアイドルっぽくて素敵でした。2人に当たる照明が暗いのが残念。
「Tears」では剛さんのダンスに大注目してたオレです。なんていうんですか、間奏の引き延ばしになってるあたりとか、ちょっとハウスっぽい動きになってくるんですが、そこの剛さんの腕の動きがすごいカッコよくて。同じ振りしてるんですけど、こんなふうに腕を大きく動かしてる人は他にいなかったなあと。その分バテてるようにも見えましたが。それから9日のMCで、「Tears」に入る直前に、剛さんが一歩下がる、というのを毎回忘れてしまって、その前に立つ町田さんが足で剛さんに合図を出してる、という話が出てまして。それ聞いてから見たけど、流石にもうやってなかったっす。
「Tears」から「me」に移るとき、KinKiさんが指を2本、顔の前に掲げるポーズを取るんですけど、それがカッコよかったなあ。「me」の振付は結構わかりやすい感じだったので、一緒になってやってる人も多かったですね。オレもあの♪最後の時へと…、のところの「五角形」振りを気にいって何回もやってました。エヘ。あの、腕をからめるところってのは、光一さんが先に大きめに構えて、それに剛さんが腕を通すって感じでしたね。アレの直後の背中合わせになって押したり引いたりする振付も好きでした。もうガン見しすぎて、全体感よりも振付のディテールばっかり頭に残ってしまっているなあ。



M23 Family~ひとつになること(ストリングスバージョン)
ビジョンには回る地球。その周囲を詞がぐるぐると回るという。さらに後半になってからの、緑に光り輝く感じの映像も、あまりにベタでかなり気恥ずかしい感じがしましたが。♪恥ずかしくはない…、と歌ってますから。こんなんで恥ずかしがっていてはダメですね。ハイ。まだまだ修行が足りません。大サビ前の♪君がいるから…僕がいるから…のときに、地球の輪郭の丸い輪が、くーっとハート型になっていくのはかわいいと思いましたけども。
2人とも東京よりも、そしてオープニングよりも確実に素晴らしい歌を聞かせてくれました。ユニゾンの強さにちょっとトリハダたった。でも足元は斜面に負けないように割と頑張ってふんばっててカワイかったっす。剛さんは東京よりもさらに力が抜けたような感じで、客席をしっかりと見ながら歌ってました。混声合唱団は大阪では登場せずでした。
で、ほとんど剛さんは真正面見ては歌わないじゃないですか。ちょっと外側向いて歌いますよね。10日は3塁側の上段スタンドの59通路とかその辺だったんですけど、双眼鏡覗くと、ことごとく剛さんの正面顔でビックリしました。ここが剛さんの「正面」だったかと。



M24 kissから始まるミステリー
M25 カナシミブルー
M26 Secret Code

M27 SNOW!SNOW!SNOW!
M28 Anniversary
ここでのエポックは剛さんがベレー脱いでたことですねえ。8日は被ってたような気がするんですけど、9日以降は被ってなかった。ようやく2人とも王子様風になれた感じ?
「SNOW!…」は、剛さんの歌が素晴らしいのはわかるけども、「♪街を覆っているけど…」のサビの高音をあそこまで1人で伸ばしきるってのは、ちょっとイヤミだわー、とか思った。しかし、最後にかけて2人の歌だけでグイグイ魅せていくっていうこの構成は、KinKならではですよねえ。最後は東京ドームと同じく、2人乗りのゴンドラでドーム天井に消えていきました。







E01 KinKi Kids Forever
E02 Family~ひとつになること
やっと「Family」の大サビらへんを歌わないということを覚えたオレ。それ以外は思う存分に歌いましたです。キー低かったけどね!それにしても、つくづくとあったかい気持ちになるメロディだ。KinKiはほんとマイナーコードが多いから、尚更そう感じました。

8日、9日はWアンコールこそありませんでしたが、拍手に応えて2日間ともKinKiさんが出てきてくれて、主にニューシングルについての話をしてくれました。
光  「実はタイアップがありまして。ゲームのエンディングに流れるんです。剛くんの好きな「真・三國無双」というゲームで。これまでのKinKi Kidsの動きとはちょっと違いますよね。
剛  「ジャケ写も非常にかわいいですよ。外国のデザイナーの人で。でもカップリングだけまだ録ってないですね。
光  「そうや!これから録らな。でも今回の曲は、あたしゃかなり好きですね。
剛  「そんなこと言うとオレが嫌いみたいやけど。
光  「そういう意味じゃなくて。ある意味チャレンジやん。これをシングルとして出すってのは。
剛  「相当のチャレンジだと思いますよ。でもいいサウンドだと思います。
光  「春ぐらいには出せると思いますので。PVも面白い感じで。3人目のKinKi Kidsが…みたいなね。
剛  「カラオケで歌うのは大変かもしれへんな。歌のココ(腕!)がいるからさ。
光  「キー的には歌いやすかったですよ。
剛  「オレはちょっと低かったな。
光  「2011年も、KinKi Kidsらしさを持ちつつ、挑戦し続けますので、皆さん見守っていただきたいと思います。



E03 このまま手をつないで
E04 硝子の少年
10日のみWアンコールあり。思えば「このまま手をつないで」がアンコールというのも久々なノリ。2003年以来だわっ。ニューアルバムを引っ提げて、という形ではない、シングル・アルバムベスト的なライブは結構これまでもやってきたはずにもかかわらず、10年ぶりとかに聞く曲がまだまだあって、楽曲埋蔵量の多さを改めて感じましたね。それでも、新・合作曲3曲はライブの中でキラリと光ってた。それも嬉しかったです。やっぱり今の曲が一番輝いてて欲しいので。



以 上

    photo by Jaime Olmo