なんだか最近、職場のおじさん方に「もっとピンクとか着なよー」とか良く言われる。 「そうっすねー」とか言いつつも、全然変える気はなく、相変わらずモノトーンな感じのワードローブが9割を占めているのですが。 ………買ったよ、赤い服!だって、LIVE「shamanippon~ラカチノトヒ~」のドレスコードは赤だというからさ。 クローゼットを開くたびに異彩を放っていた赤い服。着る段になってさらに違和感。照れくさくて顔まで赤くなったりして。 いや、オレのことなんて誰も見てないのはわかってるんだけどさ。なんか一人でコーフンしてました。これ何のプレイだろうって(笑)。 他の人に何言われても全然スルーなのに、剛さんに言われてすぐ買うオレの犬っぷり。可愛いじゃないの。…可愛いということにしといて! こんなにコーフンするのも無理はない。今回前から2列目。しかもセンターブロックでした。福島の3列目を超えた…。 そりゃ「近い」が5割を占めますよ。仕方ないっすよ。

「shamanippon ship」は近鉄大和西大寺駅から徒歩15分。 雨降り、湿度高しの中では、たどり着くまでにかなりヘロヘロになりました。あと靴も合わなかったんだよね(知らん)。 左に川、右に検車区という人気のないロケーションをてくてく歩く女子群(たまに男子)。検車区のおじさんがじーっと見物してました。 ちなみに、尼ヶ辻駅の方が近いんじゃないかと思って帰りそっちから行ったら、高架が入り組んでて簡単には行けなかった。イタイ目みた。 ようやくたどりついたのは、開演45分前ぐらい。最初に別設営の物販テントでパンフレットなどを買いました。 sankakuに続くニューキャラ、「ひとさま」のグッズもありましたね。買わなかったが。 開場時間前だったけど、既に入場が始まってました。 列はチケットの人と当日引換の人に分かれており、チケットの人には「名前を書いた紙をご用意ください」としきりにアナウンスしてました。 そういやそうだったな…とここで丸腰で来てしまってたことに気づく。 なんもないなら名前確認できるもの見せて、ということで、免許証みせました。アレ紙書いてたらそれだけで良かったんだな。

中に入ると、まず木のニオイ。座席が木の箱なんですね。箱というより、枠かな。背もたれなしで、足元に荷物が入れられる。これは機能的。 たまに赤く塗ってある箱があった。終わったらこの箱一つ欲しいな、とか思った。 ステージは半円形に若干張り出しています。表面はまるで土を盛ったような造形。その形に合わせて、客席も半円形に配されてました。 日比谷野音みたいな感じ?しかし客席の数は少ない。横浜のtankに比べて定員は5分の1ぐらい。 新宿スペース・ゼロぐらいの大きさかなと思った(わかりにくい)。そう、ライブハウスというよりは劇場に近い印象を強く受けました。意識的に古代の儀式を行う場所の雰囲気を漂わせていたのではないかと。 それにしても赤い服少ねーな!と焦る。

ステージ奥はこれまた半円形の白スクリーン。「十人十色」までは「三角」にこだわってましたけど、今回はどこまでも「円(えん)」ですね。 ステージ上には小さめの円形トラス。それに呼応するかのように、中央のマイクスタンドの周りには、50センチぐらいの足場(お立ち台)がぐるっと設置されてます。 そしてそのマイクスタンドも、「shamanippon」のマークをかたどった曲線かつ真紅の美しいものでした。マイク部分が金な。 席はほぼ満席。平日だから近い人が多いのかな。 若い男子3人組とかもいた。15分前と5分前に「ひとさま」が場内アナウンスを行います。 「お~つかれぇさぁまぁれぇ~~~~す…。ひぃとさぁまぁれぇ~~~す…。」sankakuよりもさらに脱力したキャラに場内からは うすら笑いが。 まだちゃんとは受け入れられてはいない模様。がんばれ。





幻想的な客入れBGMがだんだん大きくなり、暗転。正面奥から剛さんがスタスタと登場。ジャケ写の衣装のパンツはいてるー。 良く見ると、横に張り出している(ポケットの?)部分に、同生地の細かいレースがついてるんですねえ。 上は、赤と黒の薄いレオパードのTシャツに、しわ加工のぴったりしたボレロ。シューズは銀でしたね。 黒と赤のネイルをちょこっとしてたかな。 あと右耳にも赤いペイントをうっすらしてたと思います。 髪型はチリチリウェットな感じで、額出し気味。ボレロの生地と髪の毛があまりに同じ質感で面白くなっちゃった。 最近はルーズなスタイリングが多かったと思うのですが、けっこう身体にフィットしたフォルムでしたね。軽やかでした。 でもちょっとオナカ出てたような……いやインナーはゆるっとしてたんで判然としなかったけど。 バンドの皆さんも続いて出てきてスタンバイ。 剛さんはまず白いエレキを胸に抱えます。このギターがすごいキレイだった。 今回のライブ用の特注なんじゃないかな。ロゴとか入ってたしね。 最近の剛さんのライブでは、静かな入りで、客はそのまま立つタイミングを逸する…みたいなこともあったんですけど、 いきなりエレキギターのスタンバイですから、客席はすぐさまオールスタンディングでございます。 




01 Gr. 竹内朋泰
02 Gr. 清水ひろたか
03 Bs. KenKen
04 Dr. 屋敷豪太
05 Key. 十川ともじ
06 Tp. Luis Valle
07 Tb. SASUKE
08 Sax. かわ島崇文
09 Per. スティーブエトウ
10 Cho. 平岡恵子
11 Cho. TIGER
+ 12 Vo.&Gr. 堂本剛 

いやいやフルメンバーに近いじゃないっすか。奈良くんだりでのロングランにこんな豪華メンバーが顔を揃えてるなんてオドロキ。 清水さんは初めて見ましたけど……なんつーオシャレ人脈だ。豪太さんつながりとかなのかなあ。 あのバンドの中では流石におしとやかな感じに見えましたが(特にタケちゃんの横では)、プレイはとてもメロウで美しかったです。 つーかタケちゃんはいつの間にあんなふうに原始人みたいなヘアスタイルになってたの?一瞬誰かと思いました。 あとルイス見たの久々。ふっさんには悪いけどハンパなく上手いっす。ちょっと上手すぎるかも。 




01 TUKUFUNK

・「TUKUFUNK」での始まりというのはやや意外。 




02 shamanippon~くにのうた

・1曲目がまだ終わりきらないうちに、 ホーンズさんがおもむろに客席の方に歩きだし、客席中段の列に並び、ステージに向かって 「shamanippon」のフレーズを吹き始めます。 曲終わりまでここで吹いてた。 客席も大いに沸きます。 早くも親指と薬指を折り曲げた「shamanipponサイン」を掲げて盛り上がる。 前から後ろから音が来る感じはなかなか新鮮。ナマ5.1ch。 KenKenが猫背でマイクに向かってコーラスしてる姿に萌えた。 この曲では剛さんはコーラスしてなくて、ギターに専念だったかな。 スティーヴが見たことない楽器を持ってるなー、と思ったら、送風機で国旗に風を送ってた。それもカッコ良い演出でした。




03 に ひ

・イントロでワンフレーズ歌ったあとに、マイクに向かって「CHUっ」とやってました。 この曲ってば元々ロイエーな歌い方ですけど、ライブだと3割増。 剛さんのギターもかなりロイエーでした。 




MC1




04 The next Dimension 

・次の次元として、「12」の次の「13」に行こう、という思いが込められているそうで。 剛さんはリードギターかつ、コーラスもずっと歌ってました。 うっかりしてたらなんと剛さんの指が「2」とか「5」とかを指しまして…これは跳べってことかい?! まさか「shamanippon ship」でカウントジャンプをするとは思いませんでした。 





05  …ラカチノトヒ 

・月とか太陽とかのイメージが写し出されてた背景のスクリーンに、上半身裸の剛さんのイメージがどーん。 それだけで客席が「きゃあ」となりましたけども、この曲はイントロからしてもうヤバイ。カッコイイ。 剛さんはギターを外して、ハンドマイクで歌います。腰だけでリズム取ってる感じがまあセクシーっす。 
・そして歌が終わった後の後奏部分ですよ。タケちゃんのギターソロを中心とするここの演奏が、とっても抒情的なんですよね。 「泣き」というか「泣かせ」のギターというか。 こういう切ないけれど激しい系のアレンジって、あんまり剛さんのライブでは聞いたことが無かった気がする。 元々のこの曲の終わり方もこんな感じでは全然ないですしね。 
・ワタシはそれだけでもう「うわーーーやべーーーーー」と思ってたのに、 このタケちゃんのギターソロに、剛さんがダンスで応えるんですよね。 センターマイクの周りをぐるっと取り囲んでいる形の低いお立ち台の上にのって、舞台の下手の方にいるタケちゃんの方に寄っていきつつ、 思いのままに身体を動かしてました。 サークルを描きながら心(音)のおもむくままに舞う……これぞ巫女!いや巫覡? ワタシ的にはこの場面が今回のライブのクライマックスだったと思います。筆舌に尽くしがたい。 それにしても、フリーダンスを延々踊り続けられるっていうのは、まあ並の神経ではないですよね。いい意味で。 なんつーか、生まれながらの芸能人だなと感心しました。 




MC2 




06 未来への忘れ物

・「初めてニューヨークに行った時に買ったギターで作った曲です」という紹介がありました。 この曲の清水さんのギターが素晴らしかったっす。 




MC3(MCは後半でまとめて) 




・MCの回数は多かったです。曲間にかなり喋ってました。 途中から雨が強く降ってきて、テントの中には雨のsoundが響きます。これも不思議な感覚だったな。 

日本人が誇りに持てるものって何かなって考えた時、心だなと思ったんです。
プラス1、マイナス1じゃなくて、ゼロの中に答えを見つけられるって言うのが、日本ならではの価値観だと思うんです。
それで「shamanippon」というアクションを起こしてきて、「縁を結いて」という曲ができて、 今回アルバムもリリースすることができました。 

「戻ることが未来」というのがキーワードになってます。
先端テクノロジーを使うことはいいんだけど、なにかそれに依存してしまいがちなんじゃないかと。
僕も機械めちゃめちゃ弱かったんですけど、音楽やるようになって使えるようになって。
でも、そういうものを使いながらも、人間本来の直観力を持ち続けたいなと。 

皆さん、金環日食見ました? スーパームーンも見ましたよ。
「地球の重力とかをうまいことしてくれてどうもありがとう」と感謝を込めながら手を合わせました。
そこ誰かに見られてたら、「やっぱあいつ宗教がかってんな」と思われそうですけど。
でもそうじゃなくて、「shamanippon」では宗教以前の話をしたくて始めたんですよね。
いろんなものに対する「ありがとう」とか「大好きだよ」っていう気持ちの話がしたかったんです。
その対象が「月」になったりするだけでね。
引越しの時とかも、片付けたあとに、「ありがとう」みたいな気持にならない?…竹内さんはないか(笑)。

今日、KenKenとのメールのやりとりがものすごかったよね。
お互い送る順番がめちゃくちゃになって、文章が全然わかんなくなってたよね。
それで、KenKenのメールの中に「感シャーマニッポンだね」って言葉があって、 この言葉、オレも考えてたなって思ったんですよ。
KenKenとはよくリンクするよね。

ブーティ・コリンズのライブに行った時、「堂本剛が、背の高い髪の長い女と一緒にいた」ってツイートされたり(笑)。
家族から、「アンタ、今、女と一緒にいるってツイートされてんで」って電話きて、
「えー?いま、豪太さんと、KenKenと一緒におんねんけど」って言ったら、 「じゃあKenKenか」って、家族は納得してましたけど(笑)。
//KenKen「まずあのライブにオレ出てるからね(笑)」//
KenKenとはいろんなグルーブを生んじゃうよね。

もう民間企業が宇宙に行く時代ですよ。でもオレは酔うからだめだな。 この船(shamanippon ship)では音楽に酔いますけどね。

 //上手いことゆった剛さんに、KenKenがベースで「ブゥゥーーーゥン」と合いの手を入れます。// 
ナニソレ。昭和の古いミュージシャンみたいなのやめてください(笑)。なんかその感じを今聴くと「うう~~ん(むず痒)」ってなる。
 //さらに豪太さんが「スタッタ」とドラムを入れます。// 
ドラムもそういうのあるよね(笑)。ギターってあるの?
 //タケちゃんがいろいろ悩んだ挙句に「ポワーーーン」という甲高いコードを。//
それはスベったときですよね(笑)。じゃあスベったときにはそれで救ってください。
//KenKen「今度(ブゥゥーーーゥン)だけの留守電入れてあげるよ」//
なははっ!それだけはやめてください(笑)。 それはヤバイ。
//豪太さん「じゃあオレも(スタッタ)って留守電入れるよ」//
そんなの聞いたら、オレなんか30㎞ぐらい走ってまうわ(笑)。


・剛さんが悶絶して笑う姿に、みんな「かわいい…」と癒されてました。 笑ってるだけで癒されるって…逆にここに集まってる人の心はどんだけささくれてんだ(笑)。オレもですが。




07 ひとからなにかへと

・レゲエ調にアレンジされておりました。夏に似合いそう。




08 Mind light blues 

・ブルースっていうかロックンロールって感じですよね。 こういう玄人臭いノリも剛さんの曲としては珍しい。 強いて言えば進化した「溺愛ロジック」? ギターはめっちゃ弾いてましたけど。とにかく分かりやすい曲なので客はノリノリでした。




~intermission~

・インターミッションというには豪華すぎるインストが割と長めに入ります。どことなくスペイシーな感じ。 剛さんもギターを思うさま弾いてました。




09 一鼓動~1beat

・そこから続いて「一鼓動」。剛さんはギターをすぐさま外してたと思います。生であの早口を聞くと圧巻ですね。 個人的には「bule berry」の延長線上にある曲かなと思ってたので、カウントジャンプがあるとしたら ここかなと思ってたのですが、先にやっちゃったからなあ。 …なんて思ってたらちょっとだけありました。 「shamanippon ××!」に続いてポンポン!と跳ぶ、というくだりがありましたです。説明しづらい。 この間剛さんは激しい延々フリーダンス(後ろ向いてるけどね…)、 しかもストロボ照明チッカチカで、かなりなポケモン状態…いやトランス状態でした。




~メンバー紹介~

・背面のスクリーンの中心がすーっと割れて、卵型の穴が開きます。 そこにひとさまの映像が写されて、まずご挨拶。必ず「おつかぁ~れぇ~さぁまぁれぇ~~~す」 と言うのね。 それにしても最初ひとさまの口の部分を鼻だと思ってかわいくねーなと思ってた。 口開けて喋るとナカナカかわいいじゃないか。
・ひとさまによるメンバー紹介が始まり、一人一人ソロプレイ。 この間剛さんは楽しそうにそれらを眺めてました。特にかわ島くんの時(笑)。 バンメンの皆さんの、かわ島くん放置具合が面白かったです。 それから、ルイスのハイノートがすごすぎて、 サスケさんが「この後やりずれーな」という感じで苦笑してたのが印象的。 平岡さんとタイガーさんのソロの入りは、あまりに斬新すぎて、最初ちょっと笑ってしまいました。だって、2人でショルキー&アコギで「ババーーーーン」って音出しするもんですから。 その後は普通に歌ってましたけどね。あと、ゴータさんのソロも、最終的にはゴータさんが歌ってましたので、かなり自由なんだなと思いました。 なんといってもスティーヴの「客席叩き」が圧巻。客席の通路を走り回りながら、 客席になってる木枠を叩くという。音が右に行ったり左に行ったり。これこそ生5.1ch。 最後は剛さんのギターソロでシメ。剛さんのソロはやや考えすぎかしら。




10 きみがいま

・個人的には「これだけの日を跨いできたのだから」の延長線上にある曲かなと思っていたので、 多分本編最後にやるだろうと思ってた。「当たった!」とちょっとニヤリ。
・結構爽やかな感じのある曲ですけども、この時の照明は暗めで、イメージとしては、 黄昏時から月夜な感じ。そして演奏は後半に行くにつれてどんどん熱を帯びてきます。 後奏部分では剛さんが延々と「WOH WOH…」とシャウト。 ドギモを抜かれました。この時背景スクリーンには満月の映像が。まるで月に吠えるよう。 これは41公演やろうとしてる人の歌い方じゃない。 明日死んでもいいと思ってる人の歌い方だ。 だからこそ、その「一回性」が見る者に強く焼きつく。 普通だったらすぐノド潰すんだろうけどね…。特殊なノドを持ってる剛さんだからできることだと思います。
・これにて本編終了。大体2時間ですね。音出しリミットまであと30分。




MC4 




E01 埃

・「埃」って小数の単位なんだなあ、とか、家の埃って大半が人間の皮膚のカスなんだなあ、とか、事前の剛さんの「埃」トリビアに感心しつつ聞いてました。座って聞いたのはこの曲だけだったな。




E02 SUNK you 

・「皆さん好きなところを歌ってください」という剛さんからのレクチャーがあって、 ゆるっと始まりました。よくわかんねーから全部歌ってたぜオレ。 途中で演奏を薄くしてみんなの声を聞くところがあるんですが、「声小さっ!」とちょっとアセりました。 これから行く人がいたら是非大きな声で歌って欲しいっす。是非もんっす。 好きなところで構いませんので(笑)。 平日ですので、遠征組は多分少ないんだろうな。その分初々しい感じのお客さんが多かったんじゃないかと。 でも皆頑張って歌おうとしていたのだとは思います。 後半に行くにつれて、剛さんが会場を見渡していい顔でニコニコしながら歌ってたのがホント素敵でした。 いやーん。




E03 session 

・「音出しがあと3分です」ということで、大慌てで剛さんがアコギをもって、コード決めして、 即興セッションへ。あと3分だからやんない、という選択肢はないんですね。 ここまで来るとノルマというか、修行のような感じもする。 「僕は未来まで 愛の心を持っていくんだ」という、軽やかなミディアム・バラード(近隣に配慮し音小さめ)。 「未来」「愛」という言葉が印象的な、前向きな雰囲気の曲でした。 KenKenと豪太さんが指パチしながら左右にステップしてたのがかわいかった。 かわ島くんのソプラノサックスも相変わらず良かったなあ。結局21時は過ぎてました。




MC5




こういうことをやりたいなって思っても、きっとこれぐらいしかできないだろうな、と思ってたことが、どんどんどんどん上に行ってて。
だって、自分が歌を作り始めた時には、地元の西大寺でライブができるなんて、思ってなかったですから。
でもこれは自分だけの力ではなくって。
人を信じること、自分の直観力を信じることで、自分の思いもよらないところに連れて行ってもらえたんです。
今日も楽しかったなと思いながら眠りたいと思います。





追記:

再び奈良に行ってまいりました。7月25日のライブに参加することができましたです。 丁度KenKenのラストライブで。 メンバー紹介の時に、KenKenが、「これまでは会場にいるみんなのために弾いてきましたが、 今日だけは天国にいる父と親友に捧げます」と言ってから弾き出したフレーズが、 かなりぐっときた。以前shipに行った時は、お父さんが亡くなられた直後で、 それにしては全然普段通りで、「強いなあ」なんて単純に思ってたけど。 「shipで時間を過ごすことで、自分を保つことができた」とも語ってました。 お父さんだけじゃなくて親友も…だったとは(IKUZONEさんのことかなあ)。 そうだよね…大事な人が亡くなって平気な人なんていないよね…。それでも素晴らしいサウンドを届け続けてくれたKenKen。マジありがとう。相変わらず最高。 あと6月とは別人のようにお化粧して色っぽくなってたのも最高だったよ! 剛さんもKenKenの話をしながら、最後は感極まって泣いてた。

(2012年7月26日 注釈日記。改)




以 上




堂本剛
Shamanippon ~ラカチノトヒ~

@ shamanippon ship(奈良県奈良市尼辻) , 2012.06.08