前日は天神からシャトルバスに乗ったんですが、繁華街のど真ん中での長蛇の列形成…渋滞…どんどんバスがこないのでギュウ詰め…などなかなか苛酷で。本日は普通の路線バスで会場に来てみました。少し歩くだけでとても快適に会場入り。博多湾の夕暮れがきれいだった。ま、会場入りした後仕事のメール延々打ってたけどね…。
遂にファイナル。冒頭のロールスクリーンに投影される映像にも「Final」の文字が。例年の冬コンオーラスでは見たことありますが、やはりツアー感が少なかったので、今回のツアーファイナルは個人的には格別です。
◆01 Kissからはじまるミステリー
昨日は最後のMCまで上がってなかったかなあ、という感じだった剛さんですが、今日はのっけから上がってる感じ。光一さんは、札幌で「ピヨったら笑ってください」とか言ってたけど、このツアーではずーっと絶好調かなと思ったぐらい安定感ありました。
KinKiさんの登場シーンはいつもテンションが上がりすぎて、毎回やってたという、剛さんが堂島君に「あとで電話するんで」ってジェスチャーを結局全部見逃しましたが、今日は最後だからか、もう全然さり気なくないところで思いっきり堂島くんの近くに行って「あとで電話するんで」ってやってて笑った。
◆02 愛されるより愛したい
◆03 情熱
◆04 ボクの背中には羽根がある
◆05 愛のかたまり
◆06 モノクローム ドリーム
◆07 Naked Mind
◆08 Summer~僕らのシルエット~
あー、「Naked Mind」だけ30分とかでも全然いいんだけど、今日で聞き納めかあ、と踊りながらもしんみりした。
◆09 雨音のボレロ
「雨音のボレロ」では園田さんの思いっきり上昇して下降していくダイナミックなピアノアレンジが炸裂してたなあ。「道は手ずから…」であれ聴いた時はほんと鳥肌立ったけど、盛り上がるといろんなところで炸裂するんだなと確認しました(笑)。
◆10 陽炎~Kagiroi
「陽炎~Kagiroi」はほんとNアルになくてはならない曲。この曲があるとないとでは全然、全然アルバムの印象も意味も変わったと思う。ということは勿論このツアーでもそうなんですよね。剛さんのこの曲に対する深い理解に基づくパフォーマンスはほんと出色で、ソロでもみたことがなく、これまでのKinKiでもみたことのないものでした。まさに“Next”KinKiだと思った。そしてこの曲は光一さんの歌がとても色っぽい。特に裏メロのところは絶品ですね。光一さんがそうなるように剛さんが狙って作っているらしいことにも驚愕する。うん。とにかくこの曲は驚愕なんです。
◆MC①
昨日ほど暑くなかったからか、剛さんは上着は脱がずそのままMC。でも帽子はすぐとってた。
光 みなさんこんばんは!光一です。
剛 おはようございます!堂本です。よろしくお願いしまーす。
光 こっちも夜は寒くなってきましたね。北海道は極寒やったから。
剛 スケートリンクやから会場内は暖房なかったし。お客さんは修行みたいだったよね。ボクらは快適だったけど。
光 今、皆さん寒くないですか?
剛 みんなボクらに恋してるからね。
(フゥーーーーーー!!!!)
光 簡単オマエら(笑)。
剛 でも会場出たら現実に戻ってくださいね。
光 今はどんなに夢見てもいいですよ。「ワタシ剛くんのカノジョーーー!!」って。
剛 ちょっと待って。なんか設定がブサイクなんですけど。もう1回やってもらっていいですか?
光 「ワタシ剛くんのカノジョーー!!!」「ワタシ光一のカノジョ…!!!」
剛 (笑)
光 この福岡のコンサート、応募数が250%を超えていたそうです。ですから普段解放しないはじっこの席まで入ってもらって。見づらいでしょ?
剛 でも同じ空間にいられるからね。
※ケツ見席をいじるとキャーキャーが止まらなくなる例のアレ。
光 ありがたいね。こんなオッサンにキャーキャー言ってもらって。キーは低いけど。
剛 デクレッシェンドだもんね。「キャー…(急降下)」って、山なりで。喉がもたない(笑)。ボクらも年を重ねたからこそ、こういうふうにファンの年齢いじりができるようになったんです。
光 アナタたちを信頼してるからこそこういうことが言えるんですよ?
剛 これ、だまされるとこ?大丈夫?
光 真面目に言ってんの!
剛 僕らが50、60になったとき、「硝子の少年」をどうするかだよね。
光 そやなあ……
剛 少年時代を思い出してる歌てるおっちゃんら、みたいになるのかな。
光 でも、今もちょっとそんな気持ちある。「もう俺も硝子の少年じゃねーもんな」って思いながら歌ってる。
※50、60の話のとき、決して光一さんも茶化さずに、「そうやなあ…」って未来に思いを馳せてたのがすごくぐっときた。ワタシの後ろのおねーさんは、「大丈夫だよー歌えるよー」ってずっと言ってた。
剛 今日は大阪のジュニアの古謝くんがきてくれてるんです。めっちゃライブきてくれるんですよ。
光 わざわざお土産を楽屋に持ってきてくれて。最初どっかの会社の人かと思った。
古 ほんとKinKi Kidsさんのこと20年前から尊敬してて、今日もグッズ買ってきました。
光 なんだー、先輩っぽくあげたのに。
剛 ペンライトは光一が歌う時は赤で、俺が歌う時は青にするんやで。
※強火KinKi担からのご指導…。
古 それは全然できます。
光 そういや大阪に山Pが見に来てくれたんだよね。「ちょ、どうした?」ってきいたら、「武道館行けなかったんで見に来ました」って。そのまま日帰りしたみたいよ。
剛 楽屋に来てくれた時、「じゃあ、山Pのために歌うわ…」っていったら、山P真面目やから普通に返されて、なんかスベったみたいなったわ(笑)。
光 山Pって、「エロP」ってやってたじゃない。でも、ボクの心の中はおまえよりエロやぞ!って思ってた。
剛 じゃあ「エロいち」ですね。
光 「エロいち」って全然セクシーじゃない(笑)!
光 皆さん「N album」はきいてくださいました?剛くんの「陽炎」という曲は、なんでここで歌割りするかなって感じなんですけど、あれはどういう意図があったんですか?
剛 今、複雑な世の中じゃないですか。だからキャッチーなサビが飛んでくるだけだとやだなって思って。キャッチーな曲は堂島ロールさんが作ってくれたんでね。ちょっと癖のある曲がいいなって。あと、ライブを想像して、光一と僕の声がぶわーって混ざって会場に響くといいな、とか。ちょっと難しい曲の方が書く意味あるかなって思ったんです。
光 これやるにあたってリハーサルしてさ、どうやって演出しようかなって思って、勝手に振付作っちゃったんですけどよかったんですかね。
剛 全然いいよ。
光 皆さんにあの振付の意図伝わってるかな?女性ダンサーは、裏メロを踊ってて、男性は表メロを踊ってるの。照明もその色に分けてるんだよ。
剛 見てないから全然知らなかった。
光 そうなんですよ。みんな双眼鏡ばっか見てるから見逃すんです!だから伝われへん!
※怒られた。
剛 ボクはね、♪ぼくらいろをもつ~、いのちをもつかぎろ~い、きらめきまうやみの~、したゆれるかぎろ~い、くずれだすむねの~、みみをふさぐてのひ~、らにながれたねつの~、あかいみゃくのびを~、しってるのに~、ってやってます。
※例の振付をやってくれました。勿論会場はフゥーーーー!!!
光 ボクは一生懸命時間をかけて振付のリハーサルをやったんですけどね。それで「フゥーーー!!!」って言われちゃうの、何だかなあ。
剛 自分が書いた詞やからね。でもそうやって振付つけてくれたみたいに、今回はこれをああしたいとかこういしたいとか色々あって面白かったよね。
※やたら光一さん御立腹でしたけど、それだけ「陽炎」に力入れて演出もパフォーマンスもしてた、ってことですよね。だからちゃんとわかって欲しかったんだろうな。そして剛さんのオリジナルな振付には「何だかなあ」とスネてましたけど、勿論クレームなんかではなく、「かなわんな」という感じで、剛さんへのちょっとしたリスペクトを感じたほどでした。
剛 今から歌う「ホタル」っていう曲ですけど、イエモンの社長さんがいらっしゃった日があって、「今日は真面目に歌います」って光一がめっちゃゆったやん。ほんだら帰り際にレーベルが、「今日は真面目に、ってどういうことですか?」ってきかれたって(笑)。だから、「『オタル』とか『ホテル』とか、そんなふうに言ってから歌ったりしてるんです」って話したら、「全然遊んでくださって構いません。本人も喜ぶと思います」っておっしゃって下さったみたいです。でも、♪パァ~ラダァ~イス、とかはゆってません。
光 そんなこともありましたね。
剛 ♪すべーる、おペギーン、て!おペンギンやろ。
光 一文字多くなるから焦ったんやろな。♪おペギーン!って
剛 動物図鑑にのってへんから(笑)。あれオモロかったなあ。
光 今回のツアーには堂島孝平くんがずっとついてくれて。どうもありがとうね堂島くん。
剛 これだけ回ってみてどうでしたか?
堂 いやー、
剛 ありがとうございました。
※ひでえ。
光 昨日ちょっと話したんですけど、堂島くんが別の人に書いた曲ね。
剛 聴いた聴いた。
光 いいでしょ?
剛 これは人の曲じゃだめですってボクも言いました。
光 スタッフに連絡したんでしょ?どうだった?
堂 あの、まだ先方に渡る前だったのもあって、スタッフに正直に言ったんですよ。ステージ上でKinKiに「オレらのだ」って言われたと。そしたら、その方が「実は僕もKinKiの方がいいと思ってました」って。
※何このドラマみたいな展開…萌える…。
光 さっきその話聴いたんですよ。そしたら堂島君が、「ステージ上でこの曲欲しいなんていうの、マイケルか光一くんかだよね」って(笑)。
剛 なかなかの堂島節ですよ。みんなもきっと好きだと思う。
光 じゃあ改めて堂島くんツアーの感想を。
堂 えー、
光 ありがとうございました。
※ひでえ再び。でも大人の対応で微笑む堂島くん。
「ガツッ」という音がして、光一さんがスタンドマイクに歯をぶつけたようでした。
剛 ちょっとー、距離感!何年やっとんねん。
光 なんねんたってもー♪
※ここ光一さんオヤジギャグ(オヤジギャクだろ!)言いながらすっごいニコニコしてたのめっちゃ天然感あった。
◆11 ホタル
「今日はファイナルなんで真面目に!」ってフリがあって。ホントに真面目に歌って有終の美を飾りました(いやいいんですけどそれで)。そして最終日にして初めて座ってこの曲を聴いたという。いや周りがほぼ座ってたので…そんなこともあるんだなあ。
当初はそんな意図は全くなかったでしょうけども、MC後であったが故に、タイトルを変えられ、替え歌され、いつもはやらない決めポーズで歌われたり。しかし、いろんなムチャぶりに嫌な顔せず応じてくれる大御所俳優のような、そんなありがたさのある曲でした。それもこれもものすごい地力のある曲だからこそ。
◆MC②
「軽快なトークで、大爆笑をお願いします」と言いつつ光一さんが衣装替えのためはけます。
剛 今日はトゥアーのファイナォですけど、振り返ると、ほんとにただただ楽しかったなっていう思いが強いです。これぐらいお客さんが近いと、影響されるスピード感が早い。1曲目から皆の感情がばーっと飛んでくるんで。1日1日違うステージができて楽しかったな。ボクらの方がヒートアップしすぎても、皆がそれを超えてさらにヒートアップしてきてくれる。こういうタイミングでそれを体験できたのは、スタッフも含めて大きな財産だと思うんです。もっともっと面白いステージができるんじゃないかなと。
光一さん登場し、剛さんが「北九州にコンタクト落としたんで取りに行ってきます。…今の言わん方がよかった」とか言いながらはけます。
光 あのさあ、反省しながらいなくなるのやめてくれる(笑)?昨日はyoshieさんが見に来て下さって、その後一緒に食事も行ったんですけど、すごく感動して下さって。こんな(30センチくらい)長文のメールきました。yoshieさんってあんまり芸能人に振付する人じゃないんですよ。ありがたかったですね。
◆12 Danger Zone
◆13 Interactional
◆14 Slave Maker
こちらも今日はノーマルに曲紹介。つーか誰もふざけて曲紹介しろなんて言ってないのに、なんで愉快な曲紹介が恒例みたいになったんだろう…ホント光一さんてありがたい人だなあ。剛さんがギターで出てきた時には、今日も「ヘイ剛!」って言ってましたね。「剛くん」から「剛」になるのに1ヶ月以上かかりました。20年以上一緒にいるのに変なふたりぐみー。
◆15 街
◆16 たよりにしてまっせ
◆17 買い物ブギー
今回のツアーで、自分的に心残りがあったのは、なんつっても「街」直後の剛さんのギターソロを息を詰めて見守ってしまったところだな…仙台とか北海道では少し歓声も出たんだけど…福岡では再び水を打ったようになってしまって…確かに硬派なギターソロではあるんだけども…そんなん関係なく騒げばよかった…ここだっていうタイミングもわかってたのに…めっちゃ悔しい。ああこういう思い残しはもう絶対したくない!
「たよりにしてまっせ」前のセッションタイム。この日は何故か剛さんはここで帽子を取ってたな。ドラムソロの時に剛さんもスティック持って横からたまに叩くというめっちゃかわいいことをしてました。これやってる本人も見てる皆も勿論すっごい笑顔。そして昨日に続いて建さんはサルサダンスを披露。ストリングスのおねーさん、コーラスのおねーさんとパートナーをとっかえひっかえした挙句、遂にオレ達の姫、剛さんに手が差し伸べられたのさ!おめでとうございますありがとうございます!建さんにくるくる回される剛さん。最後はちゃんとレディーなお辞儀してたさすがアワプリンセス!…少々取り乱しました。そして最後は何故かバンメンが全員(園田さんだけBGM弾いてたかな…)楽器を置いて建さんの後ろに並び千手観音をするという。ツアーも最終日ともなると斬新なセッションになりますね。ちょっとφコンの「unchanged.」を思い出したりした。
「買い物ブギー」では伏し目がちでアンニュイな剛さんの歌いようがたまらんかったのですが、本日は堂島くんのほうをガン見しながらわりとノリノリで歌ってました。
♪ オッサンオッサンオッサンオッサン (オッサンオッサンオッサンオッサン)
♪ オッサンどうじま オッサンちゃうどうもと (オッサンどうじま オッサンちゃうどうもと)
♪ オッサンオッサンオッサンどうじま (オッサンオッサンオッサンどうじま)
♪ オッサンちゃうオッサンちゃうオッサンちゃうどうもと (オッサンちゃうオッサンちゃうオッサンちゃうどうもと)
♪ そろそろあいつの ラッパが聞きたい (そろそろあいつの ラッパが聞きたい)
♪ ピンクのラッパが 聞きたい聞きたい (ピンクのラッパが 聞きたい聞きたい)
ピンクボーンを片手に光一さんが真ん中奥からセリ上がりで登場。勿論五木フェイスなもんで剛さんは笑っちゃいます。
光 (プワーーーーーーーーー!!!)
そのままスッと舞台下に下がっていった光一さん。一発だけながら最終日にしてホフホフしてなかった!
剛 すげえ、最終日一発だけっていう。
堂 モノにしましたね。
剛 ちょっと悔しいですけども(笑)。
♪ ほならテンポあげていきまひょ ほならテンポあげていきまひょ
剛 ちょっと時間がおしてるから、みんな連続ですごい飛ぶことになりますけど。ぼくが指で合図するから、その合図を見て、その数だけ一緒に飛びましょう。みんなで一つなろう。そして宇宙へいこう。We
got HIGER!C'mon!
「テンポ上げていきまひょ」とは言ってるけどこんなに上げるかねえ?ってぐらいの大急ぎ感。セッションが長引いたから最後はまきまきだったみたいです。
◆18 薔薇と太陽
◆19 Unlock Baby
◆20 Plugin Love
◆21 Fall Dance
◆22 スワンソング
◆23 雨のMelody~涙、ひとひら~カナシミブルー
◆24 Misty
◆25 Time~やめないで、Pure
◆26 Anniversary
◆27 ジェットコースター・ロマンス
◆28 硝子の少年
前日は「スワンソング」の剛さんのフリーダンスが(やっぱり)不発で残念だったのですが、本日は少々出ててやったー、って思いました。少々だけど。
そして「硝子の少年」のイントロにのせて、最後の「We are…」「KinKi Kids!」。何回見ても、この短いイントロの中でご挨拶してキメ台詞まで吐くのってめっちゃ無理ゲーだと思うんだけど、さらにBPMを2上げてたというね…なんというHardモード。これぐらいの勢いがないとこのキメ台詞を吐くのが恥ずかしかったということなんでしょうか。そうだったら逆に萌えるけど(始末が悪い)。別に最後のハケ際とかにゆっくり言ってくれてもいいのにね。
◆アンコールMC①
光 17年ぶりのアリーナツアーでしたけど、改めて思ったのが、ツアー、楽しいじゃねえかと。大きい会場も楽しいですけど、皆さんを近くに感じることができて。顔は見えてないですけど(笑)。バンドの皆さんともダンサーの皆さんとも一つになっていくのが感じられてね。そして明日は新しいシングルが出ます。堂島君もアルバムから引き続きプロデュースに関わってくれて。この曲はどうでしたか。
堂 やっぱり…
光 そうですよね。
剛 一理ありますよね。
※ひでえ三回目。
剛 ツアーラストの次の日に新曲が出るっていうのもいいですね。
光 ちょっと歌にも気合入っちゃうな。
※ファイブツリーポーズがでる光一さん。
剛 気合入ると五木さんになっちゃうんですか?
光 いいんだよね。これが理にかなってる。
剛 オマエがそのスタイルでいくんやとしたら、オレは見慣れていかないといけないんで。
光 理にかなってるんだけど、僕らしくない(笑)。
◆E01 道は手ずから夢の花
Ballad Bestにはライブ音源をCDに入れて欲しいと思ってしまうような素晴らしさでした。昨日もだったけどますます拍手が鳴りやみません。
◆アンコールMC②
光 心をこめて歌いました。どういう想いを受け取ったかは人それぞれですけど、僕が言いたいのは「買ってください」ということです(笑)。最後は明るく、堂島君にもらった2曲を歌って終わりたいと思いますが。「夜をとめてくれ」という曲はどういう気持ちで作ったんですか?
堂 コンサートにね、
光 ありがとうございました。…うそ(笑)!ほんとにききたい。
堂 今この瞬間のことですよ。夜が止まってほしいなって皆思ってるでしょ?
剛 でも朝は来ますからね。
※バッサリ。
光 「なんねんたっても」はもう、20周年に向かっていく今の僕たちそのままの想いが込められてると思います。
◆E02 夜をとめてくれ
◆E03 なんねんたっても
「なんねんたっても」の最後の振付、手話で「ずっと」「続く」を意味する、両手で作ったリングが会場じゅうにあふれててすごくぐっときました。この振付によって、毎回このライブのピリオドマークが打たれてきたんですよね。そしてその意味が「to
be continued」であるということがもう(涙)。最後は剛さんがリードして皆で跳んでシメ。跳ぶような曲じゃないのに!
光 この歌詞にあるようにね、だんだん仙人のようになってきた剛くんと、毒舌が増えた光一くんと、そんな二人を、どうかなんねんたってもよろしくお願いします。次にKinKiで福岡に来るのはいつになるかわかりませんけれども、皆さんの声援次第です。これからも僕らを支えていってください。
剛 お願いしまーす。
光 これでお別れです。
剛 ほんとに素晴らしい1日でした。
光 名残惜しいですけども。
剛 物事には終わりがありますから。
光 僕がシメたら終わります。
剛 飽きられる前に終わった方がいいと思います(笑)。
光 皆さんどうもありがとうございましたっ!!
剛 ありがとー!!
※光一さんが名残惜しそうで、「終わろう」とサッパリしている剛さんの対比が面白かったですね。
Wアンコあるだろとの確信のもとにアンコールが続き、KinKiさんが登場。二人ともツアーT姿で上に何も羽織ってなかったです。さらにバンドさんも皆着替えて黒のスタッフツアーT姿になってました。
◆アンコールMC③
光 最後は暴れまくってください。聞いていただきましょう。「ひとりじゃない」。
剛 ♪さ~び~しさ~、かくし~ながら~、…ありがとうございました。それでは聞いて下さい。「僕は思う」。
光 ♪ぼくはホモ~る~
剛 思ってください。ホモっちゃダメ(笑)。
※なんだろう光一さんのこのぶっこみ…。関係ないけど「ひとりじゃない」で客席から出た手拍子が見事な頭打ちで残念感。
◆E04 Secret Code
もうシクレしかないだろうとの大方の予想通りの!そしてこの曲は今にいたる堂島君とKinKiさんの関わりのなかでも、ターニングポイントになった曲だと思うんだよねえ。始まった途端、剛さんが元気よく右の花道の方に歩いて行ったので、それ見て光一さんが左にばーって行ったのがKinKiだなーって。
光 こんな難しい曲をツアー前に練習せずにやってしまうこのバンドの素晴らしさ!
剛 ありがたいですね。グッジョブ!
光 なんだか今までで一番あたたかい気持ちになったコンサートじゃないかな。
剛 非常に良かったですね。
光 よし!じゃあ帰ります!帰ってください!あ!大事なこと言うの忘れてた!スタッフの皆さんにも大きな拍手を!
剛 ありがとー!ばいばーい!あいしてるっ
※ハケ際ギリギリに小声の「あいしてるっ」いただきました。
KinKiさんがはけた後、会場ではさらにひとしきり拍手が盛り上がりました。これは、客席も含めて今回のツアーに関わった人全員への拍手であったのだろうと思います。
「KinKiのファンは大人しい」とずっと言われてきました。それを否定はしません。でも、ずっとドームでやってきたんです。奇しくもオーラスで剛さんが言ってました。「アリーナだと影響されるスピードが早い」と。熱はある。でも、いかんせんドームでは伝わるスピードが遅い。遅いから、「どーせ伝わんない」って思っちゃって、だんだん冷めていく。そうやってそういうファンの在り方がだんだん普通になっていった部分もあるのかなと思います。勿論、すべて環境のせいにするのも無理がありますけどね。でも、環境が変われば、人だって変わる。だからこそ、今回のアリーナツアーはとても意味があった。
当初は、双方のソロをやってくれたってことにすごく興奮して、そこに意味を見出していたけど、終わってみれば、それももはや当たり前のような気がしています。2人ともそれぞれの世界があって、それでも自然にKinKiになれる。昔も今も、2人はずっと自然だった。
それよりも、見てる方も演っている方も、大変楽しかった、というシンプルな事実に意味があったような気がしています。長年ドームで楽しんできたんだから、アリーナでやってくれたら、その何倍も楽しいに決まってるし、ホールでやってくれたらさらに楽しいに決まってる。つまり、この先どうなったって楽しいに決まってる。そんな確信に心震えたツアーでした。なかなか年末年始に遠征できないファンの喜びも当然大きかったと思いますけどね。まだ行ってないところ、全国に沢山ありますし!
以 上
We are KinKi Kids Live Tour 2016
Tsuyoshi & Koichi
@マリンメッセ福岡 , 2016.11.02
