1998-1999 Winter Concert in Tokyo Dome
December 31,1998 / January 1,1999.

 

■まず入場。
30日まで働いておりましたのでワタクシ、12/31、1/1と2公演に行って参りました。それにしても会場、東京ドーム…広い…加えて今回アリーナ席なし。とにかく広いということで、今回はキンキちゃんのみに細心の注意を払ったつもり。全体の演出はかなりおルスなレポです。いつもかそれは(^_^;)。とにかく大晦日・元旦ごちゃまぜでいってみよう!

客入れのBGMは夏コンと一緒だったような…「MAIYA」のです。会場暗くなり、バックスクリーン下などからJr.がわらわら出て参ります。「キンキどこ?」なんてキョロキョロしてると、花火がバーンと爆発して、空中から出現。鳥篭のようなケージがクレーンに吊ってあって、その中にキンキさん達ひとりずつ入っちゃってます。更に背中にワイヤーで命綱つけてたみたいですね。だってものすごく高いところからの登場でしたもん。あぶな!オープニングは『シンデレラ・クリスマス』です。年末年始?知らんがな。とにかくシンクリじゃ!ってな感じのゴーインさですね(笑)。クリスマスコンだった大阪から曲順変えるかなと思ったんですが、OPの形式は同じだったようです。登場時は光ちゃんが金ラメマント、剛は銀ラメマントをはおってます。舞台に下りてきてマントを脱ぐと、キャメルのロングジャケット(白いフリンジ付き)でインナーシャツはボルドーです。2人とも胸元に雪の結晶ブローチ。元旦、スクリーンに映ったお誕生日光ちゃんはOPからカオ溶けちゃってました。メルティスマイル(なんじゃそりゃ)。コーラスが突然カットインしてきて『スッピンGirl』 。2人して花道をダーッと走っていきます。元気だあー。特につよは31日はじけておりまして、ノリノリでピョンコピョンコ跳ねる跳ねる!イキのいい剛、嬉しいです(笑)。

次は早替えで白スーツに赤とピンクの重ねシャツがのぞくお召し物に。紅白のめでたくもフォーマルないでたちは…やっぱり『Happy Happy Greeting』でした。コレ是非宝塚バージョンで聞きたかったなあ。元旦くらいは。つよが光ちゃんに捧げる歌を歌って、それを脇で光ちゃんがずーっと聞いてる、って構図が何とも好きなんですけど。今回は勿論シングルバージョンでした。続けて『全部抱きしめて』。2人別々に黄色のオープンカーにのって外周ぐるぐる回ります。お約束で光一さん、♪だから何も信じられなくなっても〜、の部分を客席にフリます。だからそこは難しいってばよ(^_^;)。しかし今回は5万人の力というか、なんかちゃんと歌えてるみたいに聞こえまして(笑)、光一さん「オォッケイ!」とご機嫌です。

 

■1度目MC入ります。
まず31日から…

剛 「今回は絶対光一の誕生会をやります
光 「そんなことゆーてくれんのホント初めてでね。ボクはその気持ちが嬉しい。
剛 「今までは、『プライベートは別々』とかね、お互いにこう、フェンスを張ってたけれども。これからはフェンスをとっぱらってね。オレも光一のところに行くし、光一もオレのエリアに来て欲しいと。
光 「…フェンスをとっぱらうのはよしとしよう。じゃオレ“光一バリアー”張っていい?

ああ光一さん…なんで流さないの?「そーねー」とか言えばいいことじゃないですか。意識しすぎててかえっておかしいよ!確かに“光一バリアー”ぐらいあったほうがキンキは上手くいくんだろうけどさ。剛がこんなこと言うのはいつもですが(笑)、近頃富に多い気がします。

元旦の1回目MC内容は余り覚えてないんスけど(覚えてろ)、「ハタチになったらこのヒト(光一)、ちがうわ」などとおかみさんのような口調で光一の一挙手一投足をイジるつよちゃんがかわいかったっす。光一さんはお誕生日とあってか、またまたMASKリハ・および冬コン連チャンで疲労のピークだったのか、終始ホゲホゲしてました。MCの時はね。でもとても幸福そうでした。遂に20歳だもんなあ。剛は31日コン〜カウントダウンのハシャギがたたったのか(友人が「彼女でもできたかツヨシ!」と言ったほどのウキウキぶりだったので)、声がかなりかれてました。「ハスキーでセクシーね。ボクはセクシー系ですから…」なんて言ってましたけど。キミは確かにセクシー系だけど…どういう意味かわかって言ってんのかなあ(^_^;)。

 

■この辺実は一番見所。
MCの後はJr.コーナー。大阪MASK終わりのタッキーがジュニア太鼓隊を従えてほぼソロ!ドームでソロ…ますます別格感漂いますね。タッキーがはけて『Distance』『愛されるより愛したい』と踊りに徹する(笑)曲が続きます。「Distance」はアレンジがかなり変わっててよりハードでメタリックな感じ。ダンスも隊列調といいますか、ア〜ミ〜な感じでかっこいいのよう!キンキ2人を先頭にして、Jr.がぎゅっと詰まった三角のフォーメーションになってザッザザッザ踊んのもめちゃよかったっす。「愛・愛」は間奏伸ばしたりしてダンスをガンガン入れてましたね。つよは片手側宙、光一さんはバク転入れてました。こん時の衣装は上が白地に黒のなんつーか唐草みたいな模様の入ったやつ。下は黒のパンツですが同色のスカートついてんですよ。いやスカートっつーんではないんでしょうが。かわいいナー。なんか通して見ると今回の衣装テーマは(そんなものが存在するのかは知りませんが)、「ウエスタン」のようでした。ナゼ(笑)!?

「愛・愛」シメで花火がバーンと鳴り、暗転。今回のこの花火というのはいつものマグネシウム爆発ではなくて、本当に花火なんだと思うんですが(多分)。だって色付きでしたもん。早替えで『硝子の少年』です。つよし、跳んでます!31日はめちゃ調子のよかった。ワタシ、個人的に「硝子…」のシメ前のジャンプで剛の調子を見ると、いう習慣があるんですが(^_^;)。この日はやっぱりピシッと跳んでまして。オマケにサビ部分の上ハモを急にやりだしたりして、光一さんも「おっ」って感じでニヤリとしたりしてましたね。この時は赤のロングシャツ。エロい…。ボトムと襟袖のポイントはグレーでした。

 

■X JA○ANかっ!
ピアノの音が流れてきまして、舞台上をよく見るとグランドピアノの前に光ちゃんが座って、『青の時代』のさわりだけですが弾いとります。なんで?なんでそんなマジ顔で弾いたふりせなアカンの(笑)?その演出の意図は一体…と思ってたらば、曲調が変わります。ピアノのイントロに導かれ、ピアノの横の出入り口から剛が登場。スッと光一さんの横を通り過ぎていきます。わかった。コレやりたかったのね。…ってアンタX JAPANか?アンタがYOSHIKIで剛がTOSHIか(笑)。大晦日にそんなことしてると外の広場にたむろしてるXファンが黙っちゃいないっちゅーねん!…イヤ冗談ですが(笑)。夏コンに続いて、剛の迎え入れ方に愛を感じてやまないワタシです。ただ淡々と進めるのでなく、光一から剛へ流れを手渡すようにっていうね…。そうですね。これは「キンキ」のコンですから。

続く剛ソロ1曲目は、自作バラード『白い世界へ』。雪、好きだもんね剛。「何でもない日でも記念日みたくなるから」好きなのよね。オトメ。真っ白なレザースーツで歌うこの曲、ワタシはアレンジが好きです。間奏に入ってる口笛とか、かわいいし、同時にもの淋しいしで。曲の後半の演出でジュニアが舞台上で雪遊びしてて、その笑い声が曲にオーバーラップしてくるんですが、歌い終えて剛の乗ってるリフトが降りてくるときの表情がね、その楽しげな声と対照的にすんごく切ないんですよ。淋しそうなんですよ!汗かいてるけど(笑)、寒いのね?雪、降ってんのね?て感じで。こういうとこはこのコの勘の成せる技でしょうね。素晴らしい舞台勘。大阪で使ったという雪はドームでは降りませんでした。残念。

次は光一自作ミディアムバラード、『Peaceful World』なんですが…ダメ!そのハットはダメ!かぶり直すその仕草はダメ!かっこ良すぎ(T_T)。白のスーツに白のハット、インナーは青いシャツです。この格好で踊るんだわ(T_T)。歌詞などもとても広い世界観の曲で、しかもミディアムテンポということで。剛ならこの曲で踊ろうとは絶対思わないよね。これはもう光一さんの”見せる人”としての使命感なんでしょうね。なんかねー、これ見てて私、神様に感謝したくなりました。光一にこの仕事をくれてありがとうって(イタくてすいません)。だって彼自身、「早いうちにやりたい仕事が見つかってよかった」って言ってるじゃないですか。彼にこの仕事がなかったら、一体どうなっていたんだろう、とか思って。いやちゃんと生きてくだろうけど(^_^;)。「早いうちに…」っていう発言自体、自分自身に対する言い聞かせなのかも知れないけどさ…。でもでも、なんだか余りにも奇跡のような需給関係が成立してるもんだから。それにその需給関係のうまくいってないコが傍にいるもんですから…(爆)。

光一ソロが終了すると、何やら不穏な空気…あっ!光一様がJr.に取り囲まれてる!からまれてる!…んなアホな(笑)!すると光一さん、隙を見てバイクに飛び乗った!逃げる!後ろからは同じくバイクに乗ったならず者達が追っかけてきます。そのまま2・3周ほどドームの外周を周るんですが、ずーっと光一さん、緊張した表情してて、その演技かなりツボです。バイク+光一ってだけでもうダメなのに〜〜〜〜。くう〜〜っ。髪、なびくなびく(笑)。おまけにスーツのままなので、まるでマフィアの若頭のようです。バイクの速度が結構出てたんで、ちょっとした起伏を乗り越える時にバイクがジャンプしちゃったりしてました。バイクは途中でスタントマンにすり替わり、ジャンプし損ねたバイクは転倒、爆発。救急車のサイレンまで聞こえてきて、キャー光一様、どうなるのー(゚o゚)、という展開になります。ジャニーズのこういう演出、面白いなあ(笑)。

 

■復活!「眠れない夜」。
続いて、あのかっけーイントロが流れてきて…『眠らない夜』だあーー!おのおのジュニアを2人ずつ従え、別々の移動ステージ…つーか山車に乗って登場。そこであの激しいダンスをガンガンに踊りまくるわけです。いや勿体無い。どうかもっと広い場所で、2人揃って踊らしてやって下さいよう。それに剛の色っぽいラップんとこ、山車がワタシの反対側の方に回っちゃってよく見れなかったんだよう(泣)。くっすん。それにしても「眠らない夜」の復活といい、「愛されるより愛したい」のロングバージョンといい、ファンの要望を心得てるっていうか。応えてくれてるって気がしますね。

一転して客電がパーッと上がり、光一さんが「遊ぼーぜ!」と叫びます。ジュニアやデッカイ人形(何だろ…コレ…)などいっぱい出てきて、好き勝手遊んでます。曲は『Baby Love』。この曲はこの冬コンでお披露目だったんですねえ。キンキのオリジナル曲だとは思わないで聴いておりました。大阪ではちっこい電動カートに乗って、2人で外周を楽しげに追っかけっこした(!)って聞いて楽しみにしてたんですが…これにはジュニアが乗って舞台上で遊んでました。2人は歩きで外周回りです。ドームの外周この人ら何回まわったんでしょう。すごい運動量ですよね。まだまだ若い。一人ずつ逆方向に歩いていくと、ちょうどスクリーンのあたりで二人が交差するんですが、元旦はねー、ハイタッチしてすれ違ってました。この曲以外でも。

 

■2回目MC入ります。
「さ、皆さん座りましょう」ということで、2度目のMCです。今回はまさに珠玉といってもよいのではないのでしょうか。とにかく面白かったです。

まず31日の内容から。

光  「1月からは僕がミュージカル『MASK』、んで剛が…
剛  「日テレでドラマやります。『君といた未来のために〜I'll be back〜』。んでねー、今回、あるんですよ。キスシーンが。2回ほど。1回目はもう撮っちゃったんですけど。
光  「僕は水の口移しまでやりましたからね。『ハルモニア』で。これ実際やらんかってもわからんやろ思てたんですけど。監督にね、「光一、やって」言われましたから。んでどうでした、感触は。
 ←ここ光一さんスゴイ自慢気(笑)。
剛  「んー、なんというか…空気のような…
光  「感触は空気のような。
剛  「エアーキッス?
光  「ほー。
剛  「ていうか空気?
光  「ふーん。
剛  「…。ボクの、負けです
光  「ひゃははは(笑)。何が?
剛  「ボクの、負けです。してません。いいんですボクは。未来の嫁さんとの式までとっておくんです。

オイ、式までかよ!ととりあえずつっこんでおきましょう(笑)。恒例の話題ですが、キスシーンは2人にとって勝ち負けの問題のなのね。「負けです(キッパリ)」って言い方がなんともダメ男で、珍しく剛ったらかっこよかったです。

光  「でも君は忘れてる。僕とキスシーンやってるということを。
剛  「あれは事故です
光  「いやいや。
剛  「事故。
光  「あのねー、普通キスシーンやってもすぐ忘れるんですけどね、アレは、ハッキリ憶えてるねー。
剛  「オレも(笑)。 
←2人してハッキリ憶えてるそうですよ。ハイ。光一が全くちゃかさなかったのが印象的でしたッ☆

そして元旦。ここではホント長ーく喋ってました。

光  「元旦からはね、僕『バーモントカレー』のCMに出ます。皆見た?
剛  「長ちゃんに続いてね。何か言わないんですか?ヒデキ感激!みたいなん。
光  「案出したんですけどねー。却下されたんですよ。
剛  「なんですか?
光  「イヤ。もうこれ絶対寒いから、イヤ。あの僕、ぶどうのCMに出るとしたら、言うことは決めてあるんですよ。「ぶどうひとつぶどう?」。

イヤやイヤやってだだこねる光一さん、めっちゃホゲホゲしててかわいかったッス。それにしてもこのシャレ…一昨年からゆーてますよ。そんなに温めるネタじゃない(笑)。剛、呆れてステージからはけて行ってしまいます。

剛  「(ステージに戻りつつ)んで何ですか?
光  「ヒデキ感激!に対抗してね、こう、カレーを発見して、「光一は、こぉっっち!」っていうふうにね。…さぶいさぶい!
剛  「…なんでキミはそうダジャレにもっていくねん(呆)。
光  「だって前々からねー、「ヒデキ感激」って、「キ」しか合ってへんやん!って思てたんです。
剛  「アホ、あれは別にシャレとちゃうで
光  「ウソ?!ちゃうの? 
←これはいくらなんでもホゲすぎです。光一さん。

光  「あと6日から『MASK』、始まりますけども。
剛  「ボクも見に行きますから。
光  「君来たら出すからね舞台に。めっちゃ派手なシーンに。君の苦手なジャズダンス系の
剛  「こうですか?(と何故か「ウェストサイド・ストーリー」の振りを)
光  「そうそう(笑)。なんか今回チケット取れなかったという声もきくんでね。
剛  「ボクが半分押さえましたからね。
光  「(無視)だからね…
剛  「…ハタチになったらこれや。イヤやわあ。
光  「チケット取れなかったーいう人のためにね、今回は『MASK』のナンバーからも1曲、この後にやります。
剛  「『どーなってるの?!』ね。
光  「ちがうちがう(笑)。『どうなってもいい』。それはみのもんたさんや。
剛  「えー?!違いますよ。小倉さんですよ。
光  「みのさんって何やったっけ?あ、『思いッきりテレビ』か。
剛  「この人はねー、ホント芸能人のくせに芸能界のこと知らんからね。
光  「だってオレ、LOVE×2にF-BLOODがゲストに来てくれた時、藤井フミヤさんと…おとうとさんね。『今度ゲストF-BLOODやでー』聞いて、『うわ、外人来るんか!』思たもん。
剛  「(笑)
光  「ナニ?
剛  「いや今、『おとうとさん』って言うのがおもろかった。尚之さんやからね(笑)。光一も二十歳ですけども、こんな光一の天然ボケをね、みんなでこれからも見守ってゆこうと。
光  「アホ、これは狙いやっちゅうねん。
剛  「これからもね、2人肩を並べてね、この果てしない道を、お手々つないで、歩いてゆこうじゃないですか。 
←5万5千人総ウットリ発言(笑)。
光  「(後ずさる)
剛  「なんで離れていくねん。フツーこう、そんなこと言ったらね、『そーやねー』ぐらいゆーて、2・3歩近づいてくるもんじゃないですか。
光  「(近寄っていって剛の手をぐっと握ります。以下しばらく握ったままトーク)こんなことするとなー、次の日ワイドショーでここばっか流れんねん
剛  「『キンキキッズ仲良しこよしー』とかな。

ここ、ワタシ的にMC最大の山場だったんです。剛がね、「これからも2人でずーっとやってこやないか」言うた時の光一さんの表情。すごくヘンな顔してんですよ。一番近いのは多分「困った顔」。だからそこは嬉しそうな顔するところでしょ?そんで流せばいいところでしょ?ちょっとJフレのカウンドダウンをビデオに録った方は、ライブ後の中継映像をご覧下さい。みんなに「誕生日オメデトー」言われて長ちゃんにくしゃくしゃにされてる光一さん、同じ表情してます。「こんな時どういう顔したらいいのかわからないの」か光一?綾波レイか(笑)?なんかリアルすぎて見てる方が恥ずかしくなってしまいます。時に彼は本当に不器用ですねえ。「光一は世渡りが上手」なんてちゃんと光一を見てない証拠だ剛!きっと剛がMCで言ったようなことは、光一にとって「口に出して言うようなこと」ではないんだろうね。「大事なことは言わない」し何より「当たり前のこと」だろうからさ。だからこういう言動に直面した時、当惑して言葉をなくすんじゃないかと。でも同時にそういうこと言える剛ってのをすごく認めてるとも思うんですよねー。…とにかくそんな妄想バクハツMCでした(笑)。

光  「それでは皆さんそろそろ立ちましょか?
剛  「あ、ちょっと待って下さい!
光  「つよちゃん、今オレ喋ってんの…(^_^;)。 
←激ツボ!つよちゃん!
剛  「あのね、ぶっちゃけたハナシ、今日はMC短めにいこかー、ゆーてたんです
光  「しかもコイツが言い出したんですよ。そのくせ喋る喋る。
剛  「今日終わってから誕生会もあるし。できれば早めにおわして光一を寝かしてやりたいと思ってね。 
←5万5千人より内輪の誕生会が大事か。そりゃそうだ(爆)。
光  「そう。明日から僕、『MASK』の最終リハーサルでして。今年正月休みイッコもないわ。直前にまた台本が変わりやがるしね(笑)。まだ1回も芝居合わせしてへんとことかあるのよ。
剛  「あ、そう。大丈夫か?オレと読み合わせしよか?『どれどれ、父さんに言ってみなさい』とか、ボクやりますよ。

ああ、楽屋で光ちゃんと読み合わせする剛…それは夢?その光景は幻?本当に去年から剛は光一にどんどん近づいてってますね。だってもはや「幼なじみ」の域ですもんねえ。普通の友達関係やろうとしたらこのくらいは当然かもしれない。でも、でもよ!5万人の前でガーッとコンサートやって、家に帰ってもその人がいる中で誕生会やるってのは、どんな気持ちよ、え?!こんなん、他のどのコンビにも理解できない気持ちなんだろうなあ。勿論ワタシらにも理解できません(笑)。

あともう一つツボ。何かの話の流れで光ちゃんが、「オレ、つよし、あと…」みたいに名前を列挙してったとき、客席からツッコミ入りまして。「オレ=つよし」か!ってなことだったようですけど(細かい…)。剛も「今日からオレが光一なんか?」とかそれに乗っかっちゃったんで、光一さんが言い直したんですよね。「えー?おかしい?なんて言えばいいの?オレと、つよし、か。じゃ、オレと、つよし。」…なにか言い直してめちゃくちゃ照れてましたよこの人(笑)。こんなことだけで照れんなやー。すごく勿体つけた言い方でした。「オレと、つよし」。ふふ。

2日間ともMC後に皆でウェーブやりました。スタンド両端からはじめると、真ん中でぶつかりますがどうします?と問われ、光一さん、「じゃ、ぶつかったら、『ぶつかったー』言うて下さい」だって。爆笑。ホント意表を突く男です。誰も言わなかったしね(笑)!あ、ワタシ剛に一つ文句言いたい。なんで元旦に「ハッピーバースデー歌お!」って音頭とってくれなかったのよう!キミ以外いないでしょ。仕切る人。ワタシは歌いたかったのよう(T_T)!

 

■衣装がカワイイ。
長いMCが終わると、Jr.コーナー。『TIME ZONE〜I Believe in Myself〜Can Do! Can Go!』。メドレー終わるとキンキ2人、センター花道先端から出現!これは『イノセント・ウォーズ』ですね。オリジナルよりこっちのアレンジの方が好きだったりしました(^_^;)。こん時のお召し物はオレンジ基調のジャージっぽいヤツで、ダブっとしててカワイイ。特に剛+オレンジ、ダメ!好きだ!つよは黒の帽子ずっとかぶってましたねえ。31日はセンター花道先端で剛が光一の肩に腕かけたりして、かなりの仲良しモード。ワタシ、コンでこういう普通のカラミ見たの初めてでした(T_T)。だってこういうことはどんなグループでも、バンドでもするでしょ〜?それなのにキンキは接触全くなしのライブとかバリバリありますよね。そんなんばっか当たってたもんで(^_^;)。曲のラストで光一は赤い旗を持ったJr.に、剛は青い旗を持ったJr.にそれぞれ隠されて、突然左右花道の中央から、センターステージに再登場します。イスに座ってる!『仮病を使おう』です。椅子を使ったダンスも良いですが、夏コンのときには2人して花道に分かれて踊ってた曲ですが、今回は並んで踊ってる…感慨もひとしおです(T_T)。

衣装替えでパンフの最終ページで着てる光一→銀、剛→銀の衣装に。『Tell Me』。いつものあのダンス。アレンジとか振りとかどんどん変わっていくのも飽きなくていいんですけど、いつまでも変わらないもの、ってのもいいですね。「ああ…『Tell Me』だ…」って感じで。「これからさ 泣いたり抱いたり 繰り返す」ってとこ、すごい好きなんですけど、光一さんとてもイイ表情で歌うんですよねえ。ここってこの曲の要の部分でしょう。ちゃんとわかってんだなあ。素敵です。

 

■細かいですが。
こっからの構成が大晦日と元旦では異なります。30日と31日も結構違ってたようですが(『一秒のオセロ』がカットされたんですよね確か)。

31日 『Rocks』→『どうなってもいい』→『さまざまな愛』→『あの娘はSoFine』
1日  『どうなってもいい』→『Rocks』→『ブギウギ・キャット』→『さまざまな愛』→『あの娘はSoFine』

元旦には『ブギウギ・キャット』が入っただけでなく、曲順も入れ替わってますね。私見ですが、今回『Tell Me』〜『Rocks』でライブの盛り上がり的には最高潮だったと思うんです。だからその後でわりと落ちついたソロの曲が2曲続くと、折角の流れがもたついちゃう。そんな考えでの曲順変更だったのかなと。あくまで憶測。こっからは元旦ライブの流れに沿っていきます。

 

■MASKナンバーから。
突然ですがすいません。『どうなってもいい』を語るには修行が足りません(泣)。あと2年ほどくれませんか(笑)?そのピンタックのたっぷりとした白ブラウス…シャツじゃなくブラウス…あなたまたなんてことを(T_T)!光一さん!余りに王子です。このナンバーはファーストコンサートのビデオにも収録されてますがね、私、あっちもとても好きなんですが。首回すところとか、ちょっとした曲のブレイクでバッとバク転するところとか(しかもとてもきれいなバク転!)。今回のアダルトバージョンは腰ね!腰!「光一、こんな動きするっけ?」てな腰ですわ。なんかねー、キムタクをホーフツとさせたのはワタシだけでしょうか(^_^;)。わ、どっちのファンにも怒られる(^_^;)。全くタイプ違うのに…フシギ。最後2メートルほどセリが上がって、そこからバク宙でシメ。ここはカウントダウン含めて、元旦が一番キレイに決まってました。

 

■光一脱いでお客がキャー。
そして『Rocks』に突入ー!!光一さん、「どうなってもいい」の衣装のままです。剛はトラ柄のロングジャケットにヒョウ柄のパンツ光ちゃんのこの姿も見たかったな。もうこっからは外周回って2人ともフェンス登るわ花火鳴るわでワケわかんないです。ほんと見つけんの大変。続く『ブギウギキャット』では、ジュニアも出てきて一緒に歌っちゃうんで、ますます誰がどこやら(^_^;)。ここのところ、光一さんは元旦かなりぶっとんでましたねー。フェンス登りまくりでした。そんでこん時にして光一さん、やっと上半身ハダカになったんですよ。大阪から一貫してアンコール時すら全然脱がないという妙な現象があったんですが(現象か?)。冬だから?んなワケないよな…。それだけお疲れだったんでしょうか。とにかくここでブラウスをバーッと脱いだもんですから、ファンはキャーキャーもんでした。

 

■オバちゃん、何も言えません。
剛ソロ2曲目は、自作バラードの『さまざまな愛』。このコのネーミングセンスって、シンプル通り越してなんか奇抜でさえあるな(^_^;)。また踊ってくれなかったね…。残念。でもこのコに「何よりも自分のために歌ってる」なんてこと言われたら、私ら何も言えないじゃないですか(泣)。すごく気持ちよさげに歌ってんだもの…。しかしこの曲は生よりコンサビデオで見た時のほうが感動しましたね。一人の小さな男の子が、ギターに出会って、自分の居場所を見つけた。そんな背景がすごく想起されて、なんか泣けてきたものです。

ラストスパートは『あの娘はSo Fine』『kissから始まるミステリー』。いままではボンヤリ見てたんですが、「kiss…」の♪君が欲しい、のとこの振り、すごいですね(笑)。赤面。2人ともすごくちゃんとやっててエライです。アイドルしてるなあ。

 

■このまま手をつないで夢見よう。
そしてついに本編ラスト。このイントロは…『このまま手をつないで』だー!大好きすぎるー(T_T)。ラストの定番となるのでしょうか、この名曲は。相変わらずこの曲も、光一さんたらすごく理解して歌っててイイ顔です、そしてそして!31日は、♪このま〜ま〜手をつな〜いで〜眠ろお〜、と歌いながら、本当に2人手をつないで、センター花道をキンキさんが駆け抜けて行ったのです。光一さんが剛の手をとって引っ張っていったのよね。ああ…この駆けて行くシーンがまるで映画のように目に焼きついて離れません(T_T)。オレは一瞬ドームに極楽浄土を見た…(大ゲサ)。元旦もつないだ手を掲げたりはしていましたけど、お約束な感じで、31日の方がツボでした。ヨシ!まだまだオレも夢見ますよ!キンキと共に。

そのあとWアンコールなどもありましたが、今回のレポはこのへんでシメさせていただきたいと思います。

 

以 上