1999-2000 Winter
Concert at Tokyo Dome
December 31,1999 / January 1,2000.
(・・・and at Osaka Dome,
December 25,1999)
■後半■
○野球のコーナー(まんま)。 一転して軽快なマーチ。こともあろうに「六甲おろし」です。阪神のハッピを来た剛がステージの真ん中で腕を振り振り歌います。かわいい。しかしハッピの中はハダカです。わけわかんない(笑)。大阪ではしょっぱなからオマリーバージョンで歌っておりましたが、大晦日は「♪きーんきーきっずー、ふれー、ふれっふれっふれー」なんてテキトーに替え歌してました。そうか大阪ドーム用にコレね…なんて納得しそうになりましたが、大阪ドームは近鉄の球場でした(笑)。大阪で光一さんもツッコんでました。続いてちょうど剛と向き合うようにセンター花道の先端のほうから、でっけーハーレー(?)に乗った光一さん登場。かっこいい〜。バイク+光一。ツボ。しかしやはりジャイアンツのハッピを着てます。そして何故かバイクの後ろには「愛してる」とかかれた大きな旗が。めちゃくちゃ気持ち良さげに「カムストックのテーマ」をバイクにまたがったまま歌い上げる光一さん。あの、一体何人が聞いてスグ「カムストックか!」ってわかったでしょう(^_^;)。今年もカムストックにはこだわり続けるらしいですからね…(LOVE LOVE 2000より)。特に大晦日はこの曲、下手すると本編の曲くっちゃうような盛り上がりをみせてしまってました。客、大盛り上がり(笑)。「どーもありがとー!!」なんてまるでオーラスのように大声援に応えていると、なにやらブオンブオン妙な音が聞こえてきます。ポケバイに乗った剛登場。なかなかのスピードで正面ステージの方から光一のいる中ステージへ花道を走りぬけます。ちっちゃいバイクに乗った剛と、おっきいバイクに乗った光一が出会います。ここで、 大阪では:光一の直前で急停止したはよいが、自分の足を轢いてしまった剛(^_^;)。ちょっと痛そうです。ポケバイはそこに止めて(?)、光一さんの後ろに乗ります。二人乗り(T_T)。さっきカッコ悪いことにエンストしたままバイクが動かなくなってしまうというハプニングがあった光一さんですが、「コレ恐いわ〜」、なんて言いながらも狭い花道をでっかいバイクでバランスとってステージまで乗っていきます。とにかく二人乗り!スバラシイ。 大晦日は:光一の前で止まった剛。いきなり光一さんに向かって、「僕と、付き合ってください」なんて言います。もう客席悲鳴。更に「もしOKなら、僕の後をついてきてください」と。勿論光一さんはリアクションに困ってるよくわかんない表情をしてます。そして剛は前を向いて走り出そうとしますが、エンスト。ガソリンの臭いが漂ってきます(笑)。しかしなんとか発進すると、しずしずと後ろからでっかいバイクもついてくるんですねえ。ま、当然です。 元旦は:この野球のコーナー(2回目MC)自体なかったのでした。ショック(T_T)。「To Heart」が終わると、そのまま公開記者会見に。舞台に記者やカメラマンを上げての質疑応答、及び撮影会。最後二人で客席を背にして並んで写真を撮られてたんですが、剛の手がしっかり光一さんの腰に回ってましたね〜。後ろから見ると互いの腕がクロスしてていい眺めです(笑)。 「ジャニーズというのは、野球から始まったんです」ということで、今頑張って野球をやってるJ2000のメンバーが出てきます。キャプテン翼筆頭に(しかし元旦は台湾からまだ帰ってきておらず、不在。かわりに亮ちゃんがいました)。翼、デカイ…光一さんよりデカイ(T_T)。亮ちゃん、ちっちゃい(笑)。そしてサインボールの大ノック大会となります。大阪では一人づつ打ってたんですけどね。剛と比べても何故かボールがなかなか飛ばない光一さんが、「オレって野球下手やったんや…」とガッカリしたりしてた(笑)。時間ないんでしょう、二人一緒にあちこちに移動しながら打ちまくります。数が多いんで最後の方はもう手で投げたりジュニアも投げたり。 |
○ハッピ着たまま2回目MC。 大晦日トークでツボだったのはやはりここ。「2000年はどうしていきましょ?」という光一さんの問いに、ひとボケふたボケした後(このボケの内容は憶えてない…)、「仲良くしていければいいじゃないの?」と、つよちゃんめっちゃフツーに言います。ぽそっとね。そうですね…それ以上に望むものはそりゃいろいろあっていいんでしょうけど、でも結局お互いのこと嫌いになっちゃったらワタシもキンキのファン続けられないと思うし。やはりそれは大前提なんじゃないかと思います。しかしこれゆーた時のつよちゃん、目がきらっきらしてまして。明らかにオツカレだけど目はきらっきら。クドイようですがヒゲも生えてますけど(笑)。それから「2000年はキンキキッズ、すごいことになります!」と光一さんが思わせぶりに発表したんですねえ。剛は、「結婚、とまではいきませんが、同棲ぐらいは始めようかと」なんて言ってましたが。いいなあ、同棲キッズ(笑)!結局光一さんの発表は「2000年は、かい…」とそこまで。海外公演でしょうか。 大阪ではほんとたっくさん喋ったんですよね〜。憶えてるとこだけ。 オカダネタ:岡田はかわいいと大絶賛な剛。もうこの時点で光一さんのカオはこわいです(笑)。この前もJフレでパーティーがあったとき、一人でぽーっと立ってたら、岡田が来て声を掛けてくれたそうです。以下剛の一人芝居。 自宅ネタ:さらに岡田ネタ。岡田とかはよく剛の部屋に来てるけど、光一は行ったことがない、という話題になり。 鬼太郎ネタ:また髪が伸びてきたなあと言う光ちゃん。いまだにどの髪型が評判よろしいのかわからんといった感じで、客席にどれがよかったかアンケートなど取ったります。剛は「ボクは『サイボーグ』んときのが好きですけどね」などとコメント。つよちゃん、オレとツボ一緒やんけ。相方のくせにただの光一ファン状態(笑)。ほんとにあのドラマの光一さんは凛々しいというか、すばらしく清冽でありました。そして今の長さならこうしたほうがいい、と光一さんの髪をいじり始めます。向かい合って(T_T)。この二人、しばらくなんの違和感も感じていない様子。しかしやっと数万人単位の面前だということに気付いた光一さん、「なんでオレ君に頭触られとんねん」「きしょい」とゴネはじめます。しかしビジョンに大写しになった光一さんは例の崩壊した笑顔で、全く言葉に説得力がありません(笑)。一方剛は全く意に介さず床屋さんごっこに熱中。そして完成したのは鬼太郎ヘアー。確かに似合う…。昔ハゼPに「光ちゃん、鬼太郎やろっ♪」と言われだけのことはある(すげーよハゼP…)。♪げっ、げっ、げげげのげ〜、と歌って出来映えにゴキゲンなつよちゃんです。 ヘタレネタ:「さっき高いとこで歌ったけども」と剛。オカンに「アンタ、あのときおなか痛くなかったか?とか言われるんやろな」と。さっき始まる前にもヒガシに「胃が痛くならないように胃薬飲んどけよ」と言われたようです。「みーんなにへたれやと思われてる」と苦笑ぎみに自分で語ります。この苦笑に成長が見てとれる感じがしましたねえ。 MC明けはJr.コーナー。そして「キミは泣いてツヨくなる」へ繋げてゆきます。衣装はパンフにも載ってる暗い色彩のペイズリーの上下。ペイズリー…まあ遠くからはよく見えませんけど(またかい)!そしてつよちゃんだけ、白の帽子を目深にかぶってます。この後大阪25日は「BRAND NEW DAY」が入ったんですけどね。この曲ぱっとしない代表みたいに言われますが(^_^;)、Aメロの歌いまわしとか味があって好きです。こんなとこで歌ってもらって嬉しかったんですけどね。その後のコンではばっさりカットされてたようです。 |
○こういうイリュージョンは久しぶり? 怪しげな雰囲気に一転。「MASK」の「Sleep to the Death」が流れてきます。すぐに反応してた皆さん、エライですねえ。ワタシ「MASK」の曲だと気付きませんでした。まるで中世の拷問具、「鋼鉄の処女」のような装置が運び込まれてまいります。棺桶のようなボックス。いつのまにか悪の手下ジュニア(笑)に取り囲まれ、そこに磔にさせられそうになる剛。スキを見て包囲網を突破します。しかし行く手には魔王光一が立ちはだかる。完全にミュージカルモードで顔決めてますねえ光一さんは。黒マントを先程の衣装の上にはおっただけですが、なんてこういうズルズルしたものが似合うんでしょう。グリーンウッドの忍先輩みたい(笑)。剛はあっという間に光一のマントの中に囚われてしまいます。囚われの剛。激ツボ(T_T)。これだからイリュージョンもの好きよ。構成の基本が光×剛なんだもの(笑)。しかし光一のマントの中からまたしても逃げ出す剛。でも逃げてもムダ。やはり磔にされてしまうのですね。棺桶のようなかたちのボックスに立ったまま閉じ込められると、こともあろうに箱の後ろから沢山の剣がスライドしてきて、ボックスにぐっさー刺さります。ツヨちゃん串刺し。するとボックスが突如燃え上がり、中は空。つよちゃんは何処に行ったのか。 |
○二人のソロ、佳作。 剛は花道先端の可動ステージ(向かって右)に突如登場。実際のところ光一さんのマントがかぶさった時に、つよちゃん別人と入れ替わってるんですね。だから最初から帽子を目深にかぶっていたのでした。そして剛ソロ2曲目「僕だけのラヴ・ソング」が始まります。もちろん自作曲。くっ…なんちゅーオトメなタイトルや(笑)!水色の毛足の短いファーなロングジャケット上下…よよよ、妖精ちゃんソロバラード復活?ものすごい可憐でしたよう。このバラードは自作だそうですが、自分の歌いたいバラードを歌いたいように歌う、という感じで。無理のないというか、ある種完成された空間でした。こういうの見ると思わず安心してしまう自分がいるんですけど、やっぱあんまいいファンじゃないってことだよな…。余談ですが、元旦は双眼鏡で頑張って見てたら、ソデのところの糸がほつれてるのを発見したりしました(^_^;)。 続く光一ソロは「Change」。こちらは自作曲だそうです。この人はほんといろいろな曲を出してくるもんです。ほんと職人気質。スターなんですけどね…。今回はばりばりのロックで、結構ハード。ギター持って銀のロングジャケットというお姿です。ワタシは大阪でこれ聞いた時、最後「ヒュー♪」って言いたくなりましたよ。誰も言わなかったから言いませんでしたが。やるじゃん。そうそう、光一さんってこういうのがかっこ良かったりするのよ!って。これも剛と全く同意見ですね…(今回の冬コンのパンフ参照)。しかし今回は「ロックスターを演じてる」っていう感じのほうが強くしましたけどね。結局エンタメ星人だからさ光一さん。ギターに集中してる時に、下唇が出ぎみになるのが真剣さをうかがわせてツボでした(^_^)。 |
○終盤。 光一ソロがおわると、剛が♪あ〜いされるよ〜り〜も〜、とスローに歌い始め、「愛されるよりも愛したい」がはじまります。通常より長めの前奏が終わると、光一さんも衣装替え済んで合流します。衣装は白地に金のモールのついた…王子様衣装。今回の冬コングッズのポスター等にも登場してましたね。初日大阪で見たときは青に白のパイピングが施されたロングジャケ上下だったのですが、この衣装オクラ入りみたいです。確かに98年の夏コンにこんなんあったなあという感じの衣装でしたが。そして「やめないで、PURE」〜「硝子の少年」とここは3曲メドレーのようにシングルヒットを連発。コンでは必ずといっていいほど終盤にシングル曲を立て続けに出してきますよね。これ、「最後みんなの知ってる曲で一体感を味わおう!」ってな感じだと思うんですが、キンキ、もうそういった段階じゃないのかなという気もしました。シングルでもでもそうじゃない曲でも客の反応はそんなにかわらなくなってきてますよ。ですが続く「フラワー」。これはちょっと違う。今回の冬コンのテーマ曲が「Rocketmen」だとすれば、「フラワー」はキンキさんの今回の年末年始全体のテーマ曲ともいえるというか。発売してもういい加減経ってますが、やはりまだスペシャルな位置にある曲なんですねえ。客席もイナホになってきてていい感じです。キンキもベロアのとっても長いロングジャケットに衣装替えします。背中のところが赤・黄・黒・白の布の張り合わせになってて、ちょっと鯉のぼりの吹流しを思わせますね(オレだけ)。しかし今回、衣装はあんまりだったなあ(^_^;)。赤のスーツとつよの水色ジャケットは別格ですが。前回の冬コンのほうが好きでしたね。 |
○ロケットマンは二段オチ。 ああ、もうラストか…の「Rocketman」。こんなとこにこの曲持ってこられたら、盛り上がるしかないでしょ!ってことでとにかくキンキもジュニアも客も跳ねる跳ねる。こんなあからさまに盛り上げ要員なナンバーで盛り上がるなんて悔しい…悔しいけど跳ねるしかないっしょ。そしてライブの最高潮で本編は終了。「Rocketman」のオケが流れる中、舞台上のロケットに一人づつキンキさんが乗りこんでいきます。「星へ帰る」んです(笑)。エンジン点火、巨大なロケットが実際に上昇していくんですねえ。さすが数十億円規模(笑)。「いや〜ん、このままじゃ、ドームの天井突き抜けちゃ〜う」なんて心配してると(笑)、ロケットの上昇はそこで止まり、ドームの天井に直接映し出された宇宙空間に2機のロケットの絵が映し出され、更にどんどん上昇していきます。うまく説明できないんですけど(^_^;)、とにかくドームの天井に直接映像(つーか…スライド程度のものですが)を映し出すというのは、面白いアイデアですね。ありそうでなかったというか。こんなふうに皆さんが全面のステージ上方に注目していると、突然「雨のMelody」が始まります。そしてキンキさんはドーム真ん中の空中に!今回はカゴに乗ってません(笑)。素で宙吊り!しかも長ーいワイヤーが花道の上に同じ距離で張られてまして、そこを前へ後ろへ自在に飛びまわります。かあさん、今日ワタシは妖精に遭いました(T_T)。二人の妖精さんはぐっと背中を反らして、後方につま先を伸ばし、完璧なスタイルで飛んでおりました。歌いながらも途中で地上に舞い降りてきますと、剛だけブレードはいてます。更に両脇花道にも走ってって最後のご挨拶をしてまわります。 |
○だからこしょこしょ禁止(T_T)。 こっからはアンコールということになるんでしょうけど、曲目は日によってかなりまちまちだったようです。大阪25日は「kissから始まるミステリー」、そしてやはりクリスマスでしょ!の「シンデレラ・クリスマス」(大好き)。しかしこれから「ひとりぼっちのクリスマス」は歌われる機会があるんでしょうか(^_^;)。そして大晦日は「このまま手をつないで」と「あの娘はSo Fine」。「このまま…」が聞けて嬉しかったなあ。イントロ聞いてまた一人で叫んだのはオレです。元旦は「あの娘はSo Fine」のみ。本編ではお手振りソング然としたものはなかったと思うんですが、ここでやっと少しそんな感じになります。そして全編終了。しかし終了間際にいいものが見られました。一度正面ステージに二人とも戻って、また左右に分かれてってサイドのお客さんに挨拶するんですが、分かれていく直前に今回は何故かいっつも二人でこしょこしょ打ち合わせしていくんですね。大阪ではいい加減長い花道を何回も行ったり来たりして挨拶してましたが、最後に「もう一回走れ〜!」と光一さんが剛に声掛けて、またお手振りに来たりしてました。それから東京は大晦日と元旦どっちだったかなあ、最後正面ステージにきたんですけど、特に今度は話すこともなく剛が光一の脇を通り抜けようとしたら、光一さんが剛の腰をつかまえて、またこしょこしょ打ち合わせを(T_T)。アナタ、それ絶対打ち合わせじゃないでしょ(爆)?!もう、ステージ上ですれ違うだけでハイタッチしてたり(笑)、好きなようにやってくれという感じです。ブレード履いて回っててもバテバテな剛を光一さんが後ろから押してやるのもツボだったなあ…といつまでもきりがないのでこのへんで。心残りはまた今年も「はっぴばーすでーつーゆー♪」とみんなで光一へのバースデーソングを歌えなかったことですかね。 |
以 上