茶飲み話
 最近のこと

 安倍総理大臣の突然の辞任から約2週間後、新しく福田総理が誕生しました。
 わが町新庄市でも高橋前市長が病気のため死去され、新市長を決めるための選挙
  が行われています。
 市の財政は、大変厳しく実質公債費比率は、財政破綻した北海道夕張市より
  高い比率です。しかしながら、各候補者の公約には具体性がみられません。
 あいもかわらず、選挙カーでの名前の連呼が続いています。

 最近、不満に思っていることがあります。それは、テレビの番組です。3時間、4時間と
1つの番組が長くなっていることです。面白い番組であればよいのですが、だらだらと時間だけ
 長い番組が多すぎます。2時間の番組でさえ全部見れない内容なのになんで長くするのか疑問
 です。水増し番組が多くなったと思われます。

 一言メッセージ
 ・「1円以上の領収書」の問題のとき、「1円の買い物では領収書をもらえない」といった議員に対し
  →1円の物を買ったことがあるか。
  →仕事で使うのか。
  →1円ぐらい自腹で払え。
 ・出る杭は打たれる。それも味方に。
 ・胡散臭いものは好かれる傾向にある。
 年金記録の照会

 年金の問題も選挙が近づくにつれ収まりつつあります。本当にさめるのが早い。
 一時期は、重大事項として朝から晩まで1日中TVなどで放送していました。
 
ここで、まだ年金の記録を確認していない人のためにポイントを上げておきたいと思います。
 1 年金手帳を複数持っている場合・・・・1つにまとめましょう。
   基礎年金番号は、原則として1人に1つですが、複数の番号を持っている場合もあります。この機会に
    1つに統一しておきましょう。
 2 旧姓がある場合、氏名、生年月日が違っている場合、氏名をよく間違われる人は、相談時に言いましょう。
 3 職歴はあらかじめまとめておきましょう。表にして書いておくと便利です。
 4 年金手帳、年金証書等は、すべて持参しましょう。印鑑を使用する場合がありますので忘れないでください。
 5 代理の場合は、委任状が必要です。
 
 よく報道されているポイントと同じですが忘れやすい項目ですのでもう一度確認をしてください。
 また、いくら頭にきても暴力を振ることだけはやらないようにしてください。 
  加えて、「自分は絶対○○だ。」といい張る人もいるようですが、堂々巡りになるおそれが大ですので
  なるべく客観的な証拠を持参するように心がけて相談してください。

 一言メッセージ
 ・「人柄」ってどう判断するの?
 ・「銀行通帳の出金記録」を証拠とする場合、保険料以上に出金している場合はどう判断するのかな?
 ・「百年安心」を信用した人は何人いたのだろう。
 ・「そのとき私はまだ議員ではありませんでした。・・・」と反論していた議員ほど自慢が多い。

 安全とは

 遊園地のジェットコースターで死亡事故が起こりました。
 安全な乗り物であることを前提としている遊具で、あってはならない事故でした。
 
 ニュースによれば金属疲労のため車軸が折れてしまったことが原因のようです。
 その後、点検はしていたが、目視によってのみでそれも十分とはいえない点検だったようです。

 最近は、このような事故が多発しています。「安全とは」を再度確認してみる必要があります。
 事故がないことが安全ではなく、事故を起こさないようにいろいろなことがらを日常的に行うことこそ
  安全の第一歩でないかと思います。

 これは、他のことについてもいえます。あなたは、「安全」ですか。

 一言メッセージ
 ・「事故がないから・・・」ではなく、「事故を起こさないために・・・・」
 ・ワークシェアリングは、今どこに
 ・最近の地方議員を見てみると地方の時代は遠く、痴呆の議員は既に来ている。
 ・
 また新年度が始まります

 茶飲み話の更新が、またまた伸びて3月も末になってしまいました。
 桜の開花のニュースが流れてくる季節となりました。今年は暖冬の影響か、とても雪が少ない冬となりました。
 3月に入ると雪が続くようになりましたが、すぐに消えてしまいます。新聞の積雪状況もほとんどのところでは、0cmとなりました。

 北陸地方では、震度6強の地震が発生しました。その後も余震が続いており、注意が必要な状態が続いています。
 雪の多い地方での冬の災害は、大変な苦労が生じてきます。震災後のケアも復旧対策と並行して考える必要があるでしょう。

 政治面では事務所の水道光熱費が問題となっています。年間500万円以上の費用がかかる事務所とは想像もつきません。
  確か政府は、省エネルギー政策、歳出削減政策を推進してるはずなのですが・・・・
 地方の議員においても同種のことがら起きていることから、議員という職種について再考察することが必要ではないでしょうか。

 一言メッセージ
 ・「われわれ庶民は・・・」という人は、庶民の暮らしをしていない。
 ・「法律上、適切に処理している。」という大臣は、常識をよく知らない。
 ・「政治には金がかかる。」というある議員は、議員になる前は反対のことをいっていた。
 ・「やむを得ず、値上げを考えています。」というときは、もう値上げを決定している。
 ・「歳出削減・・・・」というときは、「自分たち以外の歳出削減・・・」と思っている。


 新年を迎えて

 茶飲み話が前回書かれたのは、9月でした。 あれから年を越して更新となりました。
 「2007年問題」の年となりました。団塊の世代の大量退職による労働力不足や年金さらに財源等の問題が生じるであろうといわれている最初の年となります。

 実際どのような問題が生じるかはわかりません。しかしながら、起こる前に対策を考えることが必要となります。
 いろいろなことを想定し、それに対する対策を講じていくことが必要となります。個人でできることには限界があります。
  それゆえ、組織が確立したところが率先しながら行う必要があるのではないでしょうか。

 話は変わりますが、豪雪地帯である我が新庄市においても街中には積雪がありません。 雪が降ったのは現在のところ、数えるほどしかありません。すごしやすい新年となりました。


 お盆そしてお祭り

 8月は、お盆に始まりお祭りで終わる月です。山形県は、8月の初めに山形市の花笠があり、最後に尾花沢市の花笠があります。
新庄市は、毎年、8月24日、25日、26日と新庄祭りが行われます。
 今年は、雨もなく連日30度以上という暑い中でのお祭りでした。
 
 今年の山車(やたい)は、ホームページにアップしておきましたので、雰囲気だけ感じてください。
 ここで、今年のお祭りを見ての気になったことをあげてみたいと思います。

  まず、山車の数は、21台でよいのだろうかということです。新庄市も少子化や中心部の空洞化が進んでいます。町内によっては、引く子供の数よりも囃子の人の数が多いのではないかと思われる町内もありました。
 多くの子供たちが山車を引きながら大きな掛け声をあげることで祭りも活気付くのではないでしょうか。少ない人口の町内は、他の町内との連合も考える必要があるのではないでしょうか。

 次に、見学の子供たちにも山車を引く機会をあげてみてはどうかということです。幼い子供たちは、全工程で山車を引くことはできません。また、新庄まつりを観に来ている観光客も同様です。
 山車を引いている人が声を掛けてやれば喜んで参加するはずです。実際、そのような光景を目にしました。ほんの数メートル、山車を引いたのに大変喜んでいました。引き手の少ない町内の人、考えてみませんか。


  
 サッカーワールドカップ

  サッカーワールドカップの予選リーグが終了しましました。残念ながら、日本は、決勝トーナメントに進むことができませんでした。
  いつもは、サーカーの試合などはほとんど見ないのですが、今回は少し見ました。
 世界一流といわれるプレーヤー達の試合は、本当にすごかったです。決勝トーナメントは、もっとすごい試合になるといわれています。しかし、時差の関係で全部の試合を見ることはできないでしょう。
 
 日本のサポーターは、世界でも礼儀正しいといわれています。今回の試合でも現地で観戦したサポーターは、礼儀正しく、フェアーに観戦したことと思われます。しかし、日本国内の一部のサポータが、クロアチア選
のあとで行なった行動は、ニュースにも取り上げられました。
 
 同様なことが野球でも行なわれることがあります。特に、阪神フアンの行動が有名ではないでしょうか。集団が行なう行動の恐ろしさを毎回知らされることとなります。

 格差社会
  「格差が広がっている」ことがニュース等で伝えられるようになりました。
 小泉政権が始まってから格差が広がったそうです。その話、本当ですか?
 山形県でも新庄のある最上地方は、他の地域より給与の面、さらに生活全般においても
格差があるところです。しかし、その格差は昔から現在まで続いています。

 今言われている格差社会は、東京などの都会の中での所得格差ではないかと思われます。
  持てる者と持たざる者の比較として「所得」すなわち「お金」を基準として議論している傾向があります。
 新聞、テレビの報道でも「ジニ係数」を引き合いに出しています。
  
 格差は所得だけではないことをマスコミ各社は、知っているのでしょうか。知っていながら、無視して報道しているのでしょうか。格差と差別、違うようで似ているこの2つの違いを考えていますか。

※「ジニ係数」:所得などの不平等度を表す指標
 所得に関するジニ係数・・・その国や集団の構成員の所得格差が、全体として、平均所得に対しどれだけになるかをあらわす。例として、平均所得が500万円で0・4の集団なら、構成員同士の所得の差を全体としてみると、500万円の40%にあたる、200万円の格差があることとなる。

 

 知っていますか?
  新年度が始まり10日が過ぎました。新庄でも入学式や入園式が行なわれています。
 山のように積もった雪も少なくなり、春の到来がやっと感じられるようになりました。
  題名の「知っていますか?」とは、今年の10月から実施予定の社会保険についてのことです。
 70歳以上の高齢者のうち、ある程度の年収がある世帯では、病院で支払う金額が現在の2割負担から
3割負担になります。

また、病院で支払った金額が高額のとき補助される高額療養費についても自己負担の限度額が増えること、さらに、亡くなったときに支給される埋葬料が本人、家族とも一律5万円になることなどです。
 
子供を産んだときに支給される出産育児一時金が30万円から35万円になるというニュースは、少子化対策として、よく放送されていますが、それ以外は、あまり放送されていません。
 あらかじめ知っているのと急に知らされるのとでは、大きな違いですのでニュースには注意しましょう。
 
        
 平成17年度の茶飲み話