玄米食のすすめ
玄米には、人体に必要な栄養素全てがバランス良く含まれています。
病気の8割は食べものが原因ともいわれているようです。
健康を保つためには、一物全体食(生命のあるものの全体をたべること)が必要と
江戸時代からの食養学でいわれております。
玄米を土に蒔くと芽がでてきます。この1粒の種から稔った穂には約4000粒もの
コメ粒がつきます。穀物の中では最高の生命力を持っています。
また、玄米には体内に入った有毒物(農薬・重金属・ダイオキシン他)を排出する
優れた作用もあるといわれております。
玄米ご飯は慣れていない方には食べにくいところがありますが、
長く続けるためにはおいしくなければなりません。
玄米を炊くには、圧力釜や圧力鍋がおいしくできますが、
最近の電気炊飯器には玄米モードもつくようにもなり
手軽に食べられるようになってきました。少し多目の水に天然塩を入れて
炊く玄米粥もとても食べやすいと思います。
また、白米や7分つき米に少量の玄米を混ぜて召し上がる方法も
食べやすく、違和感なく始められるかと思います。
玄米食には、多くのご馳走はいりません。
基本は、「一汁一菜」でまるで宮沢賢治の世界になりますが、栄養的には充分あるのです。
1日一杯の玄米ご飯から始められることをお勧めします。
この一杯の玄米食でも確実に体調の変化を感じることができます。
玄米食と向き合うことが、つまり病気や健康と向き合うことにつながります。
若い時は、体力もあり無理が利くため健康面には関心が向きませんが、
40歳 を過ぎたら玄米食をお勧めします。
興味のある方は、試してみてはいかがでしょうか。
当園では、玄米食を始める方を応援しております。