温泉名 | ごしきおんせん 五色温泉 |
施設名 | ごしきのゆりょかん 五色の湯旅館 |
所在地 | ながのけんかみたかいぐんたかやまむらおくやまだ 長野県上高井郡高山村奥山田3682-6 |
場所概略 | 上信越自動車道の須坂長野東ICより国道403号線を北東方面へと向かい、須坂市街地へと向かう。国道403号線から県道54号線(須坂中野線)に入る。それから、県道66号線(豊野南志賀公園線)に入り、山道を行く。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。30台くらい停められる。 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
料金 | \500 |
風呂数 | 混浴露天風呂2、男女別内風呂各1、女性専用露天風呂1 |
脱衣所 | 男女別各2 |
泉質 | 含硫黄−カルシウム・ナトリウム−塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉(硫化水素型) |
湯色 | 白濁色 |
問合せ先 | 026-242-2500 |
入湯日 | 2002/3/21 |
感想 | 源泉の掛け流しで、良質の温泉である。女将さんの人柄もよく、いい旅館だった。 |
評価 | 5 |
五色温泉は万座温泉の北西、長野県と群馬県の県境付近にあります。
五色温泉に行くには、須坂長野東ICより国道403号線を北東へ向かいます。約4km行くと須坂市の市街地に入ります。国道406号線と交差する横町中央交差点があるので、そこを右折して市街地を抜けるように国道406号線に入ります。少し行くと県道54号線(須坂中野線)と交わるので、そちらに入ってください。県道54号線を約6.5km行くと県道66号線(豊野南志賀公園線)と交わるので、そこを右折します。あとはまっすぐ行けば着くことができます。右側に五色温泉 五色の湯旅館があります。
私たちが駐車場に車を停めると、五色の湯旅館の女将さんが出てきました。そして、その日の天気が曇りだったので、天気がよくないですねえ、と気軽に話をしてくれました。それがとても好印象でした。私たちも相づちをうって、天気の様子を話し合いました。
五色の湯旅館は、お湯の色が天候によって、五色に変わるからその名が付いたそうです。無色透明、乳白色、濃緑、コバルトブルー、そして墨色へと変わるそうです。私たちは、今日はどんなお湯の色をしているのだろうという好奇心を持って、女将さんと一緒に中へと入りました。
五色の湯旅館は昔ながらの温泉宿という感じのたたずまいでした。長屋の木造建てです。木造だけに風情がある建物でした。中は薄暗かったのですが、そんな雰囲気がいいなあと思いました。
五色温泉には男女別内風呂と混浴露天風呂、そして女性用露天風呂があります。私たちはまず内風呂から入りました。
内風呂は周りが木でできていました。浴場に入ると硫黄のにおいがしてきました。う〜ん、いいにおいです。五色温泉の泉質は含硫黄−カルシウム・ナトリウム−塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩温泉です。硫黄のほかにもカルシウムやナトリウムなどがいろいろ入っていますね。これらの割合が違ってくることによって、お湯の色が変化しているのかな、と思いました。
内風呂のあとはいよいよ混浴露天風呂です! 混浴露天風呂は内風呂を出て、さらに外に出ていかなければいけません。私たちは外に出て、露天風呂へと向かいました。
外には、ちゃんとありました、混浴露天風呂が! 2つに区切られた浴槽にはお湯が満ちあふれていました。そして近くには女性専用露天風呂もありました。今日のお湯の色は・・・濃緑、あるいはモスグリーンといったところでしょうか。なかなかいい色をしています。パイプからはどんどんお湯があふれていて、掛け流しのお湯が堪能できそうです。すばらしいです。しかも、私たち以外には誰もいませんでした。露天風呂を貸切! 至高のときを過ごせそうな気がしました。
お湯に体を浸すと、硫黄のにおいとともにかけ流しのお湯が体をくすぐります。そんな瞬間を堪能できて、うれしかったです。
女将さんの愛想もよく、とても気持ちよく入浴できました。今度は違う色を見てみたいです。