修善寺温泉については、「修善寺ホテル」と「独鈷の湯」はこちらで記します。「筥湯」については第2部に記します。
温泉名 | しゅぜんじおんせん 修善寺温泉 |
施設名 | しゅぜんじほてる 修善寺ホテル |
所在地 | しずおかけんいずししゅぜんじ 静岡県伊豆市修善寺3431 |
場所概略 | 東名高速道路の沼津ICより国道136号線もしくは修善寺道路(有料道路)を南下し、修善寺温泉方面へ向かう。修善寺温泉の看板が見えたらそのまままっすぐに行き、「修善寺ホテル左折」という看板が見えるので、その橋を渡る。その先に一旦停止の標識があるので、それを右折して、しばらく直進すると左側に見える。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。ホテル近くの駐車場に10台くらい。その下の駐車場に5台くらい。無料。 |
営業時間 | 13:30〜17:00 |
料金 | \1,000 |
風呂数 | 混浴内風呂 大1、小2、男女別露天風呂各1、男女別内風呂各1 |
脱衣所 | 男女別各1 |
泉質 | アルカリ性単純温泉 |
湯色 | 無色透明 |
問合せ先 | 0558-72-2033 |
入湯日 | 2000/2/12 |
感想 | 修善寺ホテルの混浴内風呂は「巌窟風呂」と呼ばれている。その名の由来は1本のドリルで小説の『巌窟王』のようにこつこつと掘って発掘されたからである。その名の通り、巌窟風呂は洞窟のようなつくりになっていて脱衣所は男女別だが、風呂場はつながっている形状になっている。風呂場は煙が立ち込めていて、3m先さえももやがかかっていて見えないような状態なので、女性も気にせずに入れると思う。湯温はちょっと熱いが、小さい内風呂はジャグジーになっていて、ここはぬるくて交互に入れば長湯できる。 |
評価 | 5 |
修善寺ホテルは、巌窟風呂で有名なホテルです。巌窟風呂というのは、このホテルの先代社長が2年余りの歳月をかけて、小さなドリルだけで掘り当てたというお風呂です。このお風呂は、脱衣所は男女別になっていますが、中に入ると混浴というところが面白い作りになっています。上から見るとコの字型をしているというわけです。さらに、中に入ると湯気が多くて、5m先が見えない状態です。私が入ったときも、周りが見えない状態で女性の声がしていました。女性の方でも気楽に入っているみたいですね。はずかしいのであれば、女性の脱衣所付近の浴槽に浸かっていれば男性が寄ってくることもあまりないので、女性の方も入ってみてはいかがでしょうか。
また、巌窟風呂のほかにも男女別の露天風呂がありますので、こちらの方もお薦めです。
温泉名 | しゅぜんじおんせん 修善寺温泉 |
施設名 | とっこのゆ 独鈷の湯 |
所在地 | しずおかけんいずししゅぜんじ 静岡県伊豆市修善寺 |
場所概略 | 国道136号線もしくは修善寺道路(有料道路)を南下し、修善寺温泉方面へ向かう。修善寺温泉の看板が見えたらそのまままっすぐに行き右側に修禅寺があるので、その斜め左側に遊歩道があり、その入口付近の川にある。 |
駐車場 | なし。近くに路上駐車するか、有料駐車場を利用する。 |
営業時間 | 24時間 年中無休 |
料金 | \0 |
風呂数 | 混浴半露天風呂1 |
脱衣所 | なし |
泉質 | 単純温泉 |
湯色 | 白濁色 |
問合せ先 | 0558-72-2501 |
入湯日 | 2001/3/20 |
感想 | 昼間は観光客が物珍しく寄ってきて温泉の中に手を入れたりするので、非常に目立つし、恥ずかしい。入るなら朝か夜が無難。私が入ったときは祝日の午前4時だったが、それでも先客に男性が5、6人いた。そのうちの1人は地元のおじいさんで、その人は独鈷の湯をよく利用する人だった。そのおじいさんといろいろと話していたら長湯になってしまった。今後も有り続けて欲しい温泉所である。 |
評価 | 5 |
独鈷の湯は、私が「一人旅 −伊豆へ−」編で1番目に入った温泉です。
修善寺ホテルの温泉に入った後に、独鈷の湯に入ろうと思って独鈷の湯に行きました。しかし、その日は土曜日で、次から次へと観光客がやってきて、お湯を手ですくったりしていました。こんな状態じゃとても独鈷の湯に入れない、と思ったのでその日は仕方なくあきらめました。入るなら、朝か夜がいいかなと思いました。
そして、2001年3月20日の午前4時くらいにとうとう入ることになりました。午前4時にもかかわらず、先客に5、6人の男性たちが入っていました。乳白色のお湯は私を歓迎してくれているみたいでした。ちょっと熱めのお湯が体に染み込んでいくような感じでした。お湯は熱いけれど外は寒かったので、熱くなったら外に出たりしながら入浴していました。このような温度調整ができるもの露天風呂ならではですね。また、外気が寒い季節に行って正解でした。
私が入っているときにおじいさんがいたのですが、その人は独鈷の湯の近くに住んでいて、いつも入りにきている人だそうです。いろいろと話をしていたら1時間くらい経っていました。これから次の温泉に行かなければいけないというのに大丈夫かな、と思いましたが、そのおじいさんと温泉の話をすることができたりしたので、貴重な体験になったと思います。ちなみに、おじいさんの話では、この独鈷の湯は循環湯ではないみたいです。
このような無料の温泉施設がいつまでもあって欲しい、と思いました。