河原の湯は黄金の湯よりも遠くにあります。案内板のとおりに分かれ道を右へ行きます。道なりに行くと、未舗装で崖になっている道になります。それでもさらに進むと妙仙橋という吊り橋があります。その吊り橋を渡ると、右下のほうに「河原の湯」と書かれた小さい案内板があるので、それを見逃さずに橋の下へ行くような感じで右に曲がって降りてください。ちなみに、私はそれを見逃してしまったため直進してしまい、山道をひたすら上ってしまいました。
橋の下をくぐり、川を150mくらい上流に行くと河原の湯に着くことができます。
河原の湯も黄金の湯と同じで混浴露天風呂です。しかし、浴槽は1つしかありません。大きな岩などのさえぎるものはありません。脱衣所は男女別ですが、ちょっと女性にはつらいかも。さっそく、脱衣所で服を脱いで入りました。河原の湯も白濁色でした。しかし、ちょっと色が違っていました。黄金の湯よりも白に近い色をしていました。河原の湯は日によって色が変わるそうです。ミルクのように白い色をしている日もあるとか。そんなときに入ってみたいなあと思いました。
お湯の温度はちょっとぬるめでした。ゆっくりとくつろぐことができました。崖からはお湯が流れ落ちていて、反対側には渓流の激しい音が聞こえてきました。野趣あふれる環境がとても心地よかったです。
増水、降雨時の時には河原の湯のとなりに「仙人の湯」という小さな浴槽ができるそうです。こういった楽しみがあるのもいいですね。(^o^)
このような無料の温泉施設がいつまでもあって欲しい、と思いました。