旭岳温泉は旭岳ロープウェイの手前にあります。
旭岳温泉に行くには、富良野市街地から旭市へ向けて国道237号線を北上します。JR富良野線の北美瑛駅近くになると、「天人峡 旭岳温泉方面」という看板が出てくるので、その交差点を右折し、東に行きます。
あとは看板どおりに旭岳方面に進んでください。途中で旭岳方面と天人峡方面の分岐点が出てきます。その分岐点を旭岳方面に進むとカーブが多くなります。分岐点から少し行ったところに大きな右のカーブが待ち受けています。このカーブは見晴峠と呼ばれています。旭岳を見晴らすことができるからこう呼ばれています。そのカーブを過ぎて、約12km行くと、旭岳温泉が現れます。しばらく行くと、大雪山白樺荘ユースホステルが左側に見えてきます。ちなみに、このまままっすぐ行くと、大雪山旭岳ロープウェイに着くことができます。
大雪山白樺荘ユースホステルはきれいな外観でした。新しい建物かなと思いました。ログハウス風の建物で、旭岳の登山を楽しむ人には登山の意欲が湧く外観をしているなあ、と思いました。あとで調べてわかったのですが、2000年12月に新築されたそうです。ユースホステルで日帰り入浴を提供してくれているところがすばらしいと思いました。さすが、北海道！
料金を払って中へ進むと、中もきれいでした。何だか得した気分です。
大雪山白樺荘ユースホステルは男女別のお風呂です。脱衣所に到着して、服を脱いで浴場に入ると、まず内風呂が現れました。内風呂は10人くらい入ることができる大きさでした。普通の内風呂といった感じの浴槽でした。しかし、ここは掛け流しというところがいいのです。無色透明なお湯からはほのかな硫黄の匂いがして鼻腔をくすぐります。やっぱり、温泉は掛け流しがいいなあと改めて思いました。
今度は露天風呂に行きました。露天風呂は内風呂の扉を開けるとすぐに現れました。こちらも内風呂と同じくらいの大きさの浴槽でした。そして、もちろん掛け流し。いいお湯です。口に含めるとちょっと甘い味がしました。何だかいい味です。
外の景色を見ながら掛け流しのお湯に浸かれる喜びを味わうことができて、よかったです。