温泉名 | とかちだけおんせん 十勝岳温泉 |
施設名 | ゆもと りょううんかく 湯元 凌雲閣 |
所在地 | ほっかいどうそらちぐんかみふらのちょうふきあげ 北海道空知郡上富良野町吹上 |
場所概略 | 富良野市街地より国道237号線を北上する。十勝岳温泉の看板があるので東へ行く。十勝岳温泉では一番上にある。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。30台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 8:00〜20:00 |
料金 | \800 |
風呂数 | 露天風呂3、内風呂3、サウナ1、水風呂1(全て各男女別) |
脱衣所 | 男女別各1 |
泉質 | 酸性・含鉄(II)−アルミニウム・カルシウム−硫酸塩泉、カルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉(低張性中性高温泉) |
湯色 | 茶色、無色透明 |
問合せ先 | 0167-39-4111 |
入湯日 | 2002/9/1 |
感想 | 2つの源泉を楽しむことができる。露天風呂は冷たい風が吹いているが、すばらしかった。サウナまであるのもいい。 |
評価 | 5 |
十勝岳温泉は、私が「一人旅 −北海道へ−」編で2番目に行った温泉です。そして、2番目に入った温泉です。また、私が北海道で初めて入った温泉でもあります。
十勝岳温泉は十勝岳にあります。
十勝岳温泉に行くには、富良野市街地から国道237号線を北上して上富良野駅を東に向かいます。国道237号線を北上していると、十勝岳方面の看板が出てくるのでそのとおりに行けば、十勝岳に向かうことができます。十勝岳は北海道のほぼ中心に位置する山です。その十勝岳の山頂へ向かう道をひたすらまっすぐ進んでください。途中からカーブが多くなってしまいますが、最上部まで上ってください。そうすると、十勝岳温泉 湯元 凌雲閣に着くことができます。
私は今回の旅で生まれて初めて北海道に行きました。そのため、舞い上がってしまいました。でも、やっぱり北海道はでっかい! 道はまっすぐ!! スピードを出したくなるのもうなづけます。でも皆さん、スピードの出しすぎには注意しましょう。(*_*)
さて、凌雲閣ですが十勝岳温泉の最上部にあるだけあって、そこから見る景色はすばらしいと聞いて期待していたのですが、ちょっと曇っていてあまり遠くのほうは見えませんでした。う〜ん、残念。(*_*) でも、温泉のほうは期待しておりました。露天風呂があるということで、北海道初の露天風呂に入ることができる、という期待が高まっていました。
凌雲閣の浴場は男女別です。脱衣所から入ると、内風呂が3つありました。この凌雲閣では源泉を2つ持っていました。一つは泉質がカルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉で、無色透明なお湯です。そして、もう一つが酸性−鉄(U)−硫酸塩泉です。こちらは茶色をしております。内風呂では、茶色のお湯と無色透明のお湯がそれぞれ浴槽に満たされていました。2つの泉質を楽しめることができるんですね。いい配慮だと思いました。浴槽の中には岩が突き出ているのもあり、とても豪快な浴場でした。
内風呂から外に出る扉を開けると、今度は露天風呂のお出ましです。私の北海道初の露天風呂を堪能する瞬間でした。勇(いさ)んで扉を開けると、ビューと冷たい風がお出迎えをしてくれました。北海道の高所にあるだけあって、夏でもちょっと寒いっ! 早く露天風呂に入りたい、と思いました。
露天風呂も内風呂と同じように2つの源泉を引いていました。一番上段に茶色のお湯が満たされていました。そして、下段に無色透明なお湯がありました。上段のほうはちょっとぬるめでした。北海道の寒い風に抵抗できるほど高くない温度のお湯でした。そして浅かったので、上半身がかなり寒くなりました。外の景色は、霧がかかっていてあまりよく見えませんでした。本来ならば十勝岳連峰を見渡せることができるみたいですが、北海道初の露天風呂は私を歓迎してくれなかったようです。(*_*) でも、露天風呂の開放感は北海道でも堪能することができました。よかったです。
天気がいい日に行っていれば・・・、と思いました。