洞輪沢温泉 洞輪沢温泉

温泉名ぼらわざわおんせん
洞輪沢温泉
施設名ぼらわざわおんせん
洞輪沢温泉
所在地とうきょうとはちじょうまちすえよし
東京都八丈町末吉
場所概略八丈島空港より都道216号線(八丈空港道路)を西へ行く。西見交差点を左折して、都道215号線(八丈一周道路)を行く。末吉地区まで行き、都道217号線との交差点を右折する。あとは道なりに奥まで行くとある。
駐車場駐車スペースあり。50台くらい停められる。無料。
営業時間9:00〜21:00 月曜日定休日
料金\0
風呂数男女別内風呂各1
脱衣所男女別各1
泉質カルシウム・ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性温泉)
湯色無色透明
問合せ先八丈町福祉健康課 04996-2-5570
入湯日2017/6/3
感想2016年10月15日より再開した温泉施設。港のすぐ近くにある。広い内風呂のみの施設だった。浴槽には湯口が2つあった。その湯口からはドバドバとお湯が出ていて、その様子は圧巻。150L/分の湧出量とのこと。お湯はぬるめだった。口に含むと、ほんのり甘味があった。実測温度38.5度C。ほかの八丈島にある温泉の泉質とは違って、泉質はナトリウム−塩化物泉ではない。そのため、お湯はしょっぱくなかった。源泉温度41.2度C。pH値7.8。
評価5

 久しぶりに離島の温泉を巡りました。その離島とは、八丈島です。
 八丈島は、東京から約287km南方にある島です。面積は69.11km2です。また、周囲を約58.9kmで囲まれた島で、伊豆諸島の中では2番目に大きな島です。

 本州から八丈島に行く手段としては、飛行機と船があります。
 飛行機は2017年6月時点で、羽田空港から全日本空輸(全日空、ANA)が1日3便往復運航しています。日本航空(JAL)は運航していません。所要時間は片道約55分です。
 船は2017年6月時点で、竹芝桟橋から東海汽船の定期便が1日1往復就航しています。所要時間は片道約11時間です。

 八丈島に行く場合、普通運賃は船のほうが安いです。しかし、ANAの「往復」や「旅割」あるいは「特割」を利用すれば、場合によっては船より安い料金で済む場合があります。
 羽田空港〜八丈島空港の片道の普通運賃は2017年6月時点では、23,590円です。往復運賃だと片道分で15,190円になります。これより安くすることができるのが「旅割」や「特割」です。
 旅割は細分すると、「旅割75」、「旅割55」、「旅割45」、「旅割28」、そして「旅割21」に分類されます。特割は「特割3」そして「特割1」に分類されます。搭乗日から、後ろに書いてある数字の日数前までに予約すると安くなる割引制度です。もちろん、数字が大きくなればなるほど割引率も高くなります。
 八丈島までの船の運賃は2017年6月時点では、5段階の等級に分かれていて、片道で8,150円(2等)〜22,830円(特等)です。ただ、2等というのは雑魚寝のような状態です。(^^; 雑魚寝状態で約11時間はつらいですね。真ん中の等級である1等だと16,310円になります。これだと飛行機の往復運賃の片道分15,190円より高くなってしまいます。
 なによりも、飛行機と船では所要時間が大きく違います。飛行機は約55分、船は約11時間で、圧倒的に飛行機に軍配が上がります。これは飛行機の最大の利点だと言えます。運行本数も、飛行機は1日3往復、船は1日1往復で、飛行機に軍配が上がります。始便と終便を利用すれば日帰りで行くこともできます。
 というわけで、私たちは飛行機に乗って八丈島に行くことにしました。割引制度はANAの旅割28を利用しました。運賃は片道で1人あたり12,590円です。普通運賃の約半分で済んだのはいいですね。(^o^)

 八丈島には、2017年6月時点で6箇所の温泉施設があります。そして、野湯があります。ただ、野湯は潮汐(潮の満ち引き)によって入れるかどうかわからない野湯です。いずれも島の南側にあるので、温泉巡りをするのであれば巡りやすいです。私には温泉に入るという目的しかないため、宿泊ではなく日帰りで行きました。羽田空港7:30発〜八丈島空港8:25着の便で行き、八丈島空港17:10発〜羽田空港18:10着の便で日帰り旅行することにしました。八丈島日帰り弾丸旅行の決行です!

 羽田空港から八丈島空港に着いたあとは、予約したレンタカー屋に送迎してもらい、レンタカーを借りました。
 レンタカーで最初に行った温泉施設が洞輪沢(ぼらわざわ)温泉です。
 洞輪沢温泉は無料で入ることができる温泉施設です。
 洞輪沢温泉の外観です。古びた建物という感じです。
 入口です。
 浴場内に入ると、「利用者数確認のお願い」という貼り紙がありました。洞輪沢温泉の利用者数を確認したいので、浴場に入ったら数取器を押してほしいとのことです。
 私が来たとき、数取器のカウンターは「0000」でした。つまり、この日の男性浴場は私が一番乗りだったというわけですね。(^o^) 数取器を押して「0001」にしました。
 内風呂1つだけの素朴な浴場です。でも、浴槽が広いです! これが無料で利用できるなんて、八丈島に住んでいる方々がうらやましいと思いました。
 2つの湯口からはドバドバお湯が出ていました。すばらしい! 圧巻です。
 お湯はぬるめで長湯にはもってこいです。お湯は口に含むと、ほんのり甘味がありました。カルシウムの甘味が感じられました。
 みつばち型の湯温計です。普段使っている湯温計は先がとがっているため、飛行機の手荷物検査で引っかかってしまうと思ったので、別のものを買いました。お湯に浮かべて湯温を計る仕組みの湯温計です。実はこれ、「西松屋」で買いました。本来は赤ちゃんを入浴させるときに使用するものみたいです。
 「パパジーノ 湯温計 ルーム&バスサーモメーター(デジタル式)みつばち」という品名で売っています。
 この写真では38.3度Cですが、実際は38.5度Cでした。
 洞輪沢温泉の先にはさらに道が続いています。この先に野湯があります。しかし、私が行った時間帯は工事中だったので、工事関係者以外は通行できませんでした。そのため、野湯を断念せざるを得ませんでした。(T_T)

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