袋田温泉 関所の湯

温泉名ふくろだおんせん
袋田温泉
施設名せきしょのゆ
関所の湯
所在地いばらきけんくじぐんだいごまちふくろだ
茨城県久慈郡大子町袋田2642-7
場所概略常磐自動車道の那珂ICより国道118号線を約40km北上する。看板が見えるので右折する。少し行くと右側に見える。
駐車場専用駐車場あり。50台くらい停められる。無料。
営業時間平日 9:30〜20:00、土休日 9:30〜21:00
料金平日 \700、土休日 \1,000、17:00以降は\500 月末木曜日定休日
風呂数露天風呂1、内風呂1、水風呂1、サウナ1(全て各男女別)
脱衣所男女別各1
泉質ナトリウム−硫酸塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
湯色無色透明
問合せ先02957-9-1126
入湯日2002/1/3
感想水風呂が無茶苦茶冷たかった。いいところだった。
評価5

 袋田温泉は茨城県の北端にあります。
 袋田温泉に行くには、常磐自動車道の那珂ICより国道118号線をひたすら北上します。約40km北上すると国道461号線と合流します。国道461号線と交わる手前の交差点を右折してください。案内板があるのですぐにわかると思います。そして、しばらくすると袋田温泉 関所の湯に到着です。
 袋田の湯 関所の湯は源泉100%を謳っている温泉施設です。結構新しくできた感じの外装をしています。1998年(平成10年)開設だそうです。国道から外れた場所にあるので、のどかな場所にあるといえるでしょう。また、施設の裏は、写真の通り木々が生い茂っていて、自然の景色を楽しみながら入ることができる環境です。そんな場所で源泉100%のお湯につかることができるというのですから、行かないわけにはまいりません。
 関所の湯の中に入ると、袋田の滝のイメージした岩風呂の模型がありました。そして、そこから現れたのは、何とおじいさんの人形でした! しかも、何やら話し始めるではありませんか。このパフォーマンスにはちょっとびっくりしてしまいました。ちなみに、このおじいさんは温泉の効能や長生きの秘訣の口上を述べる、ふくろだ仙人とのことです。そんなおじいさんにいろいろとお説教をもらいながら、さらに奥へと進みました。ちなみに、このおじいさんはお賽銭も要求してきます。お賽銭をあげた方にはいろいろとご利益があるかもしれませんね。
 脱衣所の奥には内風呂、そしてその奥には露天風呂などがありました。内風呂は木枠の大きな内風呂でした。20人くらいは楽に入ることができます。お湯はちょうどよく、肌触りはヌルヌルした感じでした。源泉100%の天然温泉の効果でしょうか。泉質は、ナトリウム−硫酸塩・塩化物泉です。私がここの内風呂でいいと思ったのは、ガラス張りなので内風呂からも外の景色を見ることができるという点でした。ガラス面も広くて、森林の中に入りながら温泉を楽しむことができる雰囲気になれる場所だと思いました。
 外に出ると、露天風呂の前に丸い桶の形をした浴槽がありました。檜の桶風呂だそうです。2、3人が入ればいっぱいになってしまうくらいの大きさでした。湯気が立っていないので、すぐに水風呂だとわかりました。その水風呂に入ったら、冷てえ〜! と思わず叫んでしまいました。冬だったからという理由はまったく関係ありません。本当に冷たかったです。明らかに水道水とは違う水が流れ落ちてきて、桶の浴槽を満たしていました。サウナのあとには効果的だと思います。
 そして露天風呂です。打たせ湯のような感じの高さからお湯が流れ落ちてきていました。そういう目的で造ったかどうかは定かではありませんが、1名だけの打たせ湯(?)も兼ねている露天風呂でした。露天風呂の近くでは川のせせらぎを聞くことができました。露天風呂から出て外を見下ろすと、川が流れていました。その奥には木々が生い茂っていました。川のせせらぎを聞き、緑を見ながら入ることができる露天風呂に久々に入った気がしたので、心が和んだ感じがしました。新しくできた施設で、このような自然と対面できる環境がある場所はそうはないでしょう。そういう点ではすばらしいと思いました。
 サウナもあり、大広間や個室もあるので、のんびりくつろげる場所だと思います。

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