温泉名 | かしわてんねんおんせん 柏天然温泉 |
施設名 | ぷらちなのゆ ゆのはな 白金の湯 ゆの華 |
所在地 | ちばけんかしわしかしわ 千葉県柏市柏6-10-15 |
場所概略 | 常磐自動車道の柏ICより国道16号線(東京環状)の外回りを通り、国道6号線(水戸街道)を過ぎてさらに行くと右側に見える。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。170台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 平日 10:00〜2:00、休日 8:00〜2:00 年中無休 |
料金 | \800 |
風呂数 | 男女別露天風呂各3、男女別内風呂各2、男女別水風呂各1、男女別サウナ各3 |
脱衣所 | 男女別各1 |
泉質 | ナトリウム−塩化物強塩泉(高張性中性高温泉) |
湯色 | 薄い黄色 |
問合せ先 | 0471-62-4126 |
入湯日 | 2001/11/25 |
感想 | 今回はトゥ・ムウンという浴場に入浴した。露天風呂は温泉だが、他はただのお湯。広くて、お風呂がたくさんあり楽しめる。サウナは天然ハーブサウナ、タワーサウナ、塩サウナと3種類あり、どれもすばらしい。塩サウナは入ったあとは肌がつるつるになる。最後に入るのがお薦め。 |
評価 | 5 |
柏天然温泉はJR、そして東武野田線の柏駅の近くにあります。
柏天然温泉に行くには、常磐自動車道の柏ICより国道16号線(東京環状線)を南下、つまり外回りを行きます。約6.5kmまっすぐ行くと、左側にはBOOK・OFF、そして右側にはデニーズが見えてきます。デニーズの奥には左写真のような建物が見えてきます。それが柏天然温泉 白金(プラチナ)の湯 ゆの華です。右に見えるから駐車場入口をすぐ右折したいところですが、国道16号線は交通量が多いため右折すると危ないです。ですから、手前の柏5丁目交差点を斜め右に曲がり国道16号線を外れて次の信号を左折して、さらに次の信号を左折し、突き当たりまで行ったT字路を左折して再び国道16号線に入ってから白金の湯 ゆの華に入ることをお薦めします。
また、白金の湯 ゆの華はJR、そして東武野田線の柏駅からも近いので、駅から歩いて行くこともできます。電車の場合は、柏駅より約800m北東方面に歩くと着くことができます。個人差はありますが、約15分で着くことができます。
白金の湯の入口には湯気が出ている飾り物がありました。本物の湯気ではなかったのですが、何だか温泉に入るぞ〜という気分にさせてくれます。
入口です。
手前にあるのが、湯気が出ている飾り?
みたいなものです。
建物の中はきれいでした。建物は1階と2階がそれぞれ男女別の浴場になっていました。日替わりで男女別を交代しているそうです。浴場にはそれぞれ名前が付いていました。1階の浴場は「豊四季」、そして2階は「トゥ・ムウン」でした。私が行ったときは1階が女性用で、2階が男性用でした。つまり、私は「トゥ・ムウン」に入ることになりました。英語であれば"To Moon"でしょうか。「月に向かって」? 月に向かえるくらい元気になるという意味なのでしょうか。それとも、私の解釈が間違っているのでしょうか。未だその謎は解明できないままです。ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。m(_ _)m
2階の階段を上る踊り場に温泉成分表がありました。それによると、泉質はナトリウム−塩化物強塩温泉(高張性・中性・高温泉)でした。海から結構離れている柏から塩分の濃い温泉が湧き出ているということに、私は半信半疑でした。
2階にあがり、いよいよトゥ・ムウンの脱衣所へと入りました。脱衣所はロッカーがちゃんと確保されていました。服を脱いで、浴場へと向かいました。
浴場は広々としていました。う〜ん、いいですね。浴槽も広々としていて、泡が出ている場所や寝湯ができる場所、そして電気風呂などが区分けされていました。浴槽をまたがずに移動することができて、いい感じでした。
内風呂としては浴槽は2つなのですが、その2つにいろいろとバラエティに富んだ仕掛けがしてありました。広いほうの内風呂には、気泡湯、スパウティングバス、スピンジェット、エステバス、ビューティバス、うきぶくろ、ヘルツバス、そしてアクアグラムがありました。
小さいほうの内風呂には、エステバス、スピンジェット、バブバンドル、そしてかたたたきがありました。
それぞれのお風呂がどういうお風呂かどうかはご自身で行ってみて確認してください。もしくは、柏天然温泉 白金の湯 ゆの華のホームページをご覧になってください。
いろいろなお風呂があって目移りしてしまいましたが、私はすべて体験しました。全部を体験するとなると時間がかかってしまいますが、時間が経つのを忘れてしまうくらいバラエティに富んだ場所でした。ただ、残念なのはすべて温泉ではなくただのお湯だという点でした。私の考えでは、これらの内風呂は温泉を楽しむ人たちのためではなく、お風呂を楽しむ人たちのために造られたものだと思いました。まあ、気泡湯やジェットバスなどにナトリウム−塩化物強塩温泉を使ってしまっては機械がすぐに錆びてしまいますね。
また、サウナもありました。サウナは内風呂の方に2つありました。タワーサウナと呼ばれているサウナとソルティサウナがありました。タワーサウナというのは、塔のように段々があるサウナだからこのような名がついたみたいです。5段くらいの段があり、30人くらいの人が一度に入ることができるようになっていました。また、ソルティサウナは塩を体に付けて入るサウナでした。塩を塗ることにより肌がすべすべになります。私としては、このソルティサウナを最後に入ることをお薦めします。なぜならば、最後に入って肌をすべすべにして上がることができるからです。
内風呂を堪能したあと、私は露天風呂へ向かいました。露天風呂のほうに温泉のお湯が出ている浴槽がありました。そこは歩行浴になっていました。歩行浴ができる場所もあるのですが、普通に入浴できる場所もあるため広々としていました。歩行浴ができる場所へ向かうほど深くなっている浴槽でした。歩行浴ができる場所には、ぶら下がるための雲梯(うんてい)が付いていました。露天風呂でもいろいろと楽しめる場所でした。
温泉のお湯は黄色でした。なめるとかなりしょっぱかったです。しかし、循環湯だとすぐにわかりました。こんな広い浴槽が掛け流しだったら源泉がすぐに枯れてしまいますよね。
また露天のほうにも、これもただのお湯ですが、泡が出てくる場所もあって楽しめました。いろいろと楽しむことができたと思います。
白金と書いてプラチナと読ませるところがいいですね。お湯の色が白いのかなあと思っていましたが、全然合ってませんでした。お湯の色は黄色でした。でもいろいろな浴場があって楽しめる場所でした。今度は「豊四季」のほうにも行ってみたいです。