温泉名 | なりたおんせん 成田温泉 |
施設名 | なりたのめいせん やまとのゆ 成田の命泉 大和の湯 |
所在地 | ちばけんなりたしおおたけ 千葉県成田市大竹1630 |
場所概略 | 東関東自動車道の成田ICより国道295号線(空港通り)を西へ行く。土屋交差点を直進して成田安食バイパスを行く。上福田交差点を左折して、つきあたりを右折する。踏み切りを渡り、500m直進すると、看板が見えてくる。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。20台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 10:00〜20:00 年中無休 |
料金 | \800 |
風呂数 | 半露天風呂1、内風呂1、水風呂1、サウナ1(全て各男女別) |
脱衣所 | 男女別各1 |
泉質 | ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉(等張性弱アルカリ性冷鉱泉) |
湯色 | 茶褐色 |
問合せ先 | 0476-28-8111 |
入湯日 | 2002/5/9 |
感想 | 周りには田んぼがあり、のどかな場所にある。掛け流しにこだわっており、毎分120リットルも湧出するお湯を贅沢に使用している。掛け流しにこだわっているすばらしい温泉施設。 |
評価 | 5 |
成田温泉は新東京国際空港がある成田市にあります。
成田温泉に行くには、東関東自動車道の成田ICより国道295号線を西へ向かいます。成田ICを出るとき出口を出ないでそのまま行くと、新空港自動車道に行ってしまいます。そうすると新東京国際空港に向かってしまうので、ちゃんと出口で下りてください。
国道295号線を西へ向かうと、国道51号線、そして国道408号線と交わる寺台ICに着きます。寺台ICを直進して、国道408号線に向かってください。国道295号線はここで終点になります。ちなみに、国道295号線は東京国際空港と成田市を結ぶだけの短い国道です。しかし、短くても空港へとつなぐ重要な役割を果たしている国道です。
国道408号線を直進すると、土屋交差点に着きます。その土屋交差点も直進してください。すると、成田安食バイパスに入ります。成田安食バイパスをまっすぐ行くと、上福田交差点が現れます。その交差点を左折して、つきあたりを右折します。すると、踏み切りが現れます。JR成田線の踏切です。この踏切の近くには下総松崎駅があります。ちなみに、この駅名は「しもうさまつざき」ではありません。「しもうさまんざき」です。ちょっと変わった読みですね。千葉県にはこのような変わった読みの地名が多いです。他にも「酒々井」と書いて「しすい」、「木下」と書いて「きおろし」などがあります。
話を元に戻しましょう。踏み切りを越えて、しばらく直進すると成田温泉の看板があります。あとはその看板どおりに進めば、成田温泉に着くことができます。
成田温泉 成田の命泉 大和の湯は田んぼだらけの場所にポツリとその施設が点在しています。施設の周りを見渡しても田んぼ、田んぼ、田んぼ・・・。こんなところに温泉施設があるなんて!?と思わずにはいられませんでした。
大和の湯は新しくてきれいな外観でした。1998年(平成10年)10月10日に開設されたそうです。10が3つ並んだ日にオープンというのも縁起が良さそうですね。施設前には看板がいろいろ立っているのですが、その看板を見てみると、この施設ではお湯にこだわっているみたいでした。どんなこだわりがあるのか気になりながらも、私は中へと向かいました。
中に入ると、じゅうたん敷きのきれいなロビーでした。ロビーにはいすが多くあり、多くの人がくつろげそうなロビーでした。ロビーにはパンフレットやチラシがありました。それを読んでみると、大和の湯は掛け流しにこだわっている施設だそうです。循環湯の施設が多く存在する中で、大和の湯は新鮮な源泉の湯を常時出しているそうです。その心意気はすばらしいですね。
私はロビーを過ぎて、浴場へと向かいました。浴場は男女別に分かれていました。浴場内に入ると、茶色いお湯が浴槽を満たしていました。いかにも天然温泉という感じがしました。湯口からはお湯がどんどんあふれていました。掛け流しのお湯です! やっぱり温泉はこうでなくっちゃ、と思いました。浴槽はそんなには大きくありませんでした。5、6人入ればいっぱいになってしまうような大きさでした。毎分120リットルのお湯が地下1,000mから湧き出しているそうです。そんな掛け流しのお湯にこだわるからこそ、浴槽をそんなに大きくできないそうです。小さな浴槽ですが新鮮な源泉があふれ出ている、本当にすばらしいと思いました。この精神を循環湯を使用している温泉施設の経営者に学んでもらいたいです。
内風呂のほかには、サウナ、水風呂、そして半露天風呂までありました。半露天風呂は外にありました。こちらも内風呂と同じくらいの大きさの浴槽でした。岩風呂でした。お湯は内風呂と同じですが、開放的な分、半露天風呂のほうがくつろげました。
「成田の命泉」という施設名がまさにぴったりだと思いました。源泉のお湯にこだわった温泉施設が千葉県にある、ということだけもうれしかったです。これからも源泉のお湯にこだわってほしいと思いました。
[追記]
現在、成田温泉 成田の命泉 大和の湯は小学生未満のお子さんが入場することはできません。私が行ったときには幼児も200円払えば入浴可能だったのですが、現在はそうではなくなっています。
大人のための温浴施設というコンセプトを維持したい、他の温泉もそうしている、そして安全対策のためという理由で、小学生未満のお子さんの入場を断っているみたいです。
もし小さいお子さんがいらっしゃるのであれば、お子さんはご入場できないので気をつけてください。
掲示板に書き込みして情報を提供してくださったRさんにこの場を借りて厚く御礼申し上げます。m(_ _)m (2006/1/17)