大江戸温泉 大江戸温泉物語

温泉名おおえどおんせん
大江戸温泉
施設名おおえどおんせんものがたり
大江戸温泉物語
所在地とうきょうとこうとうくあおみ
東京都江東区青海2-6-3
場所概略首都高速道路湾岸線の臨海副都心ICより国道357号線を東へ行く。すぐにあるお台場中央交差点を右折して、テレコムセンター前交差点を右折するとある。電車の場合、新交通ゆりかもめ線のテレコムセンター駅から徒歩3分で行くことができる。テレコムセンタービルの近く。
駐車場専用駐車場あり。4時間\1,000。それ以降30分ごとに\100増しで、上限は\1,500。
営業時間11:00〜翌9:00(入館は2:00まで) 年中無休
料金11:00〜18:00 \2,827、18:00〜2:00 \1,987。2:00からは深夜割増として\1,575増し。特定日の11:00〜18:00は4時間まで。それ以降は延長料金として1時間ごとに840円増し。
風呂数混浴足湯1、男女別露天風呂各2、男女別内風呂各5、男女別サウナ各1、男女別水風呂各1、岩盤風呂1、砂風呂1
脱衣所男女別各1
泉質ナトリウム−塩化物泉(高張性弱アルカリ性温泉)
湯色薄い黄色
問合せ先03-5500-1126
入湯日2004/4/17
感想料金を払ったら、まず浴衣を選んで、更衣室で浴衣を着てから広小路を経由して浴場へ向かうようになっている。足湯は混浴。石がいたるところに埋め込まれていてかなり痛い。しかし健康にはいいかも。足湯の近くには岩盤風呂、そして砂風呂があるが、これらは別料金。浴場は広々としている。また、天井も高く開放感があってよい。浴場には、大江戸温泉、参勤交代の湯、備長炭の湯、寝湯、そして百人風呂の内風呂がある。この中で温泉は大江戸温泉と参勤交代の湯だけで、あとはただのお湯。大江戸温泉は地下1,400mから湧き出たお湯で、薄い黄色をしている。口に含めるとかなりしょっぱい。しかし、やっぱり循環湯。また、参勤交代の湯は全国各地の温泉の湯を直送して持ってきている。これももちろん循環湯。露天風呂は2つあり、それぞれお湯の温度が違う浴槽になっている。露天風呂は温泉にしてほしかった。料金が高いのが難点。
評価4

 大江戸温泉 大江戸温泉物語は臨海副都心にあります。
 この臨海副都心ですが、臨海副都心全体を指して通称「お台場」とも呼ばれています。
 台場というのは本来、江戸末期に異国船の襲来に備えて設置された砲台のことをいいます。この台場は東京都の品川台場だけでなく、全国各地に存在します。そのうち、東京都の品川台場は幕府が設置したということで、お台場と呼ばれるようになったそうです。

 話を元に戻しましょう。
 大江戸温泉に行くには、首都高速道路湾岸線東行き方面からの場合は臨海副都心ICより出てすぐの交差点を右折します。逆に、首都高速道路湾岸線西行き方面からの場合は有明ICを出て国道357号線をしばらく行きます。そして、東京臨海高速鉄道りんかい線の東京テレポート駅を過ぎた先の交差点を左折します。
 しばらくまっすぐ行くとテレコムセンター前交差点が出てくるので、右折します。するとテレコムセンタービルの先の左側に大江戸温泉 大江戸温泉物語が見えてきます。
 また、電車で行くこともできます。電車の場合は、東京臨海新交通臨海線ゆりかもめのテレコムセンター駅より徒歩で行くことできます。約3分で行くことができます。また、東京臨海高速鉄道りんかい線の東京テレポート駅から無料のシャトルバスも出ています。
 大江戸温泉物語は2003年3月1日に開業した温泉施設です。
 施設の前には広々とした駐車場がありました。駐車場は広くていいのですが、高い! 入るだけで1,000円取られてしまいます。しかも4時間を超えると、30分ごとに100円増していきます。上限が1,500なので6.5時間以上駐車すると料金は一定になるのですが、それでも高い!!
 というわけで、車で来ることはお薦めしません。実際に私たちも電車で来ました。
 入口は立派な門構えでした。江戸の街とお風呂を再現した温泉テーマパークをうたっているだけあって、屋敷のような門構えが立派です。
 中へ入ると、開館前で行列を作っていました。そんなに人気あるの?と思ってしまいましたが、結構人気があるみたいです。旅行ツアーに含まれているみたいで、観光客が多いみたいですね。
 料金は11:00〜18:00までに入館すると、大人(中学生以上)で2,827円、小人(4歳〜小学生)で1,575円です。高い!! しかも、2,827円という中途半端な料金はなぜ?と言いたくなる大人の料金です。消費税抜きで2,700円の料金であれば、消費税込みだと2,835円になるんじゃないの!?と思う人もいるかもしれません。これには次のような計算方法があるようです。
 大人の料金には入湯税の150円が含まれています。そうすると税抜きの料金2,700より入湯税の150円を引いた値段が消費税の課税対象額になります。
 すなわち、

   2,700−150=2,550円

に消費税をかけることになります。2,550×1.05=2,677.5=2,677円。これに入湯税の150円を足すわけですから、

   2,677+150=2,827円

になるのです。う〜ん、勉強になりますね。
 18時から来るとナイター料金として大人は1,987円になり、少しはお得になります。でも、小人は1,575円のままで変わりません。また、深夜2:00以降に館内にいると1,575円の追加料金を取られます。
 さらに、施設側で特定日というのを設けてあり、その日は11:00〜18:00までに入館した人で4時間以上いると、1時間ごとに840円の追加料金を取られます。
 ほかにも団体割引(10人以上、要予約)や学生割引(10人以上、要予約)などもあります。詳しくは大江戸温泉物語のホームページをご覧になってください。
 まあ、要するに料金体系が複雑だということです。大江戸温泉物語に来たのであれば、料金を気にせずに楽しんでください、という施設側の思惑があるのかもしれません。
 私たちはタダ券をもらったので、無料で入ることができました。タダ券をもらわなければ来ないですよ、こんな高い場所!と思っている一般人です。(^^;
 受付を済ませると、浴衣とタオルを貸してくれます。浴衣は19種類の中から選ぶことができます。いろいろな絵柄の浴衣があって、楽しめると思います。
 浴衣を選ぶと更衣室に向かうことになります。ここで男女が別々になります。更衣室では浴衣に着替えます。でも、下着は付けたままです。下着を脱ぐと注意されてしまうので気をつけてください。
 浴衣に着替えて更衣室を出ると、広小路という場所に出ます。ここで男女が一緒になることができます。ここではお土産やゲーム、そして食事を楽しんだりすることができます。
 広小路を進んで行くと、足湯が出てきます。この足湯は混浴です。足湯は結構広かったです。日本庭園のような場所でした。湯道と呼ばれている川のような足湯が約50mもあるそうです。その足湯の中には小さな石が埋まっていて、踏むたびに足の裏を刺激します。結構痛い!(*_*) でも、健康にはいいかも。
 私たちは足湯を楽しんだあと、脱衣所へと向かいました。脱衣所は更衣室とは違い、裸になる場所です。その先にはもちろん、温泉がある浴場があります。
 浴場は広々としていました。そしていろいろな種類の浴槽がありました。浴槽数は、内風呂が5個、そして露天風呂が2個でした。
 内風呂は大江戸温泉、参勤交代の湯、備長炭の湯、寝湯、そして百人風呂と呼ばれる浴槽がありました。このうち、温泉のお湯を使っているのは大江戸温泉と参勤交代の湯だけです。ほかはただのお湯を使った浴槽でした。
 備長炭の湯、寝湯、そして百人風呂の浴槽はただのお湯だったので、あまりいい印象はありませんでした。ただ、百人風呂は広々としてくつろぐにはいいと思います。
 それよりも温泉を使っている大江戸温泉と参勤交代の湯について述べたいと思います。

 大江戸温泉の浴槽は一段高い場所に設置されていました。
 大江戸温泉は地下1,400mから湧き出たお湯です。薄い黄色をしています。なめるとしょっぱい! 塩分濃度たっぷりです。でも、やっぱり循環湯でした。まあ、しょうがないのかな。
 参勤交代の湯のほうは、全国の温泉を2週間交代でローリー輸送するという企画の温泉だそうです。輸送した温泉を使用するわけですから、当然循環湯になります。企画としては面白いかもしれませんが、そんなに金を掛けてもしょうがないじゃない!?と思ってしまいました。
 一通り内風呂に入ったあと、私たちは露天風呂へと向かいました。
 露天風呂は2つありました。でも、どちらもただのお湯でした。う〜ん、いまいち。

 温泉を楽しむというよりもテーマパークのように全体の雰囲気を楽しむような施設といったところだと思いました。

 現在では、内風呂として、黄金の湯と絹の湯が新設されたそうです。黄金の湯は温泉になっています。大江戸温泉よりも成分の濃い温泉が入っているそうです。また、絹の湯はマイクロナノバブルという細かい泡を発生させ、白く見えるお湯になっているそうです。

 タダ券入ったらまた来ようかな。v(^-^)v

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