温泉名 | おくたまおんせん 奥多摩温泉 |
施設名 | もえぎのゆ もえぎの湯 |
所在地 | とうきょうとにしたまぐんおくたままちひかわ 東京都西多摩郡奥多摩町氷川119-1 |
場所概略 | 中央自動車道の八王子ICより国道411号線(青梅街道)を奥多摩方面へひたすら行く。新氷川トンネルをくぐりすぐに左折する。そのまま氷川トンネルをくぐり、直進するとある。八王子ICより約40km。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。無料。 |
営業時間 | 3月〜11月 9:30〜21:30、12月〜2月 9:30〜19:00 月曜日定休日(祝日の場合は翌日) |
料金 | \700 |
風呂数 | 男女別半露天風呂各1、男女別内風呂各1 |
脱衣所 | 男女別各1 |
泉質 | フッ素で規定 |
湯色 | 無色透明 |
問合せ先 | 0428-82-7770 |
入湯日 | 2001/8/2 |
感想 | 普通の温泉施設といった感じ。お湯はちょうどいい。泉質がフッ素泉というのは、フッ素の成分が温泉法の適用範囲に入っているため。本当の意味では温泉ではないような気がする。 |
評価 | 3 |
奥多摩温泉は東京都の奥多摩地方にあります。
奥多摩温泉に行くには、中央自動車道の八王子ICより国道411号線をひたすら西へ、つまり奥多摩方面へ行きます。国道411号線は途中からJR青梅線と並走するようになります。また、カーブが多い道へと豹変してしまいますが、それでも奥多摩方面へと突き進んでください。
JR青梅線の奥多摩駅近くに差し掛かると、新氷川トンネルというトンネルがあります。ここで、このトンネルの手前で準備が必要です。心してこのトンネルをくぐってください。トンネルを抜けると・・・、すぐに左折です! 左側に道があるので、そこを曲がります。左折といってもほとんどUターンのような左折です。しかも道が細い! 大きい車は1回で曲がれないかも知れません。でも曲がってください。あとは氷川トンネルをくぐれば、「もえぎの湯」に到着です。
また、電車で行くこともできます。この場合は、JR青梅線の終着駅、奥多摩駅から徒歩で約10分で行くことができます。
奥多摩温泉 もえぎの湯は、新しい建物です。1998年7月に開設したそうで、見た目にも新しい建物だとわかります。私たちが行ったときには「おかげさまで3周年」という垂れ幕がありました。
中に入ると、外観と同じようにきれいな建物でした。しかも、バリアフリー対応です。また、料金表にも「心身障害者」とあり、大人の健常者が700円であるのに対して、400円でした。このあたりは、新しい建物だけあってさすがだなあと思いました。
料金を払って、私はいざ浴場へと向かいました。その前に温泉の成分分析表を見ました。泉温は19度と書いてありました。ということは加熱処理したお湯ですね。また、泉質は「フッ素泉」と書いてありました。えっ、そんな泉質あったっけ?と思いました。気になったので他の項目を見てみると、フッ素泉というのはフッ素の成分が温泉法の適用範囲に入っているためだからだそうです。ということは、それ以外は成分が希薄だということなのかな、と思いました。フッ素だけが突出しているから温泉と呼んでいるということに、私はあまり納得できませんでした。でも、温泉に入れるということの方がうれしかったので、浴場へと向かいました。
浴槽は内風呂が1つと、外に屋根がついた半露天風呂が1つありました。私はまず内風呂から入りました。う〜ん、普通の大きなお風呂といった感じでした。お湯はただの水を加熱処理したような感じでした。これが温泉ねえ、と思ってしまいました。
今度は半露天風呂の方へ行ってみました。半露天風呂は木でできていました。半露天風呂からの眺望は林の中に川が流れている景色を見ることができ、すばらしいかったです。その自然の景色に溶け込むように木で造られているというのは、すばらしい演出だと思いました。
半露天風呂の景色はよかったのですが、温泉の成分の恩恵をまったく感じることができませんでした。そういう点では、銭湯に入るような感覚でした。