温泉名 | すじゆおんせん 筋湯温泉 |
施設名 | うたせだいよくじょう うたせ大浴場 |
所在地 | おおいたけんくすぐんここのえまちゆつぼあざすじゆ 大分県玖珠郡九重町湯坪字筋湯 |
場所概略 | 大分自動車道の九重ICより県道40号線を南下する。公共駐車場に駐車して、あとは看板にしたがって歩く。 |
駐車場 | 公共駐車場あり。無料。 |
営業時間 | 6:00〜21:30 |
料金 | \300 |
風呂数 | 男女別内風呂各2 |
脱衣所 | 男女別各1 |
泉質 | 単純温泉 |
湯色 | 無色透明 |
問合せ先 | 0973-79-2806 |
入湯日 | 2003/8/21 |
感想 | むちゃくちゃ広い打たせ湯がある温泉施設。日本一の打たせ湯とうたっているだけある。打たせ湯は10本あり、お湯が勢いよく流れ落ちる様子は圧巻。打たせ湯のほかにもあがり湯もある。こちらは内風呂となっているが、お湯が熱すぎて足を入れるだけで精一杯。 |
評価 | 5 |
筋湯温泉 うたせ大浴場は、私が「一人旅 −九州へ−」編で21番目に行った温泉です。そして、13番目に入った温泉です。
筋湯温泉は九重山の北西にあります。
筋湯温泉に行くには、大分自動車道の九重ICより県道40号線をひたすら南下します。約20km南下すると筋湯温泉に着くことができます。
筋湯温泉は九重九湯の1つです。九重九湯とは、宝泉寺温泉、壁湯温泉、川底温泉、龍門温泉、湯坪温泉、筋湯温泉、筌の口温泉、長者原温泉、そして寒の地獄温泉のことを言います。すべて九重町にある温泉です。九重町にはこのほかにも温泉があるのですが、九重町ということで9箇所に限定して九重九湯と言っているそうです。ちなみに、毎年9月9日には「九重九湯まつり」という祭りが開催されているそうです。
筋湯温泉には公共駐車場があります。そこに私は車を駐車して、歩いて筋湯温泉街へと向かいました。公共駐車場は第1駐車場と第2駐車場がありますが、県道40号線沿いにある第1駐車場のほうがわかりやすいので、こちらがお薦めです。
筋湯温泉 うたせ大浴場は筋湯温泉の共同浴場になっています。温泉街の中心にあります。温泉街には看板がいたるところにあるので、うたせ大浴場へは簡単に行くことができます。
筋湯温泉 うたせ大浴場は筋湯温泉の中心的存在だけあって、外観は立派でした。白い壁に瓦の屋根で、お城かお蔵を思わせるような外観でした。
入口前にはコイン販売機がありました。この販売機でコインを買って、それを投入してゲートが開く仕組みになっていました。私は日帰り入浴で来たので入口の自動販売機でコインを買ったのですが、宿泊者には宿泊先の施設でこのコインを無料でもらえるそうです。
中に入ると、すごい!の一言でした。「日本一の打たせ湯」とうたっているだけあって、10本の打たせ湯が落下していました。しかも、結構な高さからです!! 人よりも高いところから打たせ湯が流れていました。落下地点からはビチビチとしぶきが飛んでいました。落下地点がコンクリートのため、しぶきは結構遠くまで飛んでいました。音もしぶきも本当に勢いがよく、圧巻でした。
私はさっそくその打たせ湯のほうに行きました。打たせ湯を浴びると痛い!痛い!! 高いところから落ちてくるので、痛かったです。
落下地点のすぐ近くには大きな内風呂がありました。私はこの内風呂に入りました。この内風呂にしぶきがいっぱい飛んでくるので、ゆっくり浸かっている場合ではありませんでした。
お湯は泉質が単純温泉のため、あまり特徴のないお湯でした。
打たせ湯から離れたところに、もう1つの内風呂がありました。こちらは「あがり湯」と呼ばれていました。こちらのほうがしぶきも飛んでこないから快適だろうと思って、私は足をお湯に浸けました。浸けた瞬間に激熱な感覚が来ました。「あっちぃ〜!」と叫んでしまいました。今までいろいろな熱いお湯と対面してきましたが、これほど熱いお湯と対面したのは初めてでは?と思うくらい熱かったです。
何回か全身を浸かろうと挑戦したのですが、一瞬しか全身を入れることができませんでした。それだけ熱かったです。
打たせ湯を楽しみたい人にはいい場所だと思います。しかし、全身を浸かって落ち着いて入浴するような場所ではないと思いました。
今度来たときは、またあがり湯に挑戦したいと思います。