祖谷温泉 ホテル祖谷温泉

温泉名いやおんせん
祖谷温泉
施設名ほてるいやおんせん
ホテル祖谷温泉
所在地とくしまけんみよししいけだちょうまつおあざまつもと
徳島県三好市池田町松尾字松本367-2
場所概略徳島自動車道の井川池田ICより国道192号線を西へ行く。橋を渡り国道32号線に入る。祖谷口橋を渡り、県道32号線を南下する。山道をひたすら行く。
駐車場専用駐車場あり。30台くらい停められる。無料。
営業時間7:30〜17:00
料金\1,500
風呂数男女別露天風呂各1、男女別内風呂各1
脱衣所男女別各2
泉質単純硫黄泉(硫化水素型)
湯色白濁色
問合せ先0883-75-2311
入湯日2003/12/28
感想ケーブルカーに乗って露天風呂に行く秘境の一軒宿。ケーブルカーは約5分で露天風呂に着く。露天風呂はぬるめで、長湯できる。ただ冬だとちょっと寒く感じる。白濁色と書いたが、実際は細かい泡ができて体にまとわりつくような感じ。内風呂はただのお湯。でもいい感じ。
評価5

 祖谷(いや)温泉 ホテル祖谷温泉は私が「一人旅 −四国へ−」編で8番目に行った温泉です。そして、7番目に入った温泉です。
 祖谷温泉は祖谷渓の南にあります。
 祖谷温泉に行くには、徳島自動車道の井川池田ICより国道32号線を西へ行きます。約11km行くと祖谷渓大橋北交差点が出てくるので、左折して県道32号線に入ります。県道32号線の山道を上っていくと祖谷温泉 ホテル祖谷温泉に着くことができます。
 祖谷温泉 ホテル祖谷温泉は2006年2月28日までは三好郡池田町にありましたが、現在は三好市にあります。三好郡三野町(みのちょう)、三好郡池田町三好郡山城町三好郡井川町三好郡東祖谷山村(ひがしいややまそん)、そして三好郡西祖谷山村は2006年3月1日より、合併して三好市になりました。
 ホテル祖谷温泉は祖谷渓の近くにあります。祖谷渓とは祖谷川にある約10kmの渓谷のことです。高さ数10〜100mの高低差があり、とても壮大な景観です。日本三大秘境の1つです。
 ちなみに、日本三大秘境とは「岐阜県白川郷」、「徳島県祖谷」、そして「宮崎県椎葉村」のことを指すそうです。
 でも、そんな秘境も私にとってはカーブの多い山道にしか思えませんでした。雪まであり、とても怖かったです。雄大な景色を見ている暇などありませんでした。
 施設内に入って入浴料の1,500円を払うと、ケーブルカーに乗ってください、言われました。そう、ここはケーブルカーで行く温泉なのです! このケーブルカーは温泉に行くために造られたと言っても過言ではありません。ケーブルカーの乗車料金も含まれて入浴料が1,500円になります。
 ケーブルカーは約170mの斜面を降りていきます。約5分の乗車で渓流沿いの温泉に着くことができます。
 ケーブルカーに乗っているときはわくわくしていました。ケーブルカーに乗っている人たちはみんな温泉に入るために乗っているのです。日本人は温泉好きなんだなあと改めて感じることができました。
 左の写真はケーブルカーを降りたときに撮りました。こうやって下から見上げると、その高低差が結構あるのがわかります。
 温泉の入口は左写真になります。この中に男女別の露天風呂があります。
 脱衣所に入ると温泉成分分析表がありました。それによると、泉質は単純硫化水素泉。源泉の湧出量は毎分1,500リットル! すごい量です。そのため源泉掛け流し。加水なしです。すばらしい! 泉温は39.3度C。ちょっとぬるいかな、という感じでした。
 服を脱いで外に出ると露天風呂が鎮座していました。ちょっと混んでいたのですが、私はその中に入りました。
 温度は成分分析表のとおり、かなりぬるめ。色は白く見えたのですが、よく見るとお湯の中に細かい気泡があって、それが白く見えていました。
 においは硫黄のにおいがしました。強烈な硫黄のにおいというわけではなく、ほのかに香る硫黄のにおいでした。よかったです。
 しばらく入っていると、体に気泡が付いてきました。かなりの量です! お湯はぬるかったのですが、ずっと入っていると体がポカポカしてきました。気泡のおかげかな。(^o^)
 ぬるめの湯だったので、のんびりとくつろぐことができました。
 ほかにも宿泊施設内に男女別の内風呂もあります。実際に入ってみたのですが、こちらはただのお湯。たいしたことはありません。行くなら露天風呂に行くことをお薦めします。

地方別一覧表へ   Go Home