網張温泉 仙女の湯

温泉名あみはりおんせん
網張温泉
施設名せんにょのゆ
仙女の湯
所在地いわてけんいわてぐんしずくいしちょうながやまあざあみはり
岩手県岩手郡雫石町長山字網張
場所概略東北自動車道の滝沢ICより岩手高原スキー場、国設網張スキー場方面に向かう。休暇村岩手があるので、そこに駐車して、休暇村の裏へまわる道を歩く。歩いて徒歩8分くらい。
駐車場休暇村岩手の駐車場を利用。200台くらい停められる。無料。
営業時間24時間 年中無休
料金\100
風呂数混浴露天風呂1、女性専用露天風呂1
脱衣所男女共用1、女性専用1
泉質硫黄泉(硫化水素型)
湯色白濁色
問合せ先019-693-2211
入湯日2001/7/5
感想秘湯といった感じの温泉。よかった。
評価5

 網張温泉は、私が「一人旅 −北へ−」編で42番目に行った温泉です。そして、35番目に入った温泉です。
 網張温泉は岩手山の南西に位置しています。国設網張スキー場の近くといえば、スキーが好きな方はわかるかもしれません。また、休暇村岩手も近くにあります。
 網張温泉に行くには、東北自動車道の滝沢ICより岩手山へと行く道に入ります。岩手山入口へと向かう道を行くと岩手高原スキー場、国設網張スキー場方面の看板が出るので、それを左折します。あとは岩手高原スキー場を通過して、国設網張スキー場へ向かいます。国設網張スキー場へ到着したならば、広い駐車場に着きます。その駐車場の上に建物が見えます。それが休暇村岩手です。広い駐車場に駐車してもいいのですが、休暇村岩手にも駐車場があるので、そちらに駐車することをお薦めします。
 仙女の湯へは、休暇村岩手の駐車場から歩いて行くことになります。休暇村岩手の玄関の右側を見てみると立て札がありました。そこにちゃんと「露天風呂仙女の湯」と書いてあるではありませんか! 矢印の方へ進むと何やら料金箱がありました。そこには「露天風呂『仙女の湯』」と題して、こう書いてありました。
 私は100円を入れて奥へと進みました。料金箱は無人で小さなものでしたが、皆さんちゃんと100円を投函しましょう。このお金で仙女の湯がきれいになっているのですから。私からもお願いします。m(_ _)m
 料金箱の注意書きの通り休暇村岩手の脇の道をまっすぐ行くと、自然の小径(こみち)へと向かう階段が出てきます。そこからは未舗装です。上り坂を上りながら歩いていきます。ぬかるんでいるところもあるので足元に注意して進んでください。約8分間歩くと渓流が現れます。そして、脱衣所らしき建物が見えてきます。仙女の湯に到着です。
 仙女の湯には、混浴露天風呂と女性専用露天風呂があります。女性専用露天風呂は混浴露天風呂とはすだれで分けられているだけなので、よく見れば混浴露天風呂から見えてしまいます。でも、女性専用露天風呂があるだけでもいい露天風呂ですね。
 仙女の湯はいかにも秘湯といった感じです。徒歩で行かなければいけないというところも秘湯ムードが漂っています。山奥に自然の雰囲気と同化してあるような感じでした。でも、そんな温泉に入ることが私にとってはうれしいですね。
 脱衣所は簡易的な建物でした。そして、浴槽はコンクリートで固めただけでした。これで充分です。脱衣所があるだけでもすばらしい! 服を脱いで入ると、硫黄の匂いがしました。浴槽のふちには湯の華が付着していました。近くに渓流が流れているので、その水を入れながら湯温を調整することができます。そばでは亀滝という滝が勢いよく水を落としていました。鳥のさえずりが子守唄のように聞こえてきます。木の緑が心を落ち着かせます。野趣満点で最高! 長湯してしまうのも当然です。
 このような野趣あふれた温泉施設がいつまでもあって欲しい、と思いました。
 網張温泉には、仙女の湯の他にも休暇村岩手の中に内風呂があります。こちらは500円かかりますが、こちらもお薦めです。私も入ればよかったと後悔しております。今度行くときは両方入りに行こうっと!
地方別一覧表へ   Go Home