温泉名 | ふきあげおんせん 吹上温泉 |
施設名 | ほううんかく 峯雲閣 |
所在地 | みやぎけんおおさきしなるこおんせんおにこうべあざふきあげ 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字吹上16 |
場所概略 | 東北自動車道の古川ICより国道47号線を西へ向かい、国道108号を北上する。鬼首かんけつ泉の案内板に従い進む。かんけつ泉を過ぎてさらに直進すると着く。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。15台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 10:00〜13:00 |
料金 | \500 |
風呂数 | 混浴露天風呂2、男女別露天風呂各1 |
脱衣所 | 男女別各1 |
泉質 | ナトリウム−塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉) |
湯色 | 無色透明 |
問合せ先 | 0229-86-2243 |
入湯日 | 2001/6/30 |
感想 | 内風呂は熱めだが、露天風呂はぬるくてよかった。露天風呂の1つは滝湯になっていて夏に入浴可。滝湯は滝つぼの方は立っていないとだめ。もう1つの露天風呂はちょうどいい温度。 |
評価 | 5 |
吹上温泉 峯雲閣は、私が「一人旅 −北へ−」編で15番目に行った温泉です。そして、12番目に入った温泉です。
鬼首かんけつ泉のさらに奥へと進むと峯雲閣があります。峯雲閣の周りは木々が生い茂り、林のようになっています。静かなたたずまいの中にあります。
峯雲閣には滝つぼが浴槽になっている滝湯があります。この滝湯にぜひ入ってみたいと思い、行くことにしました。
峯雲閣に入ってみると、古めかしい造りになっていました。脱衣所に行くと、混んでいました。土曜日だったからかもしれませんが、人気があるところだな、と思いました。脱衣所の扉を開けると、そこには内風呂が1つありました。あれ、露天風呂は?と思ったのですが、ガラスの向こう側にちゃんと露天風呂と滝がありました。とりあえず、内風呂から入りました。内風呂はちょっと熱めでした。内風呂に入っていると、みんなが外に出て行くので結構露天風呂が気になっていました。でも、内風呂を堪能するまでは露天風呂はがまん、がまん、と自分に言い聞かせ、内風呂に入っていました。そして、いよいよ露天風呂へと出発です。露天風呂へは、男女とも内風呂からそのまま階段を下りて行くことができます。
露天風呂は広くて男女ともにたくさんの人が入っていました。露天風呂は内風呂と違って、ちょっとぬるめのお湯でした。周りは木々たちが繁り、その枝を自己主張するかのように露天風呂の上にまで伸ばして、私たちに日光を浴びせることを遮っていました。そのため、強い日差しを直接浴びることはないので、女性には紫外線を気にすることなく入浴できると思います。
露天風呂の横には滝があり、川が流れていました。その滝も温泉だというのですから、自然の造形には驚かされるばかりです。滝つぼ近くには滝湯を楽しもうと3、4人の人がいました。私はうわさに聞いているその滝湯に入ることにしました。滝湯へ行くには川を渡る必要があります。その川の水は冷たいのかな、と心配しましたが、杞憂でした。滝から流れ落ちる水自体がすでに温かく、川の水の温度はぬるかったです。そして、滝へ近づくほど水の温度は温かくなっていました。それとともに、川の深さもだんだんと深くなっていました。5mも行けば立ったまま首まで浸かることができるくらいの深さになりました。そして、滝もすぐそばにありました。とめどなく流れ落ちる滝をすぐそばで見ながら温泉に浸かれるなんて、幸せな気分になりました。
この滝湯は「仙人の湯」と呼ばれていて、天候や雨量によって水温が変わったり、入れない場合もあります。また、冬期は入ることはできません。そういう意味では、入ることができた私は幸運だったかもしれませんね。(^o^)