二岐温泉 大和館

温泉名ふたまたおんせん
二岐温泉
施設名やまとかん
大和館
所在地ふくしまけんいわせぐんてんえいむらゆもとあざしもふたまた
福島県岩瀬郡天栄村湯本字下二俣22
場所概略東北自動車道の須賀川ICより国道118号線をひたすら西へ行く。あとは二岐温泉の看板に従い、左折する。そのまま林道を行く。途中、未舗装箇所あり。
駐車場専用駐車場あり。5台くらい停められる。無料。
営業時間10:00〜15:00
料金\500
風呂数混浴露天風呂3、男女別内風呂各1
脱衣所男女別各1
泉質カルシウム−硫酸塩泉(低張性緩和性高温泉)
湯色無色透明
問合せ先0248-84-2021
入湯日2001/7/8
感想内風呂は熱かった。露天風呂は2つあり、一応混浴だがどちらかが先に入れば男女別になる。のどかでいい場所。
評価5

 二岐温泉は、私が「一人旅 −北へ−」編で58番目に行った温泉です。そして、48番目に入った温泉です。
 二岐温泉は全国三百名山の一つである二岐山の近くにあります。
 二岐温泉に行くには、東北自動車道の須賀川ICより国道118号線を西へひたすら行きます。須賀川ICより約43km西へ行くと、二岐温泉の看板が出てくるので左折します。約5kmの林道を行けば、二股温泉に着くことができます。林道は途中で未舗装道路になるので、車高の低い車は気を付けてください。また、東北自動車道の白河ICからも行くことができます。この場合は、白河ICを降りて、国道4号線を北上します。約3km北上すると、県道37号線と交わるので左折します。県道37号線をまっすぐ約27.5km行くと国道118号線とぶつかるので左折して、あとは西へ向かうと二岐温泉の看板が出てくるので林道に入ります。この場合は県道37号線が険しい道なので、私はあまりお薦めしません。
 二岐温泉には宿泊施設が5つあります。どの宿も場所が場所だけに、素朴な宿です。私はそのうちの一つ、大和館に行きました。この大和館は「秘湯」という言葉の発祥の宿だそうです。これは看板にも書いてあります。看板には「Since 1967」と書いてあり、1967年から「秘湯」という言葉がこの大和館から生まれたみたいです。そんな由緒あるところの温泉に入ることができると思うと、うれしい気持ちでした。
 大和館には男女別内風呂と混浴露天風呂があります。私は男女別内風呂から入ることにしました。内風呂はかなり熱い! 毎度のことですが、「熱い!」と叫んでしまいました。あとで温泉分析表を見てみたら、泉温はなんと摂氏62度とのことでした。もしこれをそのまま使用してたら、熱くて入れないだろうなあと思ってしまいました。
 今度は露天風呂の方へと向かいました。露天風呂は川沿いにありました。この川は二岐川で、イワナが棲んでいるそうです。二岐川で取れたイワナは大和館の料理にも使われています。
 露天風呂は混浴ですが、実は女性の方にも気を配っています。午前、午後とも7:00から9:00まで、つまり7:00から9:00と19:00から21:00までは女性専用になっています。時間指定の女性専用露天風呂というのは今やどこの宿にもあるものですが、ここはさらに気を配っています。それは露天風呂の仕組みです。露天風呂の浴槽は2つあるのですが、その間にはすだれがかかっていて、隣同士の浴槽が見えにくいようになっています。また、2つに分かれているため、どちらかが空いているほうに入れば、男女別にもなるし、ちょっとした貸切状態にもなります。
 二岐川の渓流の音を聞きながら、ちょっとした貸切風呂の気分を満喫するのもいいかもしれません。

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