仙北市民浴場 東風の湯

温泉名せんぼくしみんよくじょう
仙北市民浴場
施設名だしのゆ
東風の湯
所在地あきたけんせんぼくしたざわこおぼないあざむさしの
秋田県仙北市田沢湖生保内字武蔵野111-8
場所概略東北自動車道の盛岡ICより国道46号線を西へ行く。JR田沢湖駅まで行く。国道341号線と交差する交差点の手前で右折する。線路を越えて、小保内小学校の交差点を右折する。信号交差点を左折して奥まで行くとある。
駐車場専用駐車場あり。30台くらい停められる。無料。
営業時間7:00〜21:00 第2、第4水曜日定休日
料金\400
風呂数男女別内風呂各1、男女別水風呂各1、男女別サウナ各1
脱衣所男女別各1
泉質ナトリウム・カルシウム−塩化物泉
湯色無色透明
問合せ先0187-43-2133
入湯日2022/7/16
感想温泉名がない施設。源泉名が武蔵野1号だったため、温泉名は武蔵野温泉か。お湯は少ししょっぱさあり、そして苦みもあった。源泉掛け流しをうたっているが、浴場内は塩素消毒のにおいがした。加水あり、加温なし、循環・ろ過なし、入浴剤なし、そして消毒処理あり。源泉温度57.1度C。
評価4

 温泉名がない施設でした。源泉名が「武蔵野1号」だったので、温泉名を付けるなら「武蔵野温泉」になるのでしょうか。
 「東風」と書いて「だし」と読みます。この施設がある田沢湖生保内(おぼない)地区では、県境の仙岩峠から吹き下ろしてくる東風を「生保内東風(おぼねだし)」と呼んでいるそうです。山から吹きだしてくる東風という意味で、「だし」と呼ばれているそうです。
 この生保内東風(おぼねだし)が吹くと、春は雪解けを促し、夏は病害虫を防ぎ、干天には慈雨をもたらし、そして秋には収穫物の乾燥を助けてくれると言われています。稲の成長に適した宝風(たからかぜ)とのことです。
 また、この生保内東風(おぼねだし)は「生保内節(おぼねぶし)」という秋田県の民謡に出てきます。生保内節は秋の豊年を喜ぶ唄です。毎年9月に仙北市民会館で生保内節全国大会が開催されます。しかし、新型コロナ感染症対策の影響で、2020年および2021年には開催されませんでした。
 生保内節全国大会が開催される仙北市民会館の隣にある温泉施設ということで、「東風(だし)の湯」と名付けられたのかもしれません。



地方別一覧表へ   Go Home