八幡平温泉郷 藤七温泉 彩雲荘

温泉名はちまんたいおんせんきょう とうしちおんせん
八幡平温泉郷 藤七温泉
施設名さいうんそう
彩雲荘
所在地いわてけんはちまんたいしまつおよりき
岩手県八幡平市松尾寄木
場所概略東北自動車道の松尾八幡平ICより県道45号線を西へ行き、さらに県道23号線(アスピーテライン)を西へ行ったところ。
駐車場専用駐車場あり。30台くらい停められる。無料。
営業時間6:00〜21:00(冬期は閉鎖)
料金\500
風呂数混浴露天風呂1、男女別内風呂各1、女性専用露天風呂1
脱衣所男女別各2
泉質単純硫黄泉(硫化水素型)
湯色白濁色
問合せ先0195-78-3962、0186-33-2011(冬期連絡先)
入湯日2001/7/2
感想東北最高所にある露天風呂。標高1,400mで、さすがに風もちょっと冷たかった。露天風呂に浸かりながら頭を風にさらされて気持ちよかった。
評価5

 八幡平温泉郷 藤七温泉は、私が「一人旅 −北へ−」編で33番目に行った温泉です。そして、27番目に入った温泉です。
 藤七温泉は、田沢湖の北、八幡平にあります。八幡平とは秋田県と岩手県の県境付近にある火山台地のことです。
 藤七温泉に行くには、東北自動車道の松尾八幡平ICより県道45号線を西へと向かいます。それから、突き当たったT字路を右折して県道23号線に入ります。この道は八幡平アスピーテラインと呼ばれていて、火山台地・八幡平の山頂を通り、秋田県と岩手県の県境を横断しています。山頂付近はこんな高いところまで来たのか、というくらいに雄大な景色を見下ろすことができます。また、直線が長い場所もあるのでスピードが出やすいのですが、たまに小動物たちが飛び出してくることもあるので気を付けてください。ちなみに、私が走っていたときは私の前の車が小動物(リスかな?)をひきそうになって急ブレーキしました。動物たちを大切にしましょう。
 八幡平山頂には広い駐車場があります。その駐車場にはまっすぐ行く道と、左に入る道があります。直進すると、蒸ノ湯温泉などがあります。藤七温泉へ行くには左折して下さい。左折すると、八幡平樹海ラインと呼ばれている道に入ります。しばらく行き、左へ急カーブする下り坂を降りたところに藤七温泉があります。このあたりは温泉が多く、八幡平温泉郷と呼ばれています。
 藤七温泉は赤い屋根で、外壁がピンク色の横に長い建物です。昔は外壁の色はピンク色ではなく、木の板が露出して無塗装だったのですが、模様替えしたみたいです。標高1,400mのところにあります。東北では最高所にある温泉施設です。
 藤七温泉の前に車を停めて降りると、さっ、寒い! さすがに標高1,400mともなると、7月の初旬でも風が冷たかったです。
 藤七温泉には露天風呂が1つ、内風呂が男女別で1つずつ、そして女性専用露天風呂が1つあります。内風呂は硫黄の匂いが強烈でした。単純硫黄泉を循環せずそのまま出しているという感じがしました。露天風呂は内風呂から扉を開けて行くことができます。白濁色のお湯が満ち溢れていました。少しなめてみると、すっぱい! これぞ天然温泉という感じです。そして、景色がまたいい! 眼下には山の草原が広がっていました。夏なのに残雪を見ながら入ることができました。風は相変わらず冷たいのですが、熱い露天風呂に入りながらだと、頭を冷やされて気持ちがいいです。ちなみに、この露天風呂は混浴です。私が入ったときには女性はいませんでした。女性にはちょっと勇気がいるかもしれません。でも、女性専用露天風呂もあるので、女性はそちらの方をお薦めします。

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