湯野上温泉　河原湯

　湯野上温泉は、私が「一人旅　−北へ−」編で57番目に行った温泉です。そして、47番目に入った温泉です。
　湯野上温泉は会津若松市の南にある、下郷町にあります。
　湯野上温泉に行くには、東北自動車道の須賀川ICより国道118号線を西へひたすら行きます。須賀川ICより約55km西へ行くと国道121号線と交わるので、その交差点を左折して国道121号線に入ります。国道121号線の左側には会津鉄道の線路があり、すぐに湯野上温泉駅が見えてきます。湯野上温泉駅を通り過ぎてちょっと行くと清水屋という旅館があるので、左側を注意して見ていてください。その旅館の奥に下り坂の細い道があるので、その道に入ります。下り坂が終わるとT字路になります。そのT字路の左側に「露天風呂」と書いてある立杭があるので、左に曲がってください。細い道なので曲がるときは注意してください。左に曲がると阿賀川の川辺に行きます。その突き当たりに駐車場のようなスペースがあるので、そこに駐車してください。あとは川に向かって歩いていくと、浴槽が見つかります。それが「河原湯」です。

河原湯へ行くための目印はこのT字路です！ 斜めになって立っている杭に「露天風呂」と書いてあります。

　河原湯は脱衣所もなく、長方形の浴槽があるだけの非常に開放的な露天風呂です。また、川では釣りをしている人もいて、ちょっと恥ずかしいかも。でも私はおかまいなしに服を脱いで入りました。服は浴槽のそばに置いておきました。ここは時間的にも朝だし朝風呂だあ！と思って勢いよく、足をお湯につけたところ、「あちぃ〜(*_*)」と叫んでしまいました。お湯は出しっぱなしで、温度管理している人なんているとは思えない露天風呂です。そんな露天風呂なのに、湯温も確認しようとせず勢いよく浸かろうとした私がばかでした。しかしここでへこたれてはいけません。熱いのを我慢して入るしかありません。次は用心しながらも肩までお湯に浸かりました。やはり熱いです。入湯口からはどんどんお湯があふれ出ています。お湯は無色透明できれいでした。しかし、熱い！　とりあえず私は出ました。そして、熱い余韻に浸りながらも周りを見てみると、川からはちょっと離れていますが、川はきれいな水が流れています。上を見上げると空も青く澄んでいます。そして、上には吊り橋がありました。吊橋に人がいれば、上からも丸見えだということですね。
　かなり開放的な露天風呂ですが、お湯がきれいで、自然もあるいい露天風呂でした。
　もしどうしても熱いのであれば、川の水を汲んできて入れてみてください。

河原湯