くりでん貨物


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2005年10月14日の鉄道の日、”くりでん”に貨物が復活!

この貨物列車は、栗原の貴重な産業遺産とも言える「くりでん」を理解して頂く目的で
くりでん応援クラブにより、鉄道の日に合わせて運行されました。

無蓋貨車は明治40年、有蓋貨車(車掌室付)は大正14年生まれという年代物です。
同期の貨車は鉄道博物館入りしていますが、ここでは未だに現役で活躍中!
現存する貨車では、国内最古と言われるだけのことはあります。
更なるオマケは、貨車を牽引する機関車。これもSLと同じ方式で車輪を回すという珍車!!

このレアな編成、見方次第ではSLの動態保存以上に貴重な存在かもしれません。



DB101ジーゼル機関車、軸間の動力伝達は「推進軸」ではなく「主連棒」だ!




ト10型+ワフ7型。遠目ではボロでも、近くで見ると貫禄あります。




気をつけて観察すれば・・・ト103の札差に札が入ったまま。「新小岩」の文字が!
これって・・大発見かも!!




機関車内、運転台は1エンド向き固定。2エンド側は完全なバックになる。
機関士さん、首が痛くなりそう。




緩急車、車掌室内の笛弁。エアーゲージも0なので鳴りません。




座席上には荷物棚。各駅毎、駅名入りの状差が。




座席はモケット張。スプリングバネが出かかっていますが、座り心地良かった!




車掌室にあるブレーキハンドル。入換などで切り離す際、これを回してブレーキを掛けていた。
(昔はここに制動手がいて、笛で合図しながら機関車との連携プレーでブレーキをかけたそうな)



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