捜索活動の後方支援



2008.06.27
自衛隊が捜索活動から撤退した後も、引き続き地元警察・消防による必死の捜索が行われている。
その前線基地となっている”現場に一番近い温泉宿”の応急メンテナンスをする事になった。
今回私は、このメンテチームを”麓から送り出す側”として、お手伝いをした。


山への経路は、陸路が全て寸断されている為、空路での移動となる。
ヘリポートは野球場、ここが山への窓口になっている。(許可を得ての入場です)



メンテチームの順番が来た、この便で現地を目指す。(UH-1だ!)
必要最低限の人数と道具、決められた時間内で対応をする必要があるのだ。


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準備が出来次第の離陸、「みんな、気をつけて頼むぞ!」



機内の様子、物々しい雰囲気・・。
(スタッフに託したカメラから)



土石流の災害現場。見るも無残な状況・・。
(スタッフに託したカメラから)



至る所に地割れがあるそうだ。
(スタッフに託したカメラから)


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この日は一時帰宅が許可され、大型ヘリによる輸送がありました。
風で舞い上がった砂埃に、マスコミ陣も背を向けている。(CH47はデカイ!)


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CH-47による輸送の後、メンテチームを乗せたUH-1がランディング。
風向きの関係で、朝とは反対方向を向いている。



大変な状況の中、シゴトを終えて無事帰還、お疲れ様でした。


先日、鉄道繋がりの知合いから、地震お見舞の携帯食詰合を頂いた。
阪神淡路大震災を経験した方だけに、地震発生当日から心配だったらしい。
ありがとうございます、色々ご心配をおかけしました。この場を借りてお礼申し上げます。

でも、なんか、いいのかなぁ・・・
災害現場の状況から、なんか・・・俺が食べたらバチがあたる気がして・・・
色々考えた末、行方不明捜索隊の前線基地として施設を提供している
”現場に一番近い温泉宿”のご主人に、 お見舞品の経緯を説明した上で託す事にした。

・くりでんファンからのお見舞品である
・くりでん保存の関係者が犠牲になった所に一番近い
・しかもご主人は鉄道経験者で、くりでんを愛している

鉄道繋がりと言ってしまえばそれまでだが、
私の気持ち的には「くりでんで結ばれた絆」の意味を込めての判断。



改めて、亡くなった方々のご冥福と、行方不明者の1日も早い発見、被災地域の復興を祈るばかりだ。



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