第36回全国中学校軟式野球大会 三泗地区予選 準決勝
平成26年7月23日(中央緑地野球場) 羽津中
県大会出場を賭けた準決勝はエース対決。
羽津中の先発はエース・平井投手①。海星中は1回表、一死から2番・利光選手⑦と3番・大塚選手⑫が四球を選び出塁。
一死1・2塁のチャンスで4番・水谷選手②は上手く弾き返すがセンターライナー。さらに二死からのスチールはアウト。先制ならず。 海星中の先発もエースの諸岡投手①。
MAX135㌔のストレートとキレの良いスライダーで1回裏を三者凡退、2三振に打ち取る。2回表、二死から7番・森下選手④がレフト前ヒットで出塁(写真)。
さらに8番・秦選手⑧も死球で続き二死1・2塁。ダブルスチール成功し、二死2・3塁とチャンスを広げる。 しかし9番・齋木選手⑱は三振。この回も得点できず。 3回表、一死から2番・利光選手⑦がレフト前ヒット(写真)で出塁。
3番・大塚選手⑫も四球で続き一死1・2塁とするも、2塁走者が牽制死。
4番・水谷選手②はセカンドライナーに倒れ無得点。4回表、先頭の5番・村田選手⑨がセンター前ヒットで出塁。 6番・久保田選手⑯がきっちりバントで送り、一死2塁。
しかし、またしても羽津中・平井投手の巧みな牽制で二塁走者がタッチアウト。
無死からの走者も活かせず。5回表には、二死から1番・諸岡選手①が四球を選びすかさずスチール(写真)。
しかし、2番・利光選手⑦はファーストフライ。
海星中は毎回の走者を還すことができず。海星中の諸岡投手①は4回にエラーで走者を許すも、全く危なげのない投球で羽津中打線を封じ込める。
5回を終わって、無四球無安打の7奪三振。好投を続ける諸岡投手①を援護したい海星中打線は6回、一死から4番・水谷選手②がレフト線へ快心の2ベースヒット! 5番・村田選手⑨はサードフライ。
6番・久保田選手⑯に代わり、代打・武田選手はセカンドゴロ。得点圏の走者を還せず。6回裏に二死から初ヒットを許すと、さらに内野安打で二死1・2塁のピンチ。
しかし、3番打者をセカンドフライに打ち取りピンチを脱する。どうしても得点したい海星中は7回表二死から、9番・齋木選手⑯に代わって代打に好打者の鷺坂選手⑥を送るが、ファースト正面を突きアウト。
海星中はこの試合初めての三者凡退。7回裏を3連続三振に切って取った諸岡投手①は、延長8回表、無死からレフト前へ弾き返し出塁。 しかしスチールを試みて失敗。
この後、2番・利光選手⑦、3番・大塚選手⑫が倒れ得点できず。8回裏、諸岡投手①は、先頭打者にこの試合初めての四球を許すも、その後3者三振に取る。
エース諸岡投手①は快投を続ける。延長9回表、先頭の4番・水谷選手②がセンター前へヒットで出塁。 5番・村田選手⑨はバントを試みるも、なかなか決められず。
バントファール2つで追い込まれた後は、ヒッティングに切り替えファールで粘るも三振に倒れる。さらに、一死1塁で代打に強打者の関谷選手③(写真)。
ショートライナーに倒れ二死。続く7番・森下選手④もファーストフライに倒れ得点できず。9回裏、先頭の3番打者にヒットを許し、バントと内野安打などで一死2・3塁の大ピンチ。
前進守備のバックホーム体制を取り、諸岡投手①はストレート勝負。羽津中が選んだ作戦はスクイズ。
諸岡投手のストレートを打者はバットに当てることができず空振り、飛び出した走者を刺しに捕手は3塁に送球。
しかし、その送球が悪送球となり三塁走者がサヨナラのホームイン。全国屈指の左腕、諸岡投手①は1四球、13奪三振の好投でしたが、再三のチャンスを活かせず、得点できませんでした。
3年生のみんな、お疲れさまでした。