第32回 全国中学校軟式野球大会 【準決勝】
平成22年8月21日(岡山県倉敷市 マスカットスタジアム) 東北ブロック代表 青森県・三本木中
1回表一死から、2番・松本選手Dの当たりをショートが弾き出塁する。(記録はエラー) すかさず盗塁を決め、先制のチャンス。
このあと、3番・ライトで出場の山中選手@が、きっちりファーストへゴロを転がし、二死3塁。4番・筒井選手Fの打席で、松本選手Dが意表をつくホームスチールを試みる。
アウトとなり、先制ならず。海星中の先発は、2年生の中川投手J。
1回裏二死から、3番・高橋選手Gを死球で歩かすと、ボークで二死2塁。ここで4番・繁在家選手Hにタイムリーを浴び先制を許す。海星中は2回表、一死から5番・岡田選手Aがライト前ヒットで出塁。 しかし、三本木中の先発・奥村投手@に後続を抑えられ、チャンスを広げることはできず、無得点。 海星中は3回表、先頭の8番・中川選手Jがライトへクリンヒットで出塁。 9番・南選手Gのバントで、一死2塁。 1番・寺本選手Mは四球を選び、一死1・2塁。 2番・松本選手Dのバントで、二死2・3塁のチャンスを作る。 しかし、3番・山中選手@はショートゴロに倒れ、この回も無得点。 海星中の先発・中川投手Jは、初回に失点したものの、2回、3回をノーヒットに抑える好投。
気迫のピッチングで、味方の援護を待つ。
4回表、一死無走者で三本木中はピッチャーが交代。
サードの鳥谷部選手Dがマウンドに登る。
海星中は三者凡退。4回裏、三本木中この回先頭の4番・繁在家選手Hを四球で歩かす。
このあと、ピッチャーゴロと送りバントで二死3塁のピンチを招く。中川投手Jは、またもセットポジションの完全静止を怠る痛恨のボーク。
ノーヒットで2点目を許し0−2。海星中は5回表に反撃開始。
7番・古田選手Cに代わって、代打の森田選手Kが四球を選び出塁。8番・中川選手Jの打順で、代打・村田選手N。
しっかりバントを決め、一死2塁。9番・南選手Gの打席で、バッテリーミス。
一死3塁のチャンス!ここで南選手Gが、前進守備のセカンドを強襲するヒットを放つ。 森田選手Kが生還し1−2。 1番・寺本選手Mはセンターフライに倒れ二死1塁。
2番・松本選手D(写真)の当たりをショートは処理できず、二死1・2塁。(またも記録はE。さすが全国大会は厳しいです。)3番・山中選手@は、レフト前へ弾き返し、二死満塁!
チャンスを広げる。4番・筒井選手Fは粘って四球。押し出し! 3塁走者の南選手Gが還り、2−2の同点! さらに、5番・岡田選手Aも四球を選び、連続の押し出し。 3−2逆転に成功! 一気に突き放したい海星中は、6番・長谷川選手Eに代打・飯島選手O。
キャッチャーフライに倒れ、追加点は奪えず。5回裏のマウンドには、二人目の岡田投手A。 連続四球のあと、ピッチャーゴロ進塁打で、一死2・3塁のピンチ。
湯浅監督がタイムを取り、選手たちに指示を出す。2番・鳥谷部選手Dを三振に取り、二死。 さらに、誘い出した3塁走者がホームを狙いタッチアウト!
最大のピンチを脱した。(捕手は橋本主将I)6回表二死から、9番・南選手Gがライトオーバーの2ベースヒット!
しかし、後続が倒れ追加点ならず。6回裏にリリーフのマウンドに登った、エース山中投手@。
内野安打でランナーを出すが、絶妙の牽制球で刺してアウト。
あとは三振、ピッチャーゴロでチェンジ。最終回も2つの三振で二死無走者。
最後の打者をレフトフライに取りゲームセット!先制、リードを許す苦しいゲーム展開だったが、3投手の好投と粘りの攻撃で、見事逆転勝利!決勝進出を果たした。