文部科学大臣杯 第4回全日本少年春季軟式野球大会 1回戦
平成25年3月23日(静清高校野球場) 大分県代表・高田中クラブ
九州を制した高田中クラブの先発は、本格派のエース桐村投手@。
ストレートを主体に力強いピッチングで、1回表の海星中は三者凡退。海星中も剛腕・エースの末松投手@が先発。
しかし本来のストレートのキレはなく、打たせて取るピッチングで初回は無難に切り抜けた。不調の末松投手を打線が援護したい海星中は2回表。
一死から5番・長谷川選手Iがセンター前へ弾き返し出塁。二死となるが、7番・長田選手Fはセンターへクリンヒット! 好走塁で二死2・3塁とし、さらに死球で満塁となるが、9番・服部選手Bが三振。
海星中、先制できず。2回裏に内野のミスで高田中に1点先制を許した海星中。
3回表、先頭の1番・犬飼選手Eが四球で出塁し、すかさず盗塁で無死2塁。
ここで2番・大森選手Gは進塁打のセカンドゴロ。一死3塁とする。このチャンスで、3番・飯島選手Dが三遊間を抜くタイムリーヒット! 3塁走者の犬飼選手Eが還って1−1の同点! さらに、4番・末松選手@が右中間を深々と破る快心の当たり。 1塁から、飯島選手Dが悠々ホームイン。
2−1、逆転のタイムリー2ベースヒット。高田中クラブは、エースの桐村投手@から、河野投手Dに交代。
しかし、代わった河野投手Dからも5番・長谷川選手Iがライトオーバーのヒット!末松選手@が悠々ホームインし3−1。海星中はこの回逆転し、リードを2点に広げたが。 3回裏、調子の上がらないエースの末松投手@は、この回2つの四球を許し降板。
2人目はサードの飯島選手Dがマウンドに上がるが、さらに四球を許して一死満塁のピンチ。6番・田仲選手Bにライト前へ運ばれ、2点を失って3−3の同点。ふり出しに戻る。 4回表、二死から1番・犬飼選手Eがレフト前ヒットで出塁し、盗塁も成功して二死2塁。 二死2塁のチャンスだったが、2番・大森選手Gはファーストゴロに倒れ得点ならず。 その裏(4回裏)、一死2・3塁のピンチで、3番・桐村選手@のスクイズを飯島投手Dはとっさにウエスト。
ファールのように見えたが、判定は空振りのワイルドピッチ。3塁走者に続き、2塁走者も一気に生還。
3−5とリードを許す。
4回裏のピンチでリリーフした新2年生の諸岡投手H。ピンチを切り抜けたが、5回裏に1点失い3−6と差は3点に広がる。 6回表、先頭の7番・長田選手Fがレフト前へヒット。 8番・諸岡選手Hがバントを決め、一死2塁。 9番・服部選手Bもセフティ気味のバント。1塁はアウトとなり二死3塁。 1番・犬飼選手Eがセンター前へ弾き返す。 3塁から長田選手Fが還り4−6。 チャンスを広げたい場面で、2番・大森選手Gは見逃しの三振。この回1点どまり。 最終回も二死走者なしで5番・長谷川主将I。
セカンドゴロに倒れゲームセット。打線は繋がりを見せたが、期待の末松投手@の不調と飯島投手Dも本来のピッチングができず6失点。
初戦突破はならなかった。