新旧世代交代

 最近、我がリバーサイドジムは年齢が若返っています。私のジムには練習生が30人ぐらいいるのです
がボクサーとしてリングに上がっている選手は一人しかいません。この選手は先月、ミニ国体に出場して
負けましたが、ろくに強い打撃もされていないのにストップ負け。確かに実力差はあったかも知れないけ
ど、ダメージは全然無い。ストップが早すぎた。お陰で少しやる気がなくなって、このまま引退かも知れ
ません。負けなら負けで分かるけど納得いく試合をやりたかったとおもう。でも練習はこれまで通り続け
ていくようです。
 続く試合に出られそうな選手はボクシング歴4ヶ月ほどの選手で、来年春にはデビューを行うようです
始めたばかりのジムは難しい。まともなジムになるまで後、3年はかかると思う。意気の良い高校生が来
年からの主軸になるようです。期待してます。ジムが始まって3年ですが練習に参加したものは110人
そのうち80人は断念。ボクサーとしてデビューしたのはたったの4人(うちプロ1人)。ジムを出た3
人はいずれもボクサーとして続けているのでうれしい限り。私のジムから出たボクサーはすべて現役なの
です。
 ボクシングの世界はやはり厳しいです。ジムに来る練習生が来るときはみんな自信を持ってきます。
しかし、やると見るでは大違い。難しかったり、少しでも苦しいとすぐに来なくなります。才能の有無は
別として現在の練習生はいくら厳しくても、付いてきます。ようやく私のジムに春がきそうです。
まずは来年以降を期待します
 拳キチより    (9月6日作成。)
 


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