聴力検査 聴力検査
 Q1.なぜ、新生児での検査が必要なの?
A. 聴覚異常は、通常発見されにくいものです。赤ちゃんの成長は日々目覚ましく、異常に気付くのが遅れれば、ことばの発達などに大きく影響します。だから、新生児の早い段階での検査が必要なのです。
 Q2.検査の結果、異常があった場合は?
A. 適切なケア(補聴器をつける等)とサポートが必要です。早期発見・対応により、ことばの獲得の可能性は高くなります。ことばはコミュニケーションの一つとして欠かせないものです。
 Q3.どこの病院でも検査は受けられるの?
A. 本来は、生まれた赤ちゃんすべてが退院までに検査を受けられるのが理想ですが、今の段階では、どの医療機関でも受けられるというわけではありません。当院では、希望により聴力検査を実施しております。
◆ 具体的に検査方法を紹介します ◆
  1. 眠っている赤ちゃんの耳にやわらかい音を送ります。
  2. 音に反応して、聴性脳幹反応と呼ばれる脳波が
    発生します。
  3. センサーが脳波をキャッチします。
  4. 装置が脳波の波形と比較して結果を表示します。
聴力検査のイメージ図
 検査は、基本的に入院中に実施しておりますが、生後6ヶ月までの赤ちゃんであれば、どなたでも検査できます。時間は3〜8分で、費用は4,000円(自費)になります。