入川森林軌道跡探索2



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上部軌道へ上がるとすでに所々枕木ははがされて、石垣に立て掛けられてレールの姿はありません。何か寂しい感じです。




上部軌道にも当然木橋は存在しますが、やはり崩壊しています。




軌道側から上方を望むと、ここで働いていた人が使用していたと思われる山小屋があります。

割れた酒ビンがかなり転がっていたので、この小屋で飲み過ごしたのでしょうか。




結構山奥のせいか橋桁はコケむしています。りっぱな橋桁なのでかなりしっかりした木橋があったのでしょう。




無残にもその木橋は崩れ残骸が残っています。




終点手前には土場だったのかポイントがあり、側線もありその上には大木が倒れています。




終点に近づくにつれ川が近づいてきて、軌道の枕木にもコケが付着しています。




いちようここが終点と思われる場所です。レールは川に吸い込まれるように消えてしまいます。木橋が流されたのか右に曲がっているので、もう少
し軌道はあったのかもしれません。しかしこの先には大きな岩石が、たくさん転がっているためわかりません。大きな岩石の所でご飯を食べて山を
下りました。




140号線のガードレールの中に2号機と思われる車両が放置されていました。




これもガードレールの中に放置されていた1号機と思われる車両です。車のパーツでも流用したのかデフのようなものも見えます。

前後の車輪はチェーン駆動のようです。両車両はエンジンは取り外されていました。




140号線の別の場所には、トロッコも放置されてました。2年後の訪問時にはこのトロッコは跡形もなく消えていました。トワイライトゾーン12に載
ってる記事によると1号機と2号機は2001年に東京大学の敷地内に移動され保管されたようなのでよかったと思います。

ただこのトロッコはいずこへ...。


終わり


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