木曽森林鉄道 黒淵停車場ミニレイアウト2







山に紙粘土で成形していきます。本線と停車場の間の段差の部分は、石垣風に紙粘土盛り付け後、ストローの自作治具で型押ししていきます。

瀬戸川線側の本線の崖にも紙粘土で成形し、大きな岩として紙粘土を丸めて設置してみました。2006.4.15




小俣線の橋桁を製作します。台枠製作で余った材木を使います。建物の斜面の部分に板を貼り付けました。2006.6.11




瀬戸川線の橋桁も同時に製作します。こちらも余りの材木を利用しますが、どちらも横幅が足りないので紙粘土で肉付けします。小俣線橋桁は少

しテーパー状に成形し、今現在実際に残っている実物は石積みではなくコンクリート製で、現役当時は石積みで崩壊防止をする為、コンクリートで

覆ったのかは解りませんけど、コンクリート製にする事にしました。実際コンクリートを流す時、板枠で型を取り、外すと木の筋が残りますが、それを

表現したくて紙粘土の上から石膏を盛り付け、ベニヤ板に擦り付けて筋を入れてみました。本当は旧橋桁も表現したかったんですが、このレイアウ

トで見ると、どう見ても建物に干渉してしまう感じで、見た目が悪そうなのでやめました。瀬戸側線橋桁は紙粘土で盛り付け後、1mm厚のプラバ

ンで筋を入れて石積み風にします。表面がツルツルでテカッているのでキサゲで粗面にしました。あとは両方ともグレイ系で塗装をし、筋に艶消し

黒で色差ししてコケの表現でパウダーをふりかけます。軽〜くウエザリングもしておきます。2006.6.17〜18




出来た橋桁を設置します。瀬戸側線の手前の橋桁は、橋桁のみだと運搬中もげそうなので、ベニヤ板で補強してみました。いや〜しかしながら紙

粘土を多用しましたので、どんどんレイアウトが重くなりつつあります(涙)。2006.6.18




まったく今まで気が付かなかったんですが、資料を見ると橋桁の下の方がもう一段太くなっていたんですね。折角塗装したのに〜と思いつつも紙

粘土で盛り付けました。橋桁の手前にはなんだかデカイ岩のような物があるのでそれも紙粘土で作ってみました。2006.6.30




駅舎の出っ張りの部分をコンクリート製風にする為、そのままだと大粒の石膏が混じっているので、網のふるいで粒を取り除いた石膏で塗り付けて

いきます。前に紙粘土で盛り付けた崖や壁の部分が割れているので、下地の仕上げとして石膏でコーティングします。2006.7.15




本当は石垣や壁の部分の塗装を済ませてからバラストを撒くべきだったんですが先に撒いてしまいました。瀬戸側線側は新生時っぽく灰色のバラ

ストを撒いてみました。黒淵側は灰色か茶色系で随分悩んだんですが、とりあえず本線は茶系に決めました。しかしヤードの部分は踏み固められ

た地面にしょうと考え、少しバラストが露出した感じにしたいと思いバラストを撒いたんですが、今の所軌道とバラストの色が違っていて違和感があ

るんですけど、買ってあると思った灰色のバラストが一袋しかなく、しかたなく茶色で撒いてしまいました。はっきり言ってこの状態からうまく出来る

のかちょっと不安になってきました。2006.7.23




バラストが乾くまでの間、時間がかかるので瀬戸側線のガーターの製作をしました。実は坊主岩周辺風レイアウトで製作したガーターが実物と違う

のに気ずき、まぁ真上から見ない限り見えないのでそのままにしてしまったんですが、実物って画像右のようにレールの外側にガーターがあって、

枕木の端とガーターをボルトなどで固定されてると思うのですが、坊主岩周辺風レイアウトのはレールの真下にガーターがあって、実物だとすると

固定できないんですよね。その辺も今回はしっかりと学習して製作したつもりです。製作自体は1mm厚のプラバンを使ってH鋼で組まれたガーター

を参考に成形しました。塗装は定番のフラットレッドです。2006.7.23




モーリンのカラープラスターで、軌道が踏み固められた感じなるよう、ヤード内を埋めてみました。バラストが微妙に露出していい感じなったと思い
ます。バラストを撒いた段階でこの後どうなるかと思いましたが、こんどは塗装がうまくいくか不安になってきました。2006.7.30




崖や壁の部分をグレー系塗料で塗っていきます。2006.8.15




仕切り板に山の風景を描いてみました。ん〜うまく描けたのか微妙な感じです。2006.8.16




瀬戸川線の工事です。ガーター部分は、長距離区間のハンドスパイクはちょっとぉ〜という感じですが、短い区間はなるべくハンドスパイクでやる
事にしています(画像は途中ですよ)。その方がリアルですしね。枕木と犬釘は前にイベントで購入した物(サイズはわかりません)を使用しまし
た。枕木は艶消し黒塗料を溶剤でかなり薄めた液の中に、2度程漬けてみました。残っているピコの枕木はレール間の寸法取りで、ハンドスパイク
後は取り除きます。バラストも撒いていきます。2006.8.19