建物製作編2






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黒淵停車場の物干し小屋の巻黒淵停車場の油置場の巻黒淵停車場の軌道横の建物の巻

があります。



黒淵停車場の物干し小屋の巻


建物は林鉄小屋と製作の仕方は同じなので、途中経過は省略という事で物干し小屋の小屋のみは完成しました。屋根の色は資料を見てもいま
いち判りずらく自己判断で地味系のダークブルーで塗装してみました。ひとつ失敗した事があります。屋根の製作時、屋根板を0.5mm板を使わ
なければならなかったのに1.0mm板を使ってしまった事です。屋根の厚みが...(悲)。まぁ作り直せばいいと思うのですが、一度作った物を再
度作り直すというのは中々勇気がいる訳(精神的苦痛)で、しかし屋根を地味に塗った事と雨どいを付けた事で、なんとか目立たない感じにはなり
ましたけど...。まぁここに物干し台を載せるわけですから補強の意味で、まぁいいかっていう事でよしとしました。2007.6.15




物干し台はホントは木材を使って製作した方が質感が出るのでいいかなぁとも思うのですが、全て木材で揃えるのは困難な為プラバンで製作する
事にしました。まぁ実物が白なので塗ってしまえば同じでしょう(たぶん)。まずは物干し台の許容範囲を紙に書いて、その上に2mm角棒のプラ板
で描いた通りに組んでいきます。柱を立てて手摺りで繋ぎます。柱の上に金具で蓋のようなものがあるのでそれも表現してみました。紙を巻きつけ
てプラ板で蓋をしました。いい感じになったと思います。2007.6.15〜16




床板を張っていきます。ここだけは1mmの木材を使いました。床板は少し隙間を空ける感じにして張ってみました。空けないと一枚板になってしま
いますからね。最後でいいかなと思ったのですが、一回目の塗装をしました。というのも床板の裏側は木材の質感のままにしたかったからです。
柱の上の方に平板のプラ板で繋ぎガッチリしてきました。ここに物干し竿が載るんですよね。2007.6.16




屋根に設置する為の足作りです。屋根の角度に合わせT字に組んで、床下に取り付けます。足と床下とを平板のプラ板で補強します。手摺りと床
板の間に柱を立てます。だんだんいい感じになってきました。2007.6.16




これが無いと上れませんね。階段を作ります。1mmプラ板の枠に0.5mmのプラ板を段差状に挟み込みます。階段を設置し柱を2本立てました。
2007.6.16




建物の裏に梯子なのかなんなのか判らないのですが、資料通りの物を付けてみました。全体をフラットホワイトで塗装し、柱の上の蓋はダークグレ
イで塗り、艶消し黒で全体をウェザリングをしました。煙突も異様に長かったので短くしました。これで物干し小屋の完成です。2007.6.17




黒淵停車場の油置場の巻


この油置場は単体の建物ではなく、コンクリート製の防護壁に寄り掛かっている感じで建っています。なのでまずはこの防護壁の製作に取り掛か
ります。ベニヤ板を利用し形にします。グレイ色で塗装し油置場の一面は山の斜面にも寄り掛かっていますので、発砲スチロールを使用し山の一
部を作り、油置場の部分は石垣になっていますので、丸めの石の素材をボンドで貼り付けました。2007.6.22




ボンド水溶液でトロトロにした石膏を山肌に塗ります。石垣の隙間にも浸透しいい感じになります。乾いたのち下地にブラウン系で塗り、石垣も塗装
して防護壁とボンドで結合します。2007.6.23〜24




油置場の製作をします。今回は小さいので木材で組みました。工作用紙を下地にして切り出した木材を貼り付けていきます。出来た壁板を防護壁
に貼り付けます。建物を塗装しますが、普段はレールを錆色にと使用していたフラットアースで塗ってみました。塗ってみるといい感じで他の建物も
これで塗りたかったなんてちょっとだけ思ったりしちゃいました。屋根の梁を付け板(プラバンですが)を張ります。2007.6.24




屋根に塗装した波板を張り、パウダーを撒いて一応完成でしょうか。まだ「油置場」と書かれた板付いてませんけど、小物取り付け段階になったら
一緒に製作し、山肌もこのままではおかしいので取り付け後、緑化計画しようかと思います。2007.6.25




黒淵停車場の軌道横の建物の巻


この建物は何の為のものなのかは謎ですが、存在してた事は事実な訳なので製作に取り掛かりますが、この建物の資料は乏しかった為実在した
建物とは多少違うかもしれません。扉の左側は住居スペースで右側を倉庫風に仕立ててみました。模型では壁に備え付けるので建物の大きさは
半分ちょいです。なのでこれが全容ではないですよ。作り方は林鉄小屋と同じで、画用紙に1mm厚の平板(本物の木材)とエコーモデルのSTウ
ッドで組みました。2006.6.26




壁面の裏に角棒で補強します。煙突の上部が斜めになっていますが、資料がこのようになってる感じなので意図的なものです。屋根を0.5mmプ
ラ板で製作します。相変わらず屋根の繋ぎ目を張るのは大変な作業です。煙突側の壁の窓はもしかすると出窓だったのかもしれませんが、まぁ今
回は良しとしましたが、なのでここだけヒサシがあるのでしょうかね?。ちなみに左に転がっているのがヒサシです。2007.6.28




屋根をミディアムブルーで塗装します。林鉄小屋と色が似ていますが若干違います。壁面はフラットアースで塗りました。何だかこの色が建物には
いい感じなので今回も使用してみました。エコーモデルの雨どいを取り付けて完成です。2007.6.29



以上で黒淵の建物製作は終了です。