秘境シリーズ 駅編第2弾


  いよいよ秘境シリーズの駅編の第2弾に入りたいと思います。
  現在は日本中で開発が進み、なかなか秘境と言える所が無くなってきております。
  そういう情勢の下で秘境の駅を探すのは困難になってきています。
  でも常に注意していると思いがけなく見つかるものです。
  さて、山形市と仙台市を結ぶ仙山線があります。
  山形側から仙台に行くときに、奥新川駅を越えて 作並駅に着くまでの途中に、
 一瞬駅が出てくるのですがお気づきですか。
  しかも各駅停車に乗っても停まらないのです。
本当の幻の駅なのです。
  この近辺は山形県と宮城県の県境付近に位置する(やや宮城県側)秘境と言っても良い、
 全く辺鄙な土地であります。
  車窓から外を見てもなにもない全くの山並みが続きます。
  しかし、一瞬駅が出てくるのです。駅と言っても駅舎があるわけでもなく、ただ単なるブラッとホーム
 のみで構成された簡単な施設ですからほとんどの人は駅とは気づかないでしょう。
  私はこの場面に出くわすといつも「何故、こんな所に駅があるの?」と疑問に思っていました。
  しかし、ここまでの道はあるのだろうか、どのように辿れば良いのだろうかと疑問が沢山生まれて
 きます。
  ここで詳細な地図やナビを使ってしまったのでは探訪の意味がありません。
  全て勘でこなすのが私流のやり方です。
  というわけで平成17年4月16日に山形市を出発しました。
  天童市、関山峠経由で作並に入りました。
  鉄道は作並の南側を通っています。又、奥新川駅は作並の手前山形側から南に入っていきます。
  奥新川駅近辺は何度も行ったことがあり土地勘はあります。
  しかし、どう考えても行く道が思い当たりません。
  よし、では仙台ハイランド側から攻めてみよう、あそこなら高台だから眺望が効くので、見えるので
 ないかと考えました。
  そして仙台ハイランドの広場から眺めてみると、どうもニッカウィスキーの道から入れそうだなと感じました。
  

 そこで、道を戻り、ニッカウィスキーに入る道に48号線より再び入り再挑戦となりました。
 
  つづく