田代峠とUFOと最近の思いがけない出会い
最上町の赤倉温泉の東側から山に入り、南側の宮城県宮崎町を結ぶ峠が田代峠です。
ここは全国的にUFO(未確認物体通称空飛ぶ円盤)の基地があるということで
テレビで放送され(昭和50年の後半でしたかな)全国からレポーターが集まり
大騒ぎになった所です。
このようなことが好きな私もマスコミが騒いでいるときは行きたくありません。
しばらくして騒ぎがなくなった平成4年9月28日にいよいよ田代峠越えをいたしました。
次は峠入り口の光景です。このような時はジッと待っていると地元の人が来ますから、
一所に入ると話がはずみ喜んでくれます。
この峠一帯は高い山はありませんが、とにかく人跡未踏の観があり、UFOの話も
真実みがあるように感じられる所でした。道はダート、車の下腹はガズガズと音のしっぱなし、
更に分岐点はいたるところにあり、木々が頭上に覆い被さり、昼尚暗い不気味な所でした。
このような関所いや番所の跡があります。
最上と伊達の間は特に厳しい通行規制があったわけですが、これもこの一帯がいかに抜け人の
道になっていたかということの証でもあると思います。
次は峠の頂上です。山又山が見えるだけで感動的な眺めは少ないです。
苦労してようやく峠にたどり着いたら立派な碑が建っていました。
これが話に聞いていていた飛行機墜落の碑だなと分かりました。
碑には昭和43年1月17日の日付が書かれていました。
このときは、何気なく冬に事故があったのだな、この地での冬はどうだったのだろうかなどと
考えたことを覚えています。
さて、本題はここからなのです。
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