米沢牛の故郷を訪ねる

 おかげさまで米沢牛はメジャーブランドになってきました。
 たしかに食べると味が濃いということが実感出来ます。
 このように有名な牛なのですが、案外どこで大きくなっているのか知られていません。
 実はほとんど人目には触れられない、辺鄙な所にお住みになっていらっしゃいます。
 お目にかかれないのも当然です。
 今回はその米沢牛の故郷を探訪してみましょう。
 
   まず場所ですが詳しい地図は例の如く最後にお知らせしますので楽しみにしていて下さい。 

 さて、前項に奥羽線大沢駅のスノーシェッド探訪の記事がありましたが、実は米沢牛の成長の場は
 この大沢駅に至る道から入る所にあります。案内板はありません。普通では絶対に気づかないでしょう。
   

  最初は関根の駅を越え、温泉すみれ荘の前を通り大沢に向かいますがその途中には例の踏切を
 越えます。

ここを南にどんどん行くと次のような分岐点に出ます。左が大沢駅へ、
そして右が我々の目的地です。

 近づいてみますと次のことが表示されています。

 最初の部落には入らずに東側の山道を登ります。
 部落に入ってしまうと分からなくなります。
 どんどん進むと次のような道が延々と8キロも続きます。よくもまあ、こんな山の中に
道があるなあと感心してしまいます。一部状態の良くない部分もあるのでスピードは
控えめにしてください。良く動物が出てくるとのことです。

 やがて左右の山肌に木が無くなり、牧草地となってきます。

そうです。ここが米沢牛様たちのおられる
放牧場なのです。
この看板に小さく米沢市吾妻山放牧場と
書かれているのがお分かりでしょう。
そうです。ここへ向かうのです。

 

ようやく牧場入り口にやってきました。




まもなく上の方に施設らしきものが見えてきます。


左右がこのような風景になっていきます。
だんだん牧場の雰囲気になっていきます。



次は駐車場です。立派な施設です。



次がオフィスです。



とにかくすごいのは山全体が牧場なのです。次の写真でも分かるとおり山の頂上
まで牧場なのです。とにかくこの地点の360度周囲が牧場なのです。
このような広大な牧場で生活するわけなので牛の成長にも良い結果が出てくる
ことが予想されます。


この山全体がいろいろの施設に囲まれています。とにかく見渡す山腹全てが牧場という広大な
地です。このような広大な自然の中で育まれる牛ですから最高の牛に育つのでしょう。
米沢牛頑張れ!



やがて前方に建物の姿が見えてきます。
ここが放牧場の管理棟が在るところです。
訪問した時は平成14年12月6日ということで
当然に牛たちは居ないため、大変寂しい風景で
ありました。

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