米沢牛の故郷を訪ねる 2019.12.15 2026.7.21追記
おかげさまで米沢牛はメジャーブランドになってきました。
たしかに食べると味が濃くて軟らかいということが実感出来ます。
めったにしか食べれませんが。
このように有名な牛なのですが、どこで大きくなって いるのか
という裏事情は知られていません。
実は牛様たちはほとんど人目に触れない、辺鄙な所にお住み
になっていらっしゃいます。
お目にかかれないのも当然です。
今回はその米沢牛の故郷を探訪してみましょう。
まず場所ですが詳しい地図は例の如く最後にお知らせし
ますので楽しみにしていて下さい。
さて、前項に奥羽線大沢駅のスノーシェッド探訪の記事を掲載
してありますが実は米沢牛の成長の場はこの大沢駅に至る
道から入る所にあります。案内板はありません。
普通では絶対に気づかないでしょう。
最初は関根の駅を越え、温泉すみれ荘の前を通り大沢駅に向かい
ますがその途中にはこの踏切を越えます。
次の看板に小さく米沢市吾妻山放牧場と書かれています。
そうです。ここへ向かうのです。
最初の大沢の集落には入らずに東側の山道を登ります。
集落に入ってしまうと枝道が多くて行先が分からなくなります。
どんどん進むと次のような道が延々と数キロも続きます。よくもまあ、
こんな山の中に道があるなあと感心してしまいます。
一部状態の良くない部分もあるのでスピードは控えめにしてください。
良く動物が出てくるとのことです。
やがて左右の山肌に木が無くなり、牧草地となってきます。
ようやく牧場入り口にやってきました。
やがて前方に建物の姿が見えてきます。
ここが放牧場の管理棟が在るところです。
訪問した時は平成14年12月6日ということで
当然に牛たちは居ないため、大変寂しい風景で
ありました。
次は駐車場です。立派な施設です。
次が管理棟です。
とにかくすごいのは山全体が牧場なのです。次の写真でも分かるとおり山の頂上
まで牧場なのです。とにかくこの地点の360度周囲が牧場です。
このような広大な牧場で生活するわけなので牛の成長にも良い結果が出てくる
ことが予想されます。
この山全体がいろいろの施設に囲まれています。とにかく見渡す山腹全てが牧場という広大な
地です。このような広大な自然の中で育まれる牛ですから最高の牛に育つのでしょう。
米沢牛頑張れ!
さて、皆さん牧場に何故牛がいないのかという疑問が湧くでしょう。
それは一般に牛は冬期間は各農家の牛舎で飼育されています。
春になると酪農家たちは自分が所有している牛をここの放牧場に連れてきて
放牧飼育を委託します。
牛たちはここで思う存分草を食べて大きくなります。
今回訪れた時は12月6日に全ての牛が山を下りて各農家へ運ばれた
後だったので牛たちの姿は見られませんでした。
とにかくこの辺は豪雪地帯なのでまもなくこの辺は雪で覆われ白一色の
世界になります。
以上が米沢牛の生育地の紹介ですが2026年7月27日の山形新聞に面白い
記事が掲載されました。
それは山形新聞がここの放牧地の所在を掲載した時にその場所の紹介を
誤ったので釈明するという珍しい記事です。

この記事中で米沢牛の放牧場の位置を一言で説明するのは難しいと書いて
いるとおりで私が表現するなら吾妻山の北東部の谷間としか言えません。
若い時はこの辺一帯を歩き回りましたがとにかく広くて道のりが長くて大変だった
という思い出ばかりです。
放牧場の地帯は昭和40年頃は多くの住民が生活しており林業も盛んで活気のある
光景が見られたのですがバブル崩壊後は衰退の一途です。
この辺を探訪する時は十分に注意しないと枝道が多くあり迷うことになります。
登る時は分かれ道で分岐して進むわけですがそれが何か所も続くと帰途についた
時に右だったか左だったかが分からなくなり迷子になるのです。
これは私の体験話です。
大抵こういう所は携帯電話不通地帯ですから。
林道走行は気をつけて行ないましょう。