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「丹小朗」を作りました。

ある晴れた穏やかな日、突然、私の机の電話が鳴った。それは、某氏からの電話であった。
某氏は、少し慌てぎみの声で言った。
「やっぱり、時代は単行タイプだろう・・・」
「単行?」一瞬、私は戸惑った。
いまや、新幹線などは16両編成の時代である。
プラレールも数珠つなぎにして縄跳びをするのがトレンディーな今日このごろである。

しかしである。不景気なこの時代にこそ、一台から運用できる手軽な単行タイプが求められているのではないか。

そこで、次のような条件を考えてみた。

ということで、なんだかとても古めかしい型の電車になりそうである(笑)

まずは、種車の選択だが、屋根上がそのまま流用できそうなことと、加工がしやすそうという点で「プラ電車」に決定。まずは、大まかに設計図を書いてみる。
都合よくジャンク品の種車とかがあればいいのだが、そんなにうまくいくわけもなく、もったいないが、新車を一台つぶすことに・・ハンダゴテやレザーソーで一気に切りとってゆく。さあ、もう、後には引けないぞ。

さらに、切り取る(笑)

ほとんど原形をとどめていない(笑)ここまで切りとってしまうんなら種車はなんでもよさそうなんですけどね(笑)

プラ版・プラ棒で各細部のパーツを作成して、はめ込んで骨格を作っていく。100円ショップのまな板の上は居心地がよさそうだ。(笑)ここでは、アルテコが大活躍する。アイヤー

レジン注型後の強度を増すため、全体にプラ版を貼る。太らせるわけだ。

 

バルサを削り出したオデコと、シルヘッダーを付けると、なんとなくそれらしくなってきたぞい(笑)

このまま異様にデカイパンタを付けて、近鉄モ220型にしてしまい衝動に駆られるが、思いとどまる。

 

怒涛の製作記は次ページへ続く。