英雄と遺産
(エピローグ)


 
消え去られた技術
それは、今の世界には不必要なモノ
誰かが手に入れる事により、他の誰かの不審を招くモノ
そして、争いを引き寄せるモノ
だからこそ、その技術は、闇の中へと葬られた

海賊による施設の破壊
提出された報告書にはその旨が記録されている
海賊が偶然発見した潜水艇も、セントラの施設も何一つ残ったものはない
偉大なる文明の手がかりの消失に、学者達は重いため息をついた
今よりも遙かに発達していた文明
それは、彼等の純粋な憧れ
その使われ方に思いをはせる事無く、彼等は技術の進歩を夢見る



 
 
 
 
 
 
 

 
 
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