英雄と泥棒
(エピローグ)
ほんの一瞬の出来事が運命を変えた
それはきっと油断だったのだろう
私の素性を知らない警備員のミス
彼は口止めをしただけで私を解放した
あの一瞬が運命
純粋に観光に訪れただけだというのに
あのとき、ほんの一瞬の隙が生じなければ、きっと………
おまけへ
もう一度はじめから