英雄と契約
(プロローグ)


 
穏やかな闇の中、それは長い眠りの中にいた
目覚める事の無い深い眠り
時間は緩やかに流れ
人々はその存在を忘れ去った
そうして…………
遙かな時間の果てに
ソレは不意に眠りを破られた
神経に障る雑音
耳元で騒ぎ立てる声
何かが壊れる音
ソレは、怒りに身を任せ、目覚めた
 
 
 
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