アフリカの旅
アニマル編1


ライオン
1.ライオン          食肉目ネコ科ヒョウ属

ケニアの動物の中でビック3といえばライオン、ヒョウ、チータの三種類である。
その中でもナンバー1はライオンである。
食肉目ネコ科ヒョウ属の動物で、アフリカのサバンナや疎林帯に群れで住んでいる。
雄は立派なたてがみと大きく堂々とした体をしていて、アフリカでは最大、最強の肉食獣で、
「百獣の王」として君臨している。
ライオンはネコ科の動物としては珍しく群れで行動しており、1頭から3頭の雄と雌、子からなり、多いときには20数頭に達することもある。
昼間はだらしなく寝ている時が多く、夕方から夜にかけて狩りをする。
狩りをするのは主にメスの役目で、忍び寄り、待ち伏せなどいろいろ作戦があり、最後にはダッシュして獲物を捕らえる。しかし、狩りの成功率は平均で約2割程度で、他の肉食動物からの横取りも行う。その獲物はまず、オスが食べ、食べ終わるのを待ってメスや子供達が食べる。
ライオンはサバンナでは人気の的であるが、獲物を狙うところや食事風景などはなかなか見ることは少ない。
さかりの時には雌は雄1頭と新婚旅行に出る。雄はこの雌の局部や尿をかぎ、しかめ面(フレーメン)をする姿はユーモアであるが、その咆哮はなかなかの迫力である。

ライオン1






ライオン

ライオンは昔はアフリカ全土をはじめ中近東、インドまで広く分布していた。
現在はインドの保護区とアフリカの未開発の原野のみになってしまった。
アフリカではサバンナや疎林帯に群れで棲んでいて、時には標高4,000mのところでも記録がある。
マサイ・マラでは至る所で見られる。
ライオン2

若ライオン1

若ライオン2

若ライオン3

子ライオン

見張りをするオス

獲物を狙うメス
ライオン2

ライオンは主に狩りは雌が行う。
雄ライオンはもっぱらブラインドの維持に努め、外敵から群れを守る。
大きな群れには子どもの若ライオンや生まれたばかりの子ライオンが多くいる。
早いものでは2,3年で成獣となる。
ライオン3








ライオン3

ライオンの群れをブラインドと呼ばれている。
1〜3頭の雄と雌、子どもからなっていて、大きいブラインドでは20数頭にも達する。
ブラインドは一定の縄張りを持っていてその範囲内で行動をする。
日中は行動せず、ご覧のように寝ている姿を見ることが多い。
ライオン4





ライオン4

ライオンは繁殖期を迎え、サカリが付くと雌は雄一頭と新婚旅行にでる。
マサイマラの二日目に、たまたまこのカップルを発見。
初めはのんびりお休みのところを「お邪魔虫」サファリ-カーが集まってきて・・・
雌が動き始めると、雄が雌の後を追って行く。
雌はわれ関せずであるが、雄は多少イラつき気味で、時折威嚇して吠える。
それを何度か繰り返ししているうちにブッシュの中へと消えて行った。
アフリカの旅アニマル編
.1.ライオン 2.ヒョウ 3.チーター

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