Selection Stadium Tour
"King of Summer 2000"
in Yamagata (...and in Sendai)
決定版 / MC篇
■ 始まるまでも楽しみます。 地元のコンは2年ぶり。場所は同じく山形総合スポーツセンターです。スタンド+アリーナで4,000人ほど入るようだと光一さんが言ってました。しかし作りがコンパクトなので(座席とか狭い…)、もっと少なくも感じますね。カトリはまずパンフゲット〜。あら?撮影:諸永恒夫氏じゃないんですね。必然的に今回のうちわも。うーん、うちわはやっぱり諸永氏のピカピカしたキンキさんじゃないと盛り上がらないなあ(笑)。なんつってまだ1回も買ったことないんですけどね(^_^;)。パンフを開場時間までお外で熟読。してたらダフ屋の兄ちゃんに「火貸してくんない?」と言われました。貸さねえ。つーかタバコ吸いませんので(笑)。グラビア、ファッション誌のようでカッコいいです。でもボイトレ風景をイメージした、二人でポカーンと口開けてるショットが一番お気に入りだったりします(笑)。今回あまりドリーム入った記述やコメントはないですね…それないとパンフの面白さ半減(^_^;)。そろそろおとめちっく路線変更でしょうか。残念だなあ。まだまだその路線でイケるのに(笑)。ひとつだけ剛のコメントひっかかりました。「(コンサ中に)変な壁が出来て、夢を見てる感じのときがある」とのこと。こういうとき「こうしてる自分は自分じゃない」とか思うんでしょうか。…そんな自分も自分ですよ。ね。あと最新のキンキさんのプロフィールが載ってましたんで、転載。微妙に伸びたり縮んだり(笑)。00年7月はこんな感じです。 堂本光一 : 身長168p/体重53s/足のサイズ25.5p 入場。ステージのカタチはやっぱりE型ですね。左右と正面に花道。正面花道の先には大きめの張り出しステージ。ただ一昨年とは、アームリフト(と勝手に呼んでますけど)が左右花道の途中にあるのが違うかな。装飾は遊園地風ですねえ…毎回…。正面ステージの左端にちっちゃいメリーゴーランド風のブランコがあります。それから正面と真後ろにに中くらいのビジョン。これも嬉しいです。前は小さい会場だからかなかったと思うんですけど。コンサ中カメラクルー数人が動きまわって、いろんなショットを映し出してくれました。ステージ裏の席のとき嬉しかったな。あの、客入れの曲はやっとこさ変わってました。何年同じCD使うんだと思ってたら(笑)。 |
■ まさにシングルコレクション! ほぼ定刻〜5分遅れぐらいで暗転。ビジョンに「硝子の少年」と「愛されるより愛したい」の プロモ、更にデビュー記者会見の様子がダイジェストで流れ、まるでキャスト紹介のように「堂本光一」「堂本剛」とテロップが入ります。ああ、やっぱキンキで映画とって欲し〜!なんてこのとき思ってたのはワタシだけかしら。なんでこんなふうな構成なのかな、とも思ったんですが、「デビュー3年目ですよ」って改めて確認する感じなんですかね。更にその映像に差し込みで現在の、まさに今このステージに向かわんとしてるキンキさんの様子も流れます。勿論別撮りですけど(^_^;)。流れているのはちょっとせつない系のアップテンポなインスト。とても画面に合っててイイです。 ♪Stay with me...と『硝子の少年』のフレーズがカットインしてきて、前方舞台の両端からキンキさんがポップアップで登場!勿論向かって右が光一、左が剛。ワタシ気付かなかったんですけど、山形1日目1部のとき、MCで光一さん、「ポップアップのくせに沈みやがった(笑)」なんて言ってたんですよね。その後2部見たら、光一さんここから這い上がってきてました(笑)。やっぱ上がらなかったのね〜。2日目はちゃんとジャンプしてたと思います。そして『硝子の少年』へ。衣装は白に金モールがあしらってあって裾がいっぱい分かれてる、王子然とした王道衣装です。背中に金糸で羽の縫い取りがあるのがカワイイ。当然キンキさんはしょっぱなからビシビシ踊っております。しかしデビュー3年目にしてアタマの『硝子の少年』は、見てるほうもちょっとテレますね。テヘ。…絶対わざとだ、この構成(笑)。一通り歌って後オケに入ると、「愛されるより愛したい」の間奏がシャッフルで挿入されます。ストリングス+ストリングスだから違和感なくつなげられるんですね。ここ気持ちいいです。キンキさんの「ビシッ」とか「スババッ」など効果音のついた(ほんとにSEつけて踊ってるんです。必見)ダンスに見惚れてると、いつのまにか完全に『愛されるより愛したい』に変わってしまってます。 |
■ 最初のツボ箇所。 こう来たら…次はそう、『ジェットコースター・ロマンス』です。1stシングルから3rdシングルまで続けざま。まさに「Selection Stadium Tour」ですねえ。ここで白衣装を脱いで、水色のノースリーブのロングジャケットに。胸元に十字のラインが入っててワタシお気に入り衣装ッス。なぜか剛は正面張り出しステージ脇に衣装を投げ入れ、光一さんは正面ステージ左側の出演者の出入り口のところで着替えます。この曲で光一さんは左側、剛は右側のアームリフトに載って客席の更に近くに。ここの会場ですと、ほんとスタンド最上段とあんまりかわんないところまで上がるどころか、2つのリフトが内側に向かってまわるとぶつかり合っちゃうんじゃないかしら、と思うほど。カトリは1日目1部は東スタンド(向かって左側)のこのアームリフトの真ん前あたりに座ったんですが、マジ至近距離&真下ショット拝みまくり(笑)。光一さんの足の下から腹をつたう汗を見ましたよ〜。←ホントやらしい(笑)。剛は必ずリフトに腰掛けて足を外に出してブラブラしてました(>_<)。オハヨ〜って感じね。間奏になると下に降りて来まして、「みんなこんにちは〜!」とちょこっと挨拶が入ります。光一、剛の順で左右花道に分かれて喋るんですが、あれ、光一さん、なんか喋ってる剛をじっと見てるわ。と思ったら、「ジェロマ」のあの間奏のダンスを喋り終りをキッカケに二人して踊り出すんですね。出だしピッタリ。ふぅ〜(タメ息)。それに離れた場所でシンメで踊るとなんかすごくカッコいいッス。私的名場面ですね。 |
■ 「夏の王様」は夏コンの王様でした。 3rdときたらそこまでやろう!ということで、4thシングル『青の時代』。ノースリーブに青の透明ビニールのロングジャケットを上に着こみます。あ、暑そう(^_^;)。正面ステージの大きめのリフトに背中合わせで乗ります。イントロの間、青の照明にかすかに浮かび上がるキンキさん。つーかこういうときって、ものすごいいい表情してるハズなんですよね(T_T)。カメラさん寄って!ここまではどのシングルも短く編集されてます。非常にしっとりとしたところで、突然「てぇーっぃん!!」(光一さんによる表現)というノー天気なイントロが。なんだ。なんかデジャ・ヴ。そうか「サマスノ」見てる時に感じるアレだわ。非常にシリアスな展開になったところで突然聞こえてくる「てぇーっぃん!!」。『夏の王様』か(笑)。ジュニアも竹馬乗ったりうちわ持ったりてんやわんや状態です。ちなみにジミーはまたしてもピエロの衣装(笑)。ジミーはピエロで決定なんだろうか。背中開いてたけどね…成長期だからキツくなったのか。でもこの曲はコンサでは燃えますね!「Yo!」のところで桜井翔になった気分で手を前に出して楽しんでたカトリでした(笑)。アタマに持ってくるとやっぱりイマイチテンポがトロいかな、という気がしますけど、あったまったところで持ってくるのが絶妙です。光一さん、「♪め〜げてちゃちょっと、だ〜めだべベイベ〜」なんて「山形バージョン」で歌ってくれたりしました。しかし反応が薄く、「すごく恥ずかしかった」そうです(笑)。ご、ごめん、ワタシも気付かなかった(^_^;)。そんで「♪い〜つっもの、つ〜よきでいけ〜よぉ〜」ってところを「セイッ!」と客席に振るんですよね。あの、低いのでそこは歌いづらいです(笑)。でもキンキさん、サビ部分とか血管切れそうになりながらも、生でちゃんと歌ってましたよ〜。よく覚えてるのが、1日目1部のとき、この曲で剛は正面ステージの左端のセットの裏あたりでずーっと歌ってたんですよ。…そこはキミの棲み家か(笑)。剛って調子悪いときとか、中央に行かないというか、(思考がじゃなくて実際に)狭いとこに入り込む傾向があるように思います…。 |
■ 1回目MCへ → Click here! |
■ 目の醒めるような一対。 「ジュニアにちょっと懐かしい曲をやってもらいます…」との紹介で、『FRIENDS』。同時にジュニアのメンバー紹介です。山下、生田、長谷川、亀梨、宮城、福田、…赤西はいなかったよねえ。あとBBDって誰だかよくわかんないッス(^_^;)。それからFIVEね。でも小場くんだけいなーい。FIVEなのに3人(T_T)。曲はずいぶんファンクなアレンジになってて楽しいッス。1番歌い終わると、山Pが「KinKiKids!」と紹介して、曲もちょい転調、キンキの二人がジュニアの輪の中に加わります。まあ、子供達に囲まれて…みんなあなたがたのお子さんですか?しかしジュニアのかわいい歌声にキンキの声が混じると、なんつーかねばっこいッス(笑)。 いつのまにか正面張り出しステージにはキンキが二人だけに。そしておもむろに舞う!ええ、ここは舞う、といった表現がピッタリざます。ここでは必ず客席からどよめきに近い感嘆の声がもれてました。赤いスタンドカラーのスーツに黒のイバラのような模様が入った衣装。アレンジがかなり違うんで気付きませんでしたが、『やめないで、PURE』なんですね。サビアタマのところで、二人で前後に背中合わせに立ち、逆方向に指を差す、その「対(つい)」の美しさに参りました。そう、ここはすごく「対」という感じが強くする振付だったんですよ。ただユニゾンで踊るんじゃなくて、組み合せで踊ったりして。こんな一対他にいませんて…(T_T)。アレンジもマイナー調のユーロビート(?)みたいというか…テンポかなり早め、バックの音はキックとかしか入ってなくてとても薄くて。音とりづらそうですが(^_^;)。クールでミステリアス。うわー、この曲こんなにかっこよくなるの?って感じ。原曲よりかなりいいッス。同様に次の『Distance』へと続きます。ここのダンスは従来の振り付けだったと思いますよ。 |
■ いくら近くっても踊り子さんに手を触れちゃダメです。 曲が終わると、キンキさんはマスクをつけたジュニアにステージ奥に追い詰められ、そのまま姿を消します。どうもビジョンの中の世界に入ってしまったようです(笑)。モノクロ映像の中に閉じ込められたキンキさんは、当惑しながらもダンスを踊りつづけます。しかしプレーンな空間で並んでダンスを映されると、合ってないことこの上ないッス。コンビとしていいのか(爆)。しかしどうやらビジョンを叩き割って(あくまでイメージです)、外に出られたキンキ。「Get Down!」と突然シャウト入り、後方スタンド席の間からキンキさんが現れます。 正確にいうと後方(ステージ正面)スタンドと、左右スタンドの間の通路に一人づつ。もう通路脇のスタンド席の人は落っこちんばかりにそちらの方に身を乗り出しちゃってます。かなり近い!あぶない(笑)!『Rocks』。光一さん、「もっともっと盛り上がっていこうぜー!」「ノってノってノってノってノリまくろうぜー!」と叫ぶ。ああ、ここで「光一さんにつか芝居に出て欲しい」と思ったのは絶対オレだけだ(笑)。そして「滑舌がアレだからやっぱりダメか」と瞬時に却下したり、「でもSMAPて滑舌悪いけど出てるな」とかいろいろ考えたのもオレだけだ(笑)。この曲は更にハードなロックにアレンジされてます。そのまま登場した通路付近にあらかじめセッティングされたらアームリフトに乗りこんで、上空から客をあおります。剛なんてちょっと柵んところに足かけてますねえ。下に降りて来ると光一さんはそのままはけて、剛だけが残り、左側の花道あたりで歌い続けます。客席に向かって「来い!来い!」ってあおったり、もうノっちゃって頭くしゃくしゃくしゃーっ!って振るのがなんとも言えず「キャー☆」です。←アホ丸出し。歌が終わってからも後オケが長くて、その場を剛一人でつながなきゃなんないんですが。たぶん次の光一ソロのスタンバイが出来るまでなんでしょうね。そして最後は、張り出しステージに取り付けられた時計を足で蹴ってぶっ壊す!入りこんだ迷路からの脱出、そんな感じなのかな。実は「不思議の国のアリス」がベースになってるのかも。(夏の)王様=トランプのキング=アリスで。時計のぶっ壊し方はハンマーで壊すというのもありました。ついでに1日目2部では剛、壊すの忘れてそのまま残ってましたヨ。 |
■ 光一ソロにねじ伏せられる快感。 暗転。イントロが流れ、正面に大きな白い布が張られて、シルエットで帽子を被った人のカタチが浮かび上がります。シルエットのまま踊り続けて、歌前でその布がふぁーっと落ちる。勿論向こうにいたのは光一さんです。自作ソロ『Fallin'』。このシルエットってすごく大きく写るんで、布が落ちたとき、「アレ?こんなに小さい人がやってたの?」って思うぐらい。光一さんが小さいわけじゃなくて、それぐらいシルエットに存在感があるということです。衣装は白のロングジャケットに白のソフト帽、インナーは黒です。曲は何系と行ったらよいのか。「アンダルシア」とも違う。メロディアスな曲ではないんですよね。もっと無機質な感じ。イメージはおそらくマイケルです。そして自作ながら「英語よくわかんないんで」(本人談)、作詞は他の方にお願いしたそうなんですが…この詞が超エロ(笑)!「華奢な身体に何度も僕のことを教えたいよ」とかそんなフレーズがあるんですよう(T_T)。タイヘン。何度もか…やっぱS(爆)。←違う。でも光一さんにすごく合ってて、「こういう感じ」って話しながら詞つけてもらったのかなあという気がしました。にしてもエロ(笑)。 このソロで印象的な場面がありました。1日目2部でワタシはステージ裏のとても見づらい席だったんですけど、最初のほうで、光一さんがこの後ろのスタンドに向かって指をビシーって歌いながら指したんですね。したらその指先にある客席から「ひぃぃっ!」っという、嬌声とも歓声とも溜息ともつかない悲鳴が起こりました。アレはちょっとしたショックですね。もはや畏怖に近い。あの指先からどどん波でも出てるんでしょうか(笑)?なにがしかのビームは絶対出てましたね。大サビ前のところでジュニアを引き連れて正面花道を前進してくる姿は、かなり「きたきたきたーっ!」って感じで、威圧感あります。きゃー、鎮圧されたい(笑)。そして花道終わりの張り出しステージに到達すると、ステージごとリフトが上昇しまして、一人光一さんはその上に。もう、空間全てが光一さんに支配されてます。ビームが放射状に出てる(笑)。庶民はただただ圧倒されるばかりです。最後バク転&スレスレ着地でキメ。 |
■ 剛のソロに思う。カタリ。 優しいピアノの曲が流れてきます。徐々に下降してくるステージの上でそれに合わせて優雅に踊る光一さん…こ、これは、求愛ダンスじゃなかったっけ?一昨年ここで同じような場面を見たわ。 光一さんが中央の大きなせり上がりの上でクルクル舞う。 → せり上がりが下がると同時に更に中央の小さいセリ上がりが入れ替わりに上がってくる。 → 光一さんが迎え入れて、剛の登場。 アンタら、何も変わってへんね…(嬉しい)。この流れ特に光一さんが気に入ってるっぽい(笑)。 剛はTシャツにジーンズといった格好です。Tシャツは白・黄・緑など毎回違いました。自作バラード『歩き出した夏』。その後のMCで言ってたんですが、佐野瑞樹と、ココリコ田中と、エネルギー森と、剛の4人で、誰か彼女ができたときに贈るために作った歌だそうで。でもみんなできなくて歌う機会がないから…とのこと。でも、光一さんに「こういうとこではウソでもそんな奴らのためにじゃなくて、ファンのために作ったゆーとくんや!」とダメ出し入れられたという(笑)。ピアノから入りますが、途中でノイジーなギターが入ります。 で、ワタシはここの歌詞にひっかかりました。「僕から生まれる全ての僕を誰よりも好きと言って欲しい」「何も飾らずあなたで愛して」。…赤面。いや今更そんなことでは剛ファンやってられません(笑)。「一緒にいて」「愛して」。これほどストレートに自分のことを愛してって言うんですねえこの人は。なんか…でっかい人ではないよね。ちっさい(笑)。後半では光一さん作詞のソロがあるんですけど、それは「君がいる、それだけでいい」なんて歌ってて。ほんと対照的です。でもそんなとこがすごく愛しいと思うんです。仙台のMCで剛はこんな事を言ってました。LOVE×2に松山千春さんが出たときのことです。あの番組では最後に出演者全員で記念撮影をするそうなんですが、その撮影のために並んでいるとき、ちーさまが剛に話し掛けてくれたそうです。 松山 「剛、詞、書いているか?」 ちーさまが指していった詞というのは、おそらく「好きになってく愛してく」だと思うんです。で、この詞を改めて見てみました。「何も信じられないけど、君がいてくれれば、少しずつ何かを信じることができる」。ワタシはそんなふうに読みます。剛の詞って、思いを託すというか、現状の延長線上にある、こうありたい世界をいつも歌にしてると思うんです(だからイメクラとか言われるんだよね〜)。ということは、現状は「人を好きになれない自分」がいるわけよね。…さびしいですね。なんか広い世界に1人だけぽつんといるよう。悲しいぐらい自分しかいない世界の中で「愛して」「愛して」というこだまだけが響いている。でも、そのさびしさは誰のせいでもない。剛がさびしくて悲しくて誰も信じられないのは、世間や大人や、他の心無い人のせいではありません。ただ自分がそういう人間なんだっていう、それだけなんですね。そしてワタシもそう思うけど、別にそれは悪いことではない。松山千春もそう感じたからこんなやりとりがあったんじゃないかなー、と思いました。なんかそのままそっとしておきたいですよねえ。そんな祈りを込めて。 ほとんど眼をつぶって歌うツヨシ、手は後ろで組んで、身を前に突き出すようにして歌ってます。この格好かわいいなあ。最後、剛が紙飛行機を飛ばすのを合図に、事前に渡されてた黄色の紙飛行機を客席のみんなも飛ばします。…何年か前に武道館で見ましたねこういうの(^_^;)。フミヤのライブで。でもアレは武道館だからいいんだよな。客席の位置が高いから。スタジアムですとまた壮観かもしれませんが、体育館ではほとんどの紙飛行機が急降下でした。当たり前ですけど、これこの後全然片付けないんですよね〜。ステージに残り放題。だから結構メッセージを書いてる人が多かったです。MCのとき読みあげてましたしね。ワタシですか?書きました(笑)。「相方のオナラは聞いたことがありますか?」ってね。←ほんとバカ。でもステージ前で落ちたね(恥)。 |
■ 中盤、ちょっとなごみ系。 紙飛行機の乱舞がおさまると、『ふらいんぐ・ぴーぷる'99』のイントロが聞こえてきます。採算言ってるんですが、これワタシ大好き!ノリノリっす。ここでサインボールをカゴに入れまして、客席に投げます。ボールですか?全然アタシのところには飛んで来ません(笑)。剛もすぐに合流してます。衣装はデニムの上下でツギツギな感じでフリンジがいっぱいついてる。上はノースリーブです。このまま2回目のMCをすることになるんですけど。続いて『好きになってく愛してく』に。出だしのあたりはステージの後方に向かって歌うんじゃなかったかなあ。1日目2部ではステージ裏で見てたんですが、この時光一さん、「♪ゆるしあえれば〜…(しーん)…かならずやさしくなれるのさ〜。そ…(しーん)…きみだ〜…」とかって、8小節のうち2回も飛んじゃって、「ゴメン(^_^;)!」とすぐさま謝っておりました。いやいや、いいですよ。ヘヘ。それに剛が全く無反応なのも笑ったなあ。メドレーのように『全部抱きしめて』につながっていきます。関係ないですが、「好き愛」は当初のイントロバージョンの方がずっと好きです。Dメロ(?)から始まるシングルバージョンはシングルバージョンとして、LOVE×2ではあちらのバージョンで演奏すればいいのになあ、といつも思うんですけど。拓郎さんも「名イントロ」って言ってたのに。 山形ラストのときだったと思うんですが、「好き愛」で、光一さんがソロ部分を歌いながら急に剛の後ろにっついて、かなり迫ったんですよ(>_<)。抱き付くように〜手を回して〜。でも剛は完全無視(笑)。ステージに落ちてる紙飛行機にファンのコが何か書いてないか、下向いて探すのに夢中。後ろに光一さんをくっつけたままトコトコとステージ上を進みます。それはちと冷たスギ!なんて思いもしましたが、逆をとれば「抱き付かれてるのにヘーゼン」ってことでもあり(爆)、やっぱりツボでした。オレの肉眼にいいもの見せてくれてありがとう(笑)。そのあとのMCでは、「なんや!オレがかなりあそこでアピールしたのに!」と拗ねた光一さんでした。アピール(^_^;)? |
■ 2回目MCへ → Click here! |
■ 山形では見れなかった…(仙台では見れました)。 MC終わりでジュニアコーナー。ハセジュンの歌声かわいいっすよねえ。やっぱ亮ちゃんとハセジュンって組ませるべきかも。光一さんもオドロキのジミーの前方片手宙返り(しかも連続)、しっかと見ました。 山ピーが『キミは泣いてツヨくなる』とイントロデュース。ブワーっとCO2と共に二人が出てきます。大阪とかではジュニアのあとは、光一さん一人で『BRAND NEW DAY』(隠れた名曲だと思ってます)、そしてその後を受けて剛が一人で『ずっと抱きしめたい』を歌って、「キミツヨ」に入ったんですよね。と、とばされた(T_T)。「B album」好きなワタシにとってはとても残念です。その後仙台では見れたんですけどね。どうも後方にもう一つステージが置ける会場でないとできない演出のようです。衣装は光一さんは白のツナギを腰で結んで、上は白いタンクトップ。剛は黒のパンツにチェッカーフラッグのような細かいモノトーンの柄の半袖シャツをはおって、インナーは色です。パンツにはシルバーのチェーンが下がってた気がしますわ。気分によって帽子を被るときもあるようです。二人して全然違う(^_^;)。ラストのサビ繰り返しあたりにくると、剛は先にはけて、光一さんだけが一人で歌ってます。あ、また歌詞が飛んでます(笑)。でも生歌の証明ですよねえ。←フォロー。 |
■ しゃぶって(何を?)。 「ジャーン」(表現カッコ悪くてすいません…)つーエレキの大音量と共に、剛ソロ。『Purity』ってタイトルで。超純粋って意味らしいです。前方ステージにスタンドマイク固定でほぼ動きません。こうなると頼みはビジョンだ!つーことでビジョンを見てると、歌入りと同時に歌詞テロップに変わります。…ここはLOVE×2の収録現場か。ウソウソ。演出です。←当たり前。歌詞は…歌詞は…さっき沢山語っちゃったから割愛します。テヘ。でも剛に関してエラいなあ、と思うのは、いつも「言いたいこと」ってのがちゃんとあるところですね。これは「汚れちゃった自分を昔の自分が許してくれるわけでもなく、ただ前に進むしかない」って歌だそうですよ。だから「オマエと愛して、しゃぶって、キスしてたい」とかって急展開に愛に逃げこんじゃう、そんなジェットコースターのような歌です(笑)。剛にとって「キス」とは「わかり合い」みたいなんですけど(by『僕の靴音』)、そういう快楽を「口」に感じるってのは…やっぱりこのコはまだ口唇期なのかしら〜(爆)。 音はばりばりのロックで、ちょっとグレイプバインみたいでした。テヘ。そういえば初夏あたり聴いてたようですよね。曲終わりと同時に大量の火花がバーンと鳴ります。マジ熱(笑)!今回は爆発関係少なかったですねえ。ちょとサビシかったりして。いっつもハトみたいにビクビクしてたんですが。 |
■ アンタやっぱすごいわ光一さん。名作バラード。 続く光一ソロは『永遠の日々』。ビジョンにまたしてもさらさらと歌詞があらわれます。どうやらサビのところだけこんなふうに映してくれたようで、すぐに消えてしまうんですけど。そしてワタシはコレを読みながら「かーッ!や〜ら〜れ〜た〜!」と子供と遊ぶ休日のおとうさんのように(笑)倒れそうになりました。「繰り返す、永遠の日々。君がいる、そう、それだけでいい。」。…繰り返す、永遠の日々。うーわ、超キンキ。夢のような日常。夢である日常。君といる日常がかけがえのない永遠の日々だと言うことを、知らずにいられるほど、悲しいけど子供じゃない。ゴメンなさいワタシ、暴走(笑)。だってワタシがキンキに見てるものズバリなんですもん。やっぱ光一さんの歌詞ってドキっとします。曲も、なんてことないバラードなんですけど、すごく落ち着いて聴けるのはどうしてなんでしょうね。例えば去年とかは剛のバラードとき、ワタシの姉さん寝ちゃったりしてたんですけど(爆笑)、これは寝ないと思うんですよ。お客さんも聞き入ってました。衣装は黒とパープルのスーツ。ジャケットは裾長めですね。でももっとサワヤカなお召し物でもよかったな。 そしてですね、山形で最初見たとき、ここ何も演出なかったように思うんです。ただ光一さんがセンターに出てきて歌う、と。それが徐々にステージ脇にあるブランコに腰掛けて歌うようになったり、いろいろ演出がついてきます。またしてもワタシが倒れそうになったのは、光一さんの隣りのブランコにちっちゃいジュニアが腰掛けてんですけど、一人でいたその子が、光一さんの歌の進行と共にもう一人の子と出会い、二人で遊び始めるんですよ(T_T)。これぞ、永遠の日々(号泣)。ラストは後ろで二人で佇んで遠くを見つめて、幕。誰だよ〜こんな演出つけるの〜!オレと解釈まったく同じッス(T_T)。 |
■ やる気まんまんソング、ライブ初聴き。 光一さんがひっこむと、イントロと共に剛が出てきまして、ステージ右前方のに後ろ向きに立ち、『フラワー』を歌い始めます。え、えいごです(笑)。何故だ。アレンジも変わっておりまして、Mステでちょっとやったことのあるアレバージョンです。←説明になってねえ。オーケストラバージョンというか。原曲のスッチャカスッチャカしたのより広がりのある感じで好きですけどね。ただコードがキモチ悪いかな(^_^;)。剛が歌い終わると、一旦音が消え、手拍子だけになります。ここで光一さんも着替え終わって合流。「クラップヨーハェンズ!」とお声がかかります。光一さんに言われりゃ、やるしかありません。ワタシ達には選ぶ権利などないのです(笑)。するとその手拍子に合わせて改めて日本語の『フワラー』が始まります。この曲、すっかりお客もジュニアもキンキもイナホ振りが定着しましたねえ。しかしコンサで「♪こんなに、がんばってるぼくもいる〜」なんて歌われちゃうと、きゅんとしちゃいます。だって、ホントにスンゲー頑張ってるもんね。コンサで風邪ひいて、治してまたコンサ。で体調崩して治してまたコンサ。それに比べてオレは…。 で、ここで待ってましたー、の『KinKiのやる気まんまんソング』!コンサでやったらアホっぽくてかなり盛り上がるんじゃないかなー、と思って。「たよりにしてまっせ」とか、もうないからさ…(笑)。いやマジで。前方ステージにキンキもジュニアもずらーっと一列に並びまして、ラインダンスのように踊ります。そしてやっぱりハセジュンはキンキさんの間に(笑)。水がジャー!もすごいちゃんとやってましたヨ←当り前(笑)。親子席のお子さんもしっかと楽しませた後は、超アダルトにいきます。 |
■ なんでこんなに好きなんだろう。 「明」のイメージから、「暗」へ。照明も転換。衣装も黒とグレーの柔らかい素材の上下で、わざと縫い付けないハギレとハギレの間からちょこっと素肌がのぞく(>_<)、とっても この曲、私的には今回のコンサで一番好きだったりしました(次点『夏の王様』と『やめないで、PURE』)。普通はラストのイントロが聞こえると、「あ〜、コンサが終わっちゃう〜(T_T)」って思うんですけど、今回に関してはラス前の「雨メロ」ですごくそう感じましたね。 で、本編ラストは勿論、『もう君以外愛せない』。中央のリフトに背中合わせになり、ゆっくりと上昇しつつ、歌い始めます。そして1コーラス目終わるあたりに合わせてリフトは着地、左右花道に分かれてそれぞれアームリフトに載ります。そして2コーラス目へ。東か西のスタンドですとかなり間近(しかしはるか上方)に見えるこの位置、あの衣装からチラッチラッとのぞく素肌のラインがたまりまへん。←こんな曲の時にこんなことしか考えられないワタシをお許しくだせえ。あんなに少しの面積しか見えないのに、キュっとしてるんですねえ。二人ともですよ。山形2日目2部の時は、このリフトから小さな紙飛行機をバラバラ客席に撒いてたんですよね〜。でもこの時だけでした。なんでだろ(^_^;)。確かにちょっと唐突だったけど…。最後また静かな曲調になるのに合わせてアームリフトが着地、二人はセンターに戻ってきます。このときアームリフトの柵になってるとこのバーを上げて外に出るんですけど、二人ともバーを静かに戻さないことが多く、落ちてきたバーが「カツーンカツーン」と音をたてていたのがちょっと冷めました(^_^;)。音も静かになるところだから響き渡るんですよねえ。そこまで気を使って欲しいなあ。それにしても二人センターに戻ってきながら、「♪もう、君以外、愛せない〜」って歌うのは、見てる方が赤面でした。ぐふ。この曲って冗談でも向かい合って歌っちゃダメですね。 ちなみに仙台の1部では、2番の出だしを思いっきり間違えた光一さん(笑)。その後も結構ニガ笑いしてたんだけど、最後のご挨拶の時にも「大事なところでトチってしまいました」って謝ってました。剛さんなんかフォローしたれよ…。 |
■ アンコール。 アンコールに答えて『Rocketman』と『夏の王様』を。もう最初からWアンコールなんですねえ。ここで急に緑と黒と白のレザーっぽいジャケットを着込んできます(^_^;)。暑そー。もちろん後半では縫いじゃうんですけどね。ここでサインを投げたときもあったなあ。サインですか?ワタシの方には全然飛んで来ません(笑)。あ、でもこの後仙台ではワタシの隣りの隣りの人が光一さんのサイン取ってました。争奪戦に加わってるとキンキさんが見れないので入らなかったですけど(笑)。『Rocketman』では光一さんもうぴょんこぴょんこ跳ねてくれてウレシかったです。ワタシも負けじと跳びました(笑)。だって「キンキのファンはブイのファンと脚力が違う(弱い)」なんて言われ続けんの、シャクですもーん。でも剛は跳ばないッスね…。 ちなみに仙台では、ラストに更に『このまま手をつないで』が入りました。客電ついてもアンコールするべきかもしれないですね。超ウレシ。だって二人しか出てこないんですよ〜(>_<)。でも2番は歌わないのね。クヤシ。この曲は是非フルで聞きたいッス。 最後、演奏が切れた後に「ばいばいっ!」って言って去った剛がとってもかわいかったデス。でも通して思い出すと、剛はコンサの間中、後ろとか脇の隅っこの方とか、行く所が片寄ってたというか…席によっては全然来ねえ(^_^;)、なんてこともありましたねえ。それに対して光一さんは、どこにいても必ず近くまで来てくれんのね。お手振りとかそんなにしないですけど。なんかそういうところ流石だなあと思います。二人とも体調がよくて良かった〜。 以 上 |
決定版 / MC篇