温泉名 | いわちおんせん 岩地温泉 |
施設名 | だじゅーるいわちろてんぶろ ダジュール岩地露天風呂 |
所在地 | しずおかけんかもぐんまつざきちょういわち 静岡県賀茂郡松崎町岩地 |
場所概略 | 東名高速道路の沼津ICより国道136号を南下する。岩地温泉バス停に左に入る道があるので、左折する。左折して180度カーブを曲がり、そのまま国道136号線の下をくぐり、海の方へ行く。突き当たりのT字路のすぐそば。 |
駐車場 | T字路を左へ行き、そのまままっすぐ行くと、トンネルの手前に岩地海水浴場の駐車場がある。ここを利用することができる。無料。または、付近の駐車場を利用する。こちらは夏期のみ\1,000。 |
営業時間 | 24時間 5月上旬から9月下旬まで |
料金 | \0 |
風呂数 | 混浴露天風呂1 |
脱衣所 | なし |
泉質 | ナトリウム−塩化物泉 |
湯色 | 無色透明 |
問合せ先 | 0558-42-0745(松崎町観光協会) |
入湯日 | 2001/9/2 |
感想 | 5月上旬から9月下旬しか開設していない夏季限定の温泉施設。岩地海水浴場の砂浜の上に船が置かれて、その船を浴槽にしてお湯が引かれている。船首の方からお湯が出ていて、船首の方はちょっと熱い。船尾の方はちょうどいい。西伊豆の穏やかな波ときれいな海や浜辺を見ながら入ることができ、景色はすばらしい。海水浴のあとに入ると気分は最高。脱衣所も何もないため、水着で入る方が無難。 |
評価 | 5 |
岩地温泉は西伊豆にあります。
岩地温泉に行くには、東名高速道路の沼津ICより国道136号線をひたすら西伊豆方面へと向かいます。西伊豆の海岸沿いを走っていると、岩地という看板が現れてます。そしてすぐに、岩地温泉バス停というバス停があります。その先に左へ入る道があるので入ってください。入るとすぐにUターンのような道になります。国道136号線の下をくぐり、海岸方面へ行くと岩地温泉街に着くことができます。ダジュール岩地露天風呂はその道のつきあたりのT字路交差点付近にあります。車からだと堤防が邪魔になって海を見ることはできません。しかし、ダジュール岩地露天風呂の国旗は見ることができるので、すぐにわかると思います。
岩地温泉 ダジュール岩地露天風呂は、船をそのまま浴槽にした珍しい露天風呂です。しかも5月上旬から9月下旬しか開設していない期間限定の露天風呂です。
実は、私は2001年8月9日にこのダジュール岩地露天風呂に行ったことがあります。そのときは午後5時を過ぎたころに到着しました。しかし午後5時から清掃の時間だったので、浴槽にはお湯はありませんでした。入ることができず、悔しい思いをしました。(T_T)
今回はその失敗を繰り返さないように、お昼ごろに来ました。ちゃんとダジュール岩地露天風呂にはお湯が満たされていました。さらに、お風呂に入っている人たちもいました。よし、今回は大丈夫だ! 私は心の中でそう思いました。でもその前に、せっかく海水浴場が目の前にあるのだから、海水浴を楽しんでから入ろうということになりました。
岩地海水浴場はこじんまりとした海水浴場でした。海水浴シーズンも過ぎた、海水浴客が減ってきた時期を狙って行きました。予想は的中しました。海水浴客はそんなにいませんでした。しかも、海は穏やかでした。地元の人の話によると、西伊豆は海が穏やかな日が多くて、東伊豆は海がよく荒れるみたいです。これは風が東から吹いてくる日のほうが多いからだそうです。岩地海水浴場はそういう点では絶好の場所にあるといえます。
私たちは海で泳いだり、海水浴を楽んだりしました。さあ、いよいよダジュール岩地露天風呂に入る時間がやってきました。ダジュール岩地温泉の浴槽は、帆船そのものという感じでした。使用されなくなった帆船を使っているのでしょうか。帆はないのですが、その代わりにいろいろな国の国旗が掲げてありました。浴槽に入る階段の前には体に着いた砂を落とすための場所もありました。皆さんもちゃんと砂を落として入りましょう。
浴槽は船の中で3つに仕切られていました。お湯は船首の方から流れていました。船尾にはお湯を流すための穴が開いていました。いわゆる掛け流しです。船首側の浴槽はお湯が流れてくる場所だけあって、とても熱かったです。真ん中の浴槽はちょっと熱めのお湯で、船尾側の浴槽はちょうどいい感じでした。お湯はしょっぱくて、塩化物泉だとすぐにわかりました。気分によって浴槽を簡単に移動できるということが便利だなあと思いました。
海水浴のあとに暖を取ることができる格好の温泉だと思います。また目の前が海なので、景色もよくのんびり過ごせる場所だと思いました。とてもよかったです。
西伊豆には、石部温泉や雲見温泉などの無料の露天風呂があります。そして、岩地温泉 ダジュール岩地露天風呂も無料の露天風呂です。
このような無料の温泉施設がいつまでもあって欲しい、と思いました。