温泉名 | いけだらじうむおんせん 池田ラジウム温泉 |
施設名 | ほうせんかく 放泉閣 |
所在地 | しまねけんおおだしさんべちょういけだ 島根県大田市三瓶町池田2660-2 |
場所概略 | 山陰自動車道の江津ICより国道9号線を北東に行く。国道375号線を南下し、物部神社を左折する。そのまま県道288号線を東へ向かい、県道30号線を三瓶山方面へ向かう。少しすると右側に池田トンネルというのがあり、そのトンネルをくぐったさきにある。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。10台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
料金 | \500 |
風呂数 | ? |
脱衣所 | ? |
泉質 | 含放射能−ナトリウム−塩化物泉 |
湯色 | 無色透明 |
問合せ先 | 08548-3-2833 |
入湯日 | 2004/1/1に入浴できず |
感想 | 飲用した。炭酸ソーダと塩味が効いていてよかった。入りたかった。 |
評価 | ? |
池田ラジウム温泉 放泉閣は、私が「一人旅 −四国へ−」編で31番目に行った温泉です。そして、27番目に入ろうとしたのですが、入れなかった温泉です。
池田ラジウム温泉は三瓶山の西にあります。
池田ラジウム温泉に行くには、山陰道の江津ICより国道9号線を北東へ向かいます。約40km行くと大田市の市街地に着くことができます。大田市街地に着いたら、県道30号線(三瓶山公園線)に入ります。県道30号線をまっすぐ行くと池田トンネルというトンネルがあります。そのトンネルを抜けてください。すると、池田ラジウム温泉 放泉閣に着くことができます。
池田ラジウム温泉は普通の一軒家のような建物でした。
扉には赤い文字で「本日休業」の文字が! そんな殺生なぁ。(T_T)
仕方がないので、そばにある飲泉所から湧き出る温泉を飲むことにしました。
飲泉所には温泉成分分析表の看板がありました。源泉名は「池田ラヂウム鉱泉八号泉」。泉質名は旧泉質名として「含土類食塩泉放射能泉」と書いてありました。泉温は16度C。冷たいですね。驚きなのは、ラドン含有量です。その数値がなんと、6,640マッヘ(=88,312Bq)と書いてありました。
その看板の右のほうには「沿革」と書いてあり、池田ラジウム温泉の歴史について書いてありました。
それによると、池田ラジウム温泉の源泉は、東京衛生試験所長の薬学博士 石津利作氏からラドン含有量世界一位と発表され、また、東京工大の岩崎岩次博士によってもラドン含有量世界一位であることが証明されたそうです。
私は増富ラジウム温泉 不老閣で、増富温泉がラドン含有量世界一なのでは?と書いていました。しかし、どうやら池田ラジウム温泉のほうが世界一のようですね。追記にも書いてあるとおり、増富ラジウム温泉の源泉は今では枯渇しています。ということは、現存するラドン含有量の世界一はやはり池田ラジウム温泉ということになります。
お湯が流れているところは橙色になっていました。鉄分が多いことがわかりました。
飲泉所から出てくる源泉を飲んでみると、味はしょっぱかったです。それに炭酸の味がありました。また、鉄の味もしました。
世界一のラドン含有量がある源泉の温泉を飲むことができてよかったです。入浴することができたのであれば、最高だったんですけどね。(*_*)
今度行ったときはちゃんと入るぞ!