湯の山温泉は広島市街地の北西にあります。
湯の山温泉に行くには、中国自動車道の戸河内ICより国道186号線を南西に行きます。その後県道41号線を南下します。すると湯来温泉に着くことができますが、通過して国道488号線との交差点を左折します。国道488号線、そして国道433号線を約8km行くと湯の山温泉に着くことができます。
湯の山温泉館へ行くには少し歩く必要があるので、町営駐車場に駐車してください。駐車場からは案内板が出ているので迷うことはありません。ただ、上り坂を行くことになります。さらに最後には上り階段があるので、ちょっと疲れるかもしれません（左写真）。階段を上って鳥居をくぐると湯の山温泉館に着くことができます。
湯の山温泉 湯の山温泉館は2005年4月24日までは佐伯郡湯来町にありましたが、現在は広島市佐伯区にあります。広島市、そして佐伯郡湯来町は2004年4月25日より、合併して広島市になりました。湯の山温泉は約1,200年もの歴史があるという非常に歴史のある温泉です。その温泉地の共同浴場として建っているのが湯の山温泉館です。
建物は素朴な感じでした。建物の感じがいかにも共同浴場！といったところでしょうか。
料金は300円。安いです。いいですね。
浴場の中に入ると男女別の内風呂が1つありました。そんなに大きくはありませんでした。
泉質は単純弱放射能泉。近くにある湯来温泉と同じような感じで、あまり特徴はありませんでした。
それよりも私が行きたかったのは、露天風呂の打たせ湯です。この打たせ湯は湯の山温泉館の名物といわれているそうです。
外に出てみるとお目当ての打たせ湯がありました。3本の打たせ場所がありました。打たせ湯が出ている場所は天然の岩壁でした。
さっそく浴びてみると冷たい！ お湯じゃない！ 源泉がそのまま流れているような感じでした。実際に源泉の温度を見てみると、23.5度Cとのことでした。どうりで冷たいはずです！ しかも落差が約4mあるとのことです。
私が行った季節が冬ということもあって、そんなに長くいられませんでした。そそくさと名物の打たせ湯をあとにしました。
打たせ湯は冬にはちょっと冷たすぎです。冬じゃなくて夏に行きたい場所ですね。